ONE PIECE FILM REDのレビュー・感想・評価
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ダメだった
自分の中ではワンピ映画の中でかなり下位に入る作品。
まず最初のウタageで置いてけぼりにされた。
そこから怒涛のウタ(ado)のライブ。
歌姫ってことだしadoも起用してるし、それを理解して観に行ったんだから、3曲目くらいまでは耐えられた。
え、7曲? ワンピースの映画で7曲も歌ってるの!?
4曲目からはもう食傷気味だし、いちいち歌うからテンポ悪くなってるし、尺とるからストーリーも薄っぺらいし…。ウタ、かなり悲惨な過去だと思うんだけど、全然頭に入ってこなかった。あと単純に声優とadoの声が合ってない。ワンピースと歌が合ってない。
前半はずーっとウタのライブで1時間くらい麦わらの一味は戦わないし、やっと始まった戦闘シーンもごちゃごちゃで何やってるのか分からん。シャンクスがまともに戦うとこが見られたことだけがよかったかな…。
あと地味にキツいのが、映画に出るたびに株を落としてる黄猿。ちょこっと技出して、牽制されて、なす術もなく撤退。ただの舞台装置になってる。
正直言って、ワンピースでやらなくてもよかったんじゃない? って感じ。ヒロアカとかでもできそう。
ワンピースの映画を観に行ったのにな。
大迫力の歌と映像とバトルシーン!!
ウタちゃんの歌もライブも最高だった!!
入り始めの『新時代』から鳥肌が立った!!
映像が凄く綺麗で可愛くて素晴らしかった!!
バトルシーンがめちゃカッコいい!!
ウソップとヤソップの共闘ー!!
ウソップの「親父!?」で涙が溢れ出た。゚(゚´ω`゚)゚。
実際にではないけど2人が再会したみたいですごく嬉しかった!!
赤髪海賊団と麦わら海賊団、ロー、バルトロメオ、ビックマム海賊団、海軍、CP0の共闘すっっごくよかった✨✨✨
シャンクスとウタ、ヤソップとウソップの親子愛に泣かされました.°(ಗдಗ。)°.
ただ、個人的に前作を越えなかった理由がいくつか。
・勘違いとはいえウタちゃんが世間知らずの自己中独りよがりワガママ姫に育ってしまっていて完全には好きになれないキャラだった。
・オチが哀しくて切なすぎる…
・観客全員が「海賊は悪!!」って考えの人たちで敵みたいになっててルフィ達が誤解されてるのが悔しいというか心苦しかった。
どこで生きるか。
現実は苦しいし、つらい。でも、ぼくたちが生きるのは現実。
自分自身、気がついたらスマホ触っていて、動画だのSNSの世界に没入している。そんな世界に永遠といられるなら、それは幸せなのだろうか。
UTAのように、その世界に没頭させてくれるコンテンツっていっぱいあるけど、幸せにしてくれるわけではない。気休めにはなってくれるけど。
と、なんとなく、今の世の中と照らし合わせて映画を見ていた。現実世界と理想の世界。ずっと理想の中にはいられない。理想というか、気楽というか。楽しいだけな世界が平和とも平等とも自由とも限らない。
よくいうけど、つらいこと、しんどいこと、くるしいことがあってこそ、人は人たり得るのだろう。延々とYouTube見てるときって、自分が生きている実感ないし。
そんな映画ではないのかもしれないが、今の時代ならではの、映画のような気もした。
ただ、Adoって人の歌はほぼはじめて聴いたけど、すごいな。声。歌多かったな。そんなに要る?って思ったけど、本当に歌はすごかった。
今更、あの時、フーシャ村にウタいましたってのは、まぁしょうがないとして、シャンクス、さすがにかわいそうじゃない?置いていくのは。そのあたりの違和感は否めない。
でも、かっこよかった。赤髪海賊団。熱くなるものはあった。
到底、漫画では表現しきれないことを、映画でしかできない表現をしていた点について、さすがとしか言いようがない。現実なのか、非現実なのか、よく分からない世の中を生きるぼくらのための映画。
今までに無いワンピースの映画
漫画、ジャンプ、アニメなどは人並みに観ていたので
普通に面白かったです。
ワンピースをちょろっと知ってる人や
久しぶりに見たような方には、微妙と思われるのかな?
それかめちゃコアなファンとか?
個人的には好きですが、
多分賛否両論ありそうな感じですね。。。
個人的に特に後半、シャンクスが来てからは
怒涛の戦闘シーンもカッコいいし
ルフィとシャンクスが共闘ぽくなってる場面や
ウソップが父親と重なってるシーンは胸熱でした。
うるっとなる場面もあって良かったです。
LIVE感もあったので映画館で
いい音質で見るべきですね!!
ベポ、ブルーノ、サニー可愛過ぎました。
Z観た時にも思った、とある一人を中心に描かれる物語
レビューなんか長いことさぼってたから何書けば良いかわからないけど、音楽良いのは映画館で観るうえでとっても大切、そこをワンピース映画史上最大のクオリティでワンピースの原作と紐付けて表現しました!みたいな、そこに面白さを感じた。
映画色々と観て、ちょっと飽きてきて古い映画に興味が向いてたワタシとしては、とっても満足のいく映画でした。
ウソップとヤソップが見聞色で意思疎通ところとか、麦わらの一味と赤髪海賊団が同じ部位を攻撃するところとか、このあたりは原作では絶対やらないだろうななんて思ったら激アツで、原作好きとしては原作にない物語を見せてくれたとこも楽しめた要因となりました。
詰め込みすぎ?
キャラが多いね
スタンピードは最悪の世代とサボやらでお祭り感で良かったけど
今回は微妙やなぁブリュレなんてカタクリ参戦させる為だけやろうに
カタクリ自体出番少ないけども…
回想も中途半端に入るし挿入歌も多いし話が入ってこない
しれっとギア5なってるしなぁ
ライブの演出はマクロスって凄いんやなって感じられたね
夢の世界というならウタが創り出した赤髪海賊団とか出してそれぞれ戦わして欲しかったなぁ
どうせならメインキャラが一緒にライブで踊るとかそういうのが見たかった
人間味と狂気、怖い映画 蛇足はあるけど、完成度は高い
ウタという自己犠牲のキャラクターとネズキノコ?っていう狂気のキノコが主軸の映画なんだけど、
結論を言うと
1.ワンピース映画としては微妙、映画としては完成度は高い
2.ウタの人間味あるキャラクター、
人々の期待、大人になって知った真実、キノコによる狂気、諸々含めて「怖い」と感じた
3.歌の描写はシーンの性質を演出しててよかったが、蛇足があるのと振り付けや演出が多いため、映画を観てると言うより殆どMVを見てた
4.最後のルフィの表情やシャンクス達が死んだウタを囲ってるシーンはいい描写
5.ビックマム海賊団必要だった?
サニーの謎やトットムジカの存在は映画ではなく、ワンピース関連のことかと思うので飛ばす
もちろん、色んな人の感想で
「歌が多すぎる」
「ado映画」とあったが、
オープニングで世界中のみんなが熱狂してる様は理解できるが
オープニングの2番になっても振り付けだったり、中身の薄い映像しか流れておらず、間延びしてた
ただ、シーンごとの性質を綺麗に表せてた
流石に多すぎて、ストーリーが収まるのが大変そうだったけど、
でも1番の見どころは
大量殺戮を救いと言ってるウタ
・現実世界でネズキノコを食べながら人々を操り、海軍と戦わせる
(そのときの歌は、狂気を演出してて、私は好き)
・シャンクスが島を襲ってないという真実を知った際、人々の期待と海賊嫌いの民衆によって止まることができなくなる
・観客が帰ろうとした時の言動、行動
宗教じみた怖さ
狂気さ
自己犠牲の精神
誰よりもみんなを想いながら殺していく様
自分好みの映画でした
U ! T ! A !
ウタ好きです。最高です。
初めはウタ(Ado)のライブ。普通にいいけど感想はそれ以上も以下もない感じ。
話は進んでいくうちに色々わかってく感じ良き。段々と熱が上がっていきラストバトルは熱い!!
謎展開も多い気がしないでもないけど、2つのバトルを行き来する感じが熱い!!!
あとは、シャンクス、、、カッコよすぎかよ!
今回の事件?に関しては、誰も悪くないが故に凄いそこが、、なんだかなぁって、、モヤモヤ、、。
終わり方もウタの能力的にもこーゆー終わり方が予想出来たけど、、、最後はみせてないけど、、大丈夫な気もするけど、、うわぁぁぁぁって感じ。もう、、、。
あと、最後のエンディング?エンドロール?の映像。
神かよ、、、俺の今までのワンピースを思い出して、そこだけで泣けてくる、、、。
ウタは、全世界に・どの時代にも続いていく、、、
心に刻まれて、、、的な? 最高かよ。
Adoとシャンクスに引っ張られてる感あるけど、俺は好きです。もう一回は行きます。
全く "RED" 感無し、adoの為のウタ映画
タイトルに"RED"を使ったり、公開前の映像からシャンクスを使っていただけに、最終章に関わる重要な話やもっとシャンクスたちの戦闘などが見れるとかなり期待して見に行きました。
が、全くの期待はずれでした。。
他の方も記載してますが、ado の歌をひたすら聞かされる映画でした。
ウタというぽっと出のオリジナルキャラが、ルフィの幼なじみ、シャンクスの娘とか無理矢理ねじ込んだような設定、さらにキツいのが、ウタのキャラボイスは、高くて綺麗で華やかな声なのに、歌唱時は、adoの低く太い声となり、全然合ってない、違和感ありまくりで、感情移入できませんでした。
特にウタの幼少期に歌うシーンとか、adoの低い声のママなので、ショックを通り越して失笑してました。
そんなに adoを出したかったなら、ウタのキャラボイスもadoがやり、キャラデザも落ち着いた感じにするべきだったと思いました。
これが、映画ではなく、夏休みのアニメスペシャルなど adoとのコラボ作品として原作とは別に、歌姫参加みたいな設定であれば、普通にadoの歌って素敵だなでよかったと思います!
が、タイトルに"RED"を使い、シャンクスを意味深に出して、最終章を前に、ワンピースの映画として公開されたことで、シャンクスが好きなワンピースファンの期待を大きく裏切る感じになってしまったと思います。
正直、リピートはしないし、他の方にお薦めもしないです。
これまでのワンピースの映画で最下位でした。
次の作品があるのなら、金や訳分からんコラボ的なものでなく、しっかりファンを感動、興奮、緊張させるような作品を作ってもらいたいです。
adoのミュージックビデオ
ワンピースREDと聞いて
シャンクスの何かに期待または
赤髪海賊団の何かに期待は裏切られます
adoの歌がクドイとにかく「またか」な印象
公開初日でありながら途中退席も数人
自分も迷ったくらい
後半盛り返すようなヤソップとウソップのよくわからないが見聞色での連携(それだけみたいな物足りなさ)
使い方間違えてるようなギア5thの使い方
シャンクスの能力見せないけど剣の一振りと覇気はダンチだぜ〜アピール
とにかく面白くないし泣けるとの意見も理解出来ない
金払うほどではない
シャンクスや赤髪海賊団の何かわかるのかとタイトルのREDに釣られた間抜けです
adoが嫌いになったくらい
ファンだけど、無条件★5は付けられない。
長くなります( . .)"
まとめ↓
ストーリーは酷いです。
Adoさんのキャリアに「ワンピースの主題歌と劇中歌歌いました。」って書けるだけ。アーティストのマーケティングにワンピース利用された作品です。
特にストーリーが良くなかったです。
序盤で海賊に家族を奪われた!街を燃やされた!と問題提起していますが、それらの解決や解決方法の提案はゼロです。
独りよがりに動いたウタが世界半壊させかけて、止められて、死んだ、海賊に対する解釈はなにも示さず。と言った状態です。歌に振りすぎた?
加えて、ルフィのいつもの「おれは○○がしてえんだ!」ってのがなかった気がします。
シキをぶっ飛ばしてえ、バレットを倒してえ、エネルぶっ飛ばしてえ、ワニぶっ飛ばしてえ!カイドウぶっ倒す!
やっぱこれ大事だと思います。これがなかったから、ルフィ途中までめちゃくちゃでした。
☆☆
☆☆
☆☆ここから下は別に読まなくていいです。
今作はワンピースにとってめちゃくちゃ大事な映画だったと思います。25周年、本誌は最終章、シャンクス登場などなど。
前提の意見として、
例えば、君の名は。ではRADWIMPS、鬼滅の刃ではLiSAなど、
アニメ映画と主題歌、劇中歌はもう切り離せない、それどころか売上を左右するものになっていると言っても過言ではないと思っています。
それが今作では露骨に出てきました。
個人的な願望ですが、こういうのは今回だけにして欲しいです。
まとめられる自信が無いので、箇条書きにします。
○いいと思ったところ
- ウタウタの実の能力が面白い。
- 赤髪海賊団登場が激アツ。
- シャンクスの戦い
- 敵を古代の悪魔ってのもありだと思った。
→ウタウタの実がやりすぎじゃね?ってくらい強かったです。でも、歌は世界を救うとか、歌(音楽)で1つになるって、よく言われるように、それだけの力があることも納得できたし、
洗脳能力や、ファンたちの信者みたいな発言、民衆を味方に付けるって意味で見ても、かなり面白かった。
→みんなが待ちに待ったシャンクス!その仲間!そんでシャンクスのバトル!キタキタキタキタ!!!が観てるみんな溢れてる感ありました。あれウタの歌何だったん?みたいなレベル。黄猿瞬殺できよね?!大将二人が諦めて帰るレベル。
みんな観てくれ!!!
→尾田っち本人が、もう"伝説の男"は飽きたって言ってたように、今回はでかい悪魔がラスボスでした。確かに、金獅子のシキ、黒腕のゼファー、ダグラスバレットと、伝説多いですね〜。それも好きなんですが…
前作のスタンピードで、でかい敵を色んなキャラで倒すってのがかなりハマったので、今回もその戦術なんだと思います。個人的に、次は伝説の男でもいいかな〜。なんだかんだ1番テンション上がるし。
✕微妙だと思ったところ(許して(´TωT`))
- そもそもAdoさん採用したところ。
- ワンピースにミュージカル合わない。
- 戦闘で何が起きてるか分からない。
- どっから来たの?!が多い。
→ワンピースも25周年。読者の年齢も上がります。Adoさんの起用は10代を引き込むのにうってつけだと思います。
ただ…、なんかテンポ悪いんですよね。こんなに歌うん…ってくらい歌ってて、いやいやルフィ出してよ!ナミ出してよ!ゾロ出してよ!ってなりました。
前半の1時間くらい全然麦わらの一味戦わんやん…って観ながら思ってました。
→前述したのですが、テンポ悪かったです。好みの問題なのですが、私個人ミュージカル映画苦手なので、そのせいだと思うけど…。
→戦闘がもうよく分からん。私の動体視力の問題ではないと思いたいです。作画が素晴らしいのは間違いないのですが、もう何してるのは訳分からんでした。合体技はかっこよかった。
→どデカい敵を色んなキャラで倒す。これを叶えるためには色んなところから集まる必要があるので、仕方ないですが、そんなに早く来れるんだ…って思いました。これは物語の都合なのでしゃーなしですね✌️
追伸
カリファの白スーツ最高でした。
2回見て、ルフィちゃんとニカなってましたね。まゆげは変わってるな。って分かったんですけど、引きで見た時、ちゃんとニカでした。
12年前の時点でシャンクス10億4000万ベリー
歌の映画
ONE PIECE好きです。
Adoのための映画だなぁ、という印象。
歌とバトルを絡めるならこうなるよな、というシナリオ。
ライブシーンはとても好きでした。
結局、ルフィ達はあの人気ライブにどうやって参加出来たんでしょう?
あとヤソップとウソップ、見聞色で再会しちゃっていいの!?本編で感動の再会してくれんか!?
40億巻は(今後にあまり関係なさそうなところで言うと)ベン・ベックマンについての一言メモに一番驚いた。
ONE PIECEらしさはあまりないなぁと思いましたが、共闘は良かったと思います。
世の中の理不尽さや生き辛さに抗う作品
劇場版にしてはドキドキが弱めかな?
と思っていたら中盤から怒涛の展開で
スクリーンから一瞬も目が離せませんでした。
みんなから愛される存在が真逆の存在に変わる。
平和と秩序の為に犠牲を厭わない権力。
本来なら忌み嫌われる存在が体現する正義。
作品への愛が強過ぎるあまりレビューで
自分の世界を守る為に徹底的に否定するファン。
あらゆる矛盾と混沌の中で正しさや優しさは
自分を守る為の矛か他人を守る為の盾か?
「この世界に平和や平等なんてものは存在しない」
そう言いながら、愛する存在を守る為に
自分をいくらでも犠牲に出来る強さに
胸が熱くなりました。
そして感情や状況の変化を雄弁に表現し
その場面への没入感を高める
Adoの力強い歌唱は素晴らしかったです。
戦闘シーンがちょっと……
ウタがウタウタの実の能力者で、
夢(ウタの世界)の中と現実世界とで別れるのは
良いんだけど、キャラがみんな唐突に出てくるなぁ
と感じました
あと、戦闘シーンが誰が何をやっているのかが
全然わからなかったのが個人的に1番のマイナスです
コレだと未だシャンクスの必殺技は
失せろとかになりそうだ
舞台挨拶で平田(サンジ)さんが
サンジはレディーを救うって仰っていたので、
ウタを救って欲しかったなぁ〜
異色作。評価が分かれる作品。
非常に評価が分かれる作品だと思いました。
私は、物凄くワンピースが好きというわけではなくて、毎週アニメを見ている程度。
今までの劇場版も、テレビ&時々映画館で見てきました。
物凄く強い思い入れがあるわけではありません。
好きなキャラクターがシャンクスであり、今回ウタの歌唱を担当しているAdoさんが元々とても好きなため、個人的に凄く楽しめたので⭐︎4.5評価にしています。
正直PVを見た段階では、ウタが何かしら事件に巻き込まれる系かな?と思っていたんですが、蓋を開けてみればウタが今回のいわゆる「敵」となるポジションで、「マジか…」と。
彼女とシャンクスの繋がりや過去の話しは、劇場版ならでは…という感じはありますが(笑)、あのラストは非常に切なかった。
でも彼女の歌は残り続けて、人々の癒しになっている。
あのエンドロールは、個人的に最高でしたし、これから原作が最終章へ向かうということなので、それに向けてのメッセージ的なものも含まれていたのかなと思います。
あの島で、外との繋がりを見つけてしまわなければ、彼女はどうなっていたかな…と、それも考えました。
今で言うSNS的な媒体をあそこで発見しなければ、もしかしたら彼女はあの結末にはなっていないかもしれない。
でも、外と繋がる事で歌を残せたし、喜びを見出せた。
ウタにとってあれが幸せであったなら、それで良かったのかなと思います。
とても現代的な劇場版になったのでは、というのが個人的な感想。
今までのワンピース劇場版と比べると、やはり異色作だろうなと思うので、レビュー評価は分かれそうな作品だと思います。
序盤のウタのライブシーンが、Adoさん好きな私でも「ちょっと長い」と感じたので、そこは−0.5で(笑)
でも、ウタ役の名塚さんのお芝居も凄く良かったし、Adoさんの歌唱は素晴らしかった!
あとは、やっぱりシャンクスがカッコ良すぎて!
ラストあたりの活躍までそんなに出てくるわけではないですが、あの存在感と強さはたまりません。
シャンクスの腕に抱かれたいし、彼の覇気なら浴びたい!!(笑)
今回試写会で拝見したので、もう1回、映画館の大画面と良い音響で見に行こうと思ってます( ´ ▽ ` )!
着眼点が面白い!
今作を見て感じたことは、問題とするテーマの着眼点が素晴らしい。普通の暮らしをする人たちからの海賊への目線です。ここまでの原作のワンピースでは、アーロンパークやドレスローザのように、海賊に虐げられている市民たちは描かれてきたが、あくまでも一部。ルフィたちの様ないい海賊もいれば、悪い海賊がいるのも事実であり、大半が後者である中、今までの市民たちは基本的に、海賊であるルフィ達にそこまでの嫌悪感を抱いて来なかった。それは、ルフィ達の人柄の良さもあるでしょうが、彼らを全く知らない遠い人たちからすれば、人まとまりに「海賊は悪である」が偏見を持っていてもおかしくない。そんな、シーンをしっかりと描けていたのはすごく新鮮な感じました。
作品自体の評価としては、「面白かったけど、、、」くらいの感じです。それは、キャラ数が多すぎて、まとまってない感があったから。ファンからすると、たくさんのキャラが出てくれると嬉しいが、映画としてはキャラ一人一人にかけられる時間が減り、厚みが出ていない様に感じました。
まあでも、最後の赤髪海賊団と麦わらの一味での共闘は熱く盛り上がらざるをへなかったです。アニメよりも先に、お披露目もありましたね。そこまでワンピースガチ勢じゃない自分からすると、たくさん仕込まれた小ネタに気付くことはできなかったので、少し損した感はありますが、夏のファミリー映画としては見やすく、素晴らしい出来だと思います!
巨大化もうええて
ウタの歌唱中、観客を飽きさせないという努力は伝わったが、やはり退屈だった。音楽はいいけど音楽のせいで物語や戦闘中の雰囲気がぶち壊されている気がした。
近年のワンピース映画は巨大化した敵が登場する事がテンプレ化している。一個人としてはfilm Z のような拳vs拳みたいな戦いが見たかった。あと公開前から思っていたけど、色んなキャラ出し過ぎ。大将2人とか出てくると小物感が否めない。個人的にルフィとコビーをあんなにアッサリ会わせて良いのかと疑問に思う。
「これは、adoを巡る物語」
ado物語
◆総評(5点満点)
・ワンピース映画として3
・映画として2.8
・家で見たら2.6
・低学年向けのエンタメなら5点
・原作初期から好きなら2.3
・アニメ押しなら3.3
・配布本欲しい勢5、製本よし
・ado好き4
最前席は足が伸ばせるし、周りの動きが気にならなくてわりと良かった。
以下各観点から
◆CG
背景やモブ、ダンス場面、ボスキャラで利用。効率化用途としてはいい感じかもしれませんが、モーキャプがヌルヌルしすぎてやはり違和感を感じざるを得ない。背景、エフェクトは自然で綺麗でした。デザイナーさんお疲れ様でした。
◆ストーリーについて
オマツリ男爵と秘密の島の大衆向けバージョン。可愛くて、わかりやすい展開、マイルドになっているので見やすくはなっているが、退屈に感じる中高生は多そう。個人的にはオマツリ男爵と秘密の島のほうが好き。サマーウォーズ式の世界線設定なのでわかりにくい部分もあるかもしれない。
ウソップとヤソップのシンクロ、ここで!!と思ったが、個人的にはウソップとヤソップ好きだったので嬉しかった。やっぱり一番人間味のあるウソップが好き。ラッキー・ルウも久しぶりって感じだが、能力は依然謎。
◆キャラ多すぎ
このキャラ多すぎお祭り状態で喜んでる原作好きは少なそうだが、ワンピースファンと子供は好きかもしれない。エンタメ全振りなのでそうした目的なら成功しているといえる。ただ、ワンピースはアラバスタ編まで面白かった厨からするとまたこれかという感じは否めない。登場人物多すぎ、無駄なギャグ、ルフィ海賊団のいつものノリ、ルフィあとは任せた!のいつもの流れ。
そこには感情移入できる人物たちはいないのである。
すべて上辺を通り過ぎるセリフたち。いつものセリフ。クソお世話になった場面も、大剣豪になるからと涙を流す場面も、嘘を本当に変えて見せるという心揺さぶられた記憶が遠く感じられる。もっと余白がワンピースには必要に感じる。余白すらモブで埋め尽くされている。
ただ、本作のメインはウタなのであえて、感情移入先をあえてフォーカスさせているとは思うが、ワノ国編と合わせてここも、ルフィ海賊団はただのモブでしかないのかという気持ちにはなった。
◆ウタについて
キャラデザの完成度は高い。ただ、ado!という感じは否めない。それはもう歌を聞きすぎてしまっているからである。多くの方がYou Tubeで音楽を聞けば否が応でも流れてくる。Spotifyでもラジオでも。耳にタコ過ぎて、ああ、聞いたことがこの場面で使われるのかという感じ。
これは予想できたので、自身としては途中で新曲をYou Tubeで聞かないようにした。そして見たらその場面の歌は楽しめた気がする。バトルミュージックは割と好きだった。
個人としては、adoにボイチェンする必要があったのかが微妙である。名塚氏が歌ったほうが統一感があったように感じる。話題性としてのadoだったのかも知れないが、SNSや口コミ等を見てしまうと、少し可愛そうな起用のようにも感じた。
◆ウタの設定について
正直微妙だった。シャンクスの娘(仮)も予想できた。実は赤髪海賊団、最強に悪いヤツ説あるのか!!これ!という場面のときは鳥肌がたったが、そうもならなかったのですごく安定的で無難で残念だった。もし最悪の極悪海賊団だったとしたら、尾田っち、まじおもろいやんってなってたと思う。
これシャンクス出す必要あったのか。個人的にはシャンクス、ルフィに会いに来すぎ。東映としては人気キャラは出したいのかもしれないが、設定がもう崩壊してるので微妙に感じた。
◆悪役としてのキャラ
個人的にはZやテゾーロなどの過去ほどには共感が乏しかった。ヒーローになりたかったZ、最愛の人をお金があれば救えたテゾーロ。どちらもウタほど過去は作中に出てこなかった。しかし時間にして5分で多くの人の心をつかんだと思う。
本作のウタはどう考えても、インパクトが薄い。それはウタの真実が結局わからないままだったからだろう。捨てられた理由、本当の親、そこまで映す必要があっただろう。
◆ミュージック映画について
最近の映画は何を思ったか歌に力を入れ始めている。ビジネス的には広がりを生みやすいのだろうと思うし、観客も今までの「少年」が見るものからすべての人が見るものと変化しているので、そうした万人向けの映画が興行収益にとっては大事なのかもしれない。
ただ個人的にはそれはすこし違うかなとも思っている。
ことの発端は新海誠やSINGからかもしれないが、ワンピースにはすこしあってないかもしれない。映画を見て、俺が見たいのは歌じゃない、バトルなんだ!猛烈なバトルを見せてくれ、絶望的な敵と戦ってくれ、それだけだった。ワンピースの設定上パワーがもうインフレを起こしてしまっているのですべてが無難に見えてしまった気もする。
もっとすごい敵という方向ではなくて、もっと斜め上のハンターハンターやブリーチのようなパワーコントロールができればよかったのかもしれない。ただ、ワンピースは一発でわかりやすい能力者バトルなので難しいといえば難しいのもわかる。
またこの「歌」を求めているんじゃないという層も多いだろう。ウィーアーやBelieveという背景歌を聞きながら、最強のバトル演出を見たいのだと思う。しかし、そんな懐古厨の声すら上層部にとっては物足りなく、虚しく感じてしまうのだろうか。
◆尾田氏監修、ワンピース映画について
これまでワンピース映画だけはすべてみてきて、義務ワンピースと化してる面は否めない。
正直、東映アニメーションと尾田氏監修に期待をしなくなっている自分がいる。というのも大人になりすぎてしまったからであるとは思う。東映も尾田氏も子供が楽しめる作品を作り続けていると思うし、熱狂的なワンピース愛凄まじいファンを満足させているとも思う。ストロングワールドくらい尾田氏が新キャラデザイナ監修してくればストーリーは置いといてもワクワクしたかもしれない。というか映画としてリッチに感じた。
ただ、もう自分はワンピースのターゲットから自分は、外れてしまってきているのかもとも思う。
思い出補正が許されれば、チョッパー王国、オマツリ男爵と秘密の島、デッドライン、ねじ巻き島、七星剣のほうが映画として面白かった。原作とはほぼ絡みはないが、映画として楽しめたように思うのである。七星剣は思い出補正強めだが、ゾロの感情が見えたりして好きだった。今のワンピース映画はアニメ版を長くして、原作のヒントを小出しにして釣り上げてるように感じてしまう。そこに感情や、熱さはないのである。
ビジネスとしての側面としては面白さよりも、まず見てもらうこと、来てもらうことが第一番。話題になりもしない、ミニシアターからじわじわなんてものは制作の仕組み上無理なのだろう。今後もこういった感じで作成していくのだろうと思った。
また原作との絡みについてもここにきて、ルフィが「新時代」とか言い始めるのもなんかなーって印象。今思うとホントルフィって共感ポイントが少ないように思う。一番ウソップがかっこいい場面多い。心が一番弱いから強いと思う。
何よりもCGや塗りがたんぱくで、マッパなどの新興アニメと比較すると無難さが目立つようにもなっているように感じる。ただ、そこまでアニメには詳しくはないので、そんな印象を持っているというだけではある。
◆ワンピースについて
正直最近のワンピースは心も動かされず、まだそうは言ってもこのつまらなさすら伏線なのかと期待しているが、コアなファンでなくとも、漫画としてつまらなくなっていると感じる。漫画全巻買っていても、なにかルフィ海賊団ではなくて、ルフィ海賊団というシンボル、形式的な概念を見ているようなそんな感じである。
自身は熱狂的なファンではなく、ただ面白いものが読みたいというただの消費者に過ぎない。それでもワンピースを見てきたのは、まだなにかあるんじゃないのかと期待してる側面が大きいのである。
時々SNSで尾田氏が「面白いものを書きたい、かわいいキャラとか嫌いだ」というのを見るたびに、これも大衆漫画家の宿命なのかもなと思う。頭が三角形の時代のチョッパーが良かったと思うし、半獣のチョッパーが不恰好で、でくのぼうで、悲しくて好きだった。これはスパイファミリーとも通じるが、万人向けになるということは、自分の信じた面白さというものが変わっていくこと、変わらざるを得ないことでもあるのかも知らない。
ただ、多くの人がファーストコンタクトを大切にしてしまう傾向があるので、初期勢、懐古厨となりやすいのもわかる。最初から最後までずっと楽しませるのは難しいと感じた。そう考えると、鬼滅やブリーチ、ナルトはちょうどよい期間だったのだと思う。
しかしこれを書きつつも、わたしの周りでは多くの子どもたちが、こういった口コミサイトとは無縁な彼らが配布の漫画を熱心に読んで、「おもしろかったーー」って笑っている姿を見ると、まあ子供が楽しめてるなら成功だよなと思った。
途中から眠かったので残念。。
主人公の名前と、主人公がゴムみたいに伸びる体なのと、仲間に三刀流のゾロって人がいるくらいしか前知識が無く、今までちゃんと見たこと無かったんですが
同じく前知識、予備知識無くていきなり見ても呪術廻戦はめちゃめちゃ面白かったし、そこからアニメ見て漫画も読んで、宿儺様や五条先生のステッカーとか乙骨君のアクリルスタンド買うくらいハマったんですが。。
映画を見るまで原作を知らなくても楽しめた呪術廻戦、るろうに剣心、キングダムみたいに楽しめるかな?と期待していたワンピースは、私にはちょっと響いて来なかったので残念でした。
ウタとシャンクスの(擬似だけどどうやら絆はあるらしい)親子喧嘩なら脚本としてはちょっと訴えるメッセージが少なすぎる。にもかかわらず巻き込まれる人が配信とかテレビで歌声聴いた人も含まれるというなら、精神世界(仮想空間?)に閉じ込められる人の数、ウタの悪影響を受ける人の数が多すぎてバランスがおかしい。だからあまり感情移入出来ませんでした。
置いてかれた娘の反抗??なら嫌いになる対象は海賊全部でなくシャンクスとその仲間だけでいいのでは?
いくら世界中に海賊の犠牲になった人達がいると知っても。。なんというか、歌声そのもので野蛮な行動やその犠牲になって奪われたものや人を取り返せるわけでもないのに。
歌手として、癒やしの空間、日々の中の娯楽のひとつを皆に提供するという普通のスタンスなら理解出来るんですけど。
まぁ、予備知識無しで見たんだから楽しめなかったのは私の状態のせいかな?とも思いますが。。
最後に有名な言葉「海賊王に俺はなる!」を
なんだか唐突に言われても、少なくともこのウタちゃんとのくだりから何故改めてそう思うのか、ルフィの発言の理由がよく分からなかったです。
お約束の言葉?だから取ってつけたような感じが否めなくて残念でした。
とりあえず、たまに出てきたゾロがカッコ良かったのでそこだけ救われました。
全375件中、341~360件目を表示