「こういう映画もアリ≒「新時代」??」ONE PIECE FILM RED 皮下脂肪さんの映画レビュー(感想・評価)
こういう映画もアリ≒「新時代」??
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良くも悪くも今までのワンピースとは違うワンピースが観れました。
音楽に合わせての戦闘、LIVEシーン等、某SF三角関係アニメを彷彿とさせる様な演出はAdoさんの歌唱も相まって鳥肌物と言っても良いでしょう。
少々メタ的な見方をすると、登場人物がウタの能力により仮想世界に閉じ込められたのと同様に視聴者もウタ≒Adoの歌によって作品世界に閉じ込められる。
という演出にも感じました。
しかし、それで押し切るのならば、話のフックになるような臭いセリフやシーン、つまり、良いストーリーだと錯覚させるような「何か」が有ると尚良かったと思います。(俗に言う名場面)
また、シャンクスを話の軸に置いたためにルフィが「戦う理由がないから戦わない」モードに入ってしまった点。ウタの動機がぼんやりしてしまった点も残念な印象です。(歌詞で補完されていた所もあったが、やや伝わりづらい感)
その2点は過去のトラウマに付け入ってウタの能力を悪用するような敵を登場させれば解決できたように感じます。(あくまで素人の1意見に過ぎませんが、、)
戦う理由→「友達を傷つける奴は許さない」
(「何か」にもなり得たかも?)
ウタの動機→心の隙間に付け入られた
といった塩梅です。
以上、色々と好き勝手に語りましたが総評としては
「こういう映画もアリだな」といった具合です。
色々な意味で「新時代」を感じさせられる楽しい作品でした。
個人的には歌唱シーンのみでも映画代のもとは取れたように感じます。
是非劇場での鑑賞をオススメします。
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