「いつもと違う」ONE PIECE FILM RED ムービー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
いつもと違う
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いつもと違う。
この言葉に尽きる。
いつも立ちはだかる悪役を作り、その敵を薙ぎ倒す物語を2時間で描くとなると、主要キャラが多すぎて、その状況や相手との関係性を作り込むのに時間が短すぎ内容が淡白になる。
今回その点を極力不要にし対象者との関連性を上手く描いてる。
そして何より時代の中で取り残される弱者の思いと自身の想いを背負ったキャラを作ることで、観てるものの共感を呼ぶ点が今回大きく違ってて楽しめた。
歌手の半生を描く様にウタの半生とその想いをメロディに乗せて歌うことが共感を呼ぶ。
またウタとシャンクス、赤髪海賊団との関係性もしっかり描いてることで、少女と彼女を想う男たちとのボタンの掛け違いの切なさを禁じえなかった。
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