「個人的には好きだが、好みがすごく分かれそうな作品」ONE PIECE FILM RED ハルカさんの映画レビュー(感想・評価)
個人的には好きだが、好みがすごく分かれそうな作品
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最終章突入間近、2019年時点では2024年頃の完結を目指しているワンピースの新たな境地。映像作品としてやれることをやりきろうとしてるのかな。かなり攻めた作品になっている。
メインヒロイン兼メインヴィランでもあるウタの扱いでかなり賛否が分かれそうだが、ポッと出の敵キャラよりも余程印象に残るキャラになった。ただ、冒頭の歌唱シーンやルフィとの絡みで好きになったのに、実は闇堕ちしていて、揚げ句に最後は…と思うと、結構傷付いた観客もいたんじゃないかなとも思う。
一方で、今までの「ワンピースフィルム」シリーズ以上に本編に登場する脇役に見せ場があるのはかなり好感だった。
前作にも登場したバルトロメオは十分活躍していたし、コビーとヘルメッポは多分本編以上に大活躍だったんじゃないだろうか。シャーロット兄妹の兄妹愛とか、ブルーノがコミカルに扱われていたりとか、ウソップとヤソップの共鳴とか、原作だけでは描かれきれないようなシーンが多かったのは良かった。
あと、活躍する場面は少なめだけど、正式にメンバー入りしたジンベエが登場してるのは嬉しいですね!
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