「身につまされる気持ちになりました。」ONE PIECE FILM RED カッツンさんの映画レビュー(感想・評価)
身につまされる気持ちになりました。
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ワンピース原作は伏線の回収を明言して、ゴールに向かっている最中。映画のストーリーは矛盾なく原作を補填していた印象。この映画でだけの設定ではなく、ワンピース世界を補足する情報がいくつもあるので、ワンピースファンとしては要チェックだと思います。
内容については、とても身につまされた。UTAが強い心の持ち主だったからか、悲しくはならなかったが、歌の見せ方含め、個人的にUTAへ感情移入が深く、とても同情しました。
自分が手に入れた情報があり、その情報を疑いたくない気持ちがあり、疑いたくない理由にも、うっすら気づいている。愛や信頼は、同時に恐怖を呼び起こし、表面上応援されていても、真意は他人には伝わらない。正しい答えなんてない中で、自分ができるやり方で新時代を創ろうとするUTAの奮闘は、解る。我がごとのように、身につまされるほどに解る。
ルフィはもう少しUTAを理解してあげてほしかった。UTAの味方をして欲しかった。
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