「人間味と狂気、怖い映画 蛇足はあるけど、完成度は高い」ONE PIECE FILM RED くりぼさんの映画レビュー(感想・評価)
人間味と狂気、怖い映画 蛇足はあるけど、完成度は高い
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ウタという自己犠牲のキャラクターとネズキノコ?っていう狂気のキノコが主軸の映画なんだけど、
結論を言うと
1.ワンピース映画としては微妙、映画としては完成度は高い
2.ウタの人間味あるキャラクター、
人々の期待、大人になって知った真実、キノコによる狂気、諸々含めて「怖い」と感じた
3.歌の描写はシーンの性質を演出しててよかったが、蛇足があるのと振り付けや演出が多いため、映画を観てると言うより殆どMVを見てた
4.最後のルフィの表情やシャンクス達が死んだウタを囲ってるシーンはいい描写
5.ビックマム海賊団必要だった?
サニーの謎やトットムジカの存在は映画ではなく、ワンピース関連のことかと思うので飛ばす
もちろん、色んな人の感想で
「歌が多すぎる」
「ado映画」とあったが、
オープニングで世界中のみんなが熱狂してる様は理解できるが
オープニングの2番になっても振り付けだったり、中身の薄い映像しか流れておらず、間延びしてた
ただ、シーンごとの性質を綺麗に表せてた
流石に多すぎて、ストーリーが収まるのが大変そうだったけど、
でも1番の見どころは
大量殺戮を救いと言ってるウタ
・現実世界でネズキノコを食べながら人々を操り、海軍と戦わせる
(そのときの歌は、狂気を演出してて、私は好き)
・シャンクスが島を襲ってないという真実を知った際、人々の期待と海賊嫌いの民衆によって止まることができなくなる
・観客が帰ろうとした時の言動、行動
宗教じみた怖さ
狂気さ
自己犠牲の精神
誰よりもみんなを想いながら殺していく様
自分好みの映画でした
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