「世の中の理不尽さや生き辛さに抗う作品」ONE PIECE FILM RED トラヴィスさんの映画レビュー(感想・評価)
世の中の理不尽さや生き辛さに抗う作品
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劇場版にしてはドキドキが弱めかな?
と思っていたら中盤から怒涛の展開で
スクリーンから一瞬も目が離せませんでした。
みんなから愛される存在が真逆の存在に変わる。
平和と秩序の為に犠牲を厭わない権力。
本来なら忌み嫌われる存在が体現する正義。
作品への愛が強過ぎるあまりレビューで
自分の世界を守る為に徹底的に否定するファン。
あらゆる矛盾と混沌の中で正しさや優しさは
自分を守る為の矛か他人を守る為の盾か?
「この世界に平和や平等なんてものは存在しない」
そう言いながら、愛する存在を守る為に
自分をいくらでも犠牲に出来る強さに
胸が熱くなりました。
そして感情や状況の変化を雄弁に表現し
その場面への没入感を高める
Adoの力強い歌唱は素晴らしかったです。
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