「こういう毛色の映画って、誰の為に作るのが正解なの?って感じ」ONE PIECE FILM RED ぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
こういう毛色の映画って、誰の為に作るのが正解なの?って感じ
ネタバレとしつつ、無駄に「言っちゃダメよ!」とか箝口令(笑)が敷かれてるのでソフトに…
そんなもん敷くような大層な内容じゃないくせにね笑
何様なん?って笑
その程度の映画です
まず、この映画は「ONE PIECEの為のado」ではなくて、「adoの為のONE PIECE」という全体像です
オマケ程度にシャンクス要素(笑)
印象論ではなくて、本当にそう
ONE PIECEの映画でやる内容というか、構成ではない
加えてね、こんだけウタ(ado)が多角的なコラボして、ってね…
それで映画自体の内容に深みがあるならいいんだけど、ペラっペラのありきたりな設定
なんなら、尾田先生が大好きな某忍者漫画の最終章のラスボラを彷彿とさせるウタの設定具合で、既視感がすごい
ほんまに、ado推しの商業色が強すぎてONE PIECEファンとしては気色が悪すぎる…
そういうado推しを有耶無耶にするために、わざわざシャンクスと絡めたのかな?というくらい、今回のシナリオはONE PIECEでする必要はまったくないようなもの
ファンを舐めすぎだろと
昨今の鬼滅や呪術など、若年層を取り込んだ作品が売れていて、マーケティング的にはONE PIECEも取り込んでいきたいというのは分かるんだけどね…
鬼滅や呪術はベースの軸があった上で取り込んでいるから、今作とは逆なのよ
作者の尾田先生は、おそらくエンタメ系のトレンドに対するアンテナはすごく広くてなんだけど…その拾い方が絶望的に下手くそ!
映画の番宣では、"こんな面白いことやるぞー!!ウエーーィ!!"みたいなクソガキムーブかまして、そして寒いという…
まあそんなんでも、偉大(笑)な原作者に意見をいえる人間もいないんでしょうね…
ということで、今一度考えていただきたい
若年層を取り込みたい思惑には理解はできるんだけれど、ONE PIECEの読者の主な年齢層や求めている内容を…
というかそもそも、予告編で大々的に謳ってた「シャンクスの娘」「ルフィの幼馴染」ってのがそもそも違うし…ONE PIECEの世界観的には重大情報なのに、それがミスリードでしたって…笑
サスペンス物でもない作品で…笑
全てが薄っぺらで内容がない映画
こんなんで金取れると思ってんじゃねーよ
本当に、尾田さん、見損ないました…という感想しか出ない映画です
ワンピ主要キャラのカッコいい戦闘は見れるので、そこだけ
少なくとも、赤髪が導く終焉とか?意味深なキャッチコピーには期待しない方がいい
ほんとに詐欺、駄作でしかない