「小学生のときに見たかった」ONE PIECE FILM RED mtrさんの映画レビュー(感想・評価)
小学生のときに見たかった
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とにかく好きになれないストーリーでした。
まず、シャンクス率いる赤髪海賊団がウタの為を思って嘘の理由でウタを1人残して去ったとのことでしたが、シャンクスの勝手な美学や価値観がひとり歩きしているだけの様に感じました。最後に感動させる為だけのよくありそうな設定に感じてしまいました。普通にウタが可哀想でした。
ウタもウタで、考えが自己中心的で見ていて正直少し不快でした。またこれは自分の理解力が無いだけかもしれませんが、ウタウタの実に関する設定も結局しっくりきませんでした。
ワンピースなので血の繋がりは重要ではないのかもしれませんが、予告等であれだけ煽っておいて結局シャンクスの実の娘ではなかったことも微妙に感じました。
ウタを葛藤させる為の民衆が言い合うシーンも気持ち悪かったです。全ては作品を面白くする為なのかもしれませんが。
ラスボスに関してですが、今回はウタがメインキャラクターだと思うので仕方ないのかもしれませんが、よく分からない化身のようなキャラクターで、何も魅力を感じられず残念でした。
ウタの最期は結局自分を犠牲にして世界を守るという様な感じで、ワンピースっぽい感動をあおる様な結末でしたが、どうしてもありきたりなものだと感じてしまいました。
色々書きましたが、終盤の戦闘シーンだけで見れば赤髪海賊団との共闘もあったりしてかっこよかったです。
この映画は自分が小学生くらいの時に見たかったと思いました。
1度見ただけなので間違いがあったらすみません。
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