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映画レビュー
支配と服従
DSと呼ばれる性癖があるようなのだが…よく分からない。俳優陣、特に男性は頑張ってたように思う。
ただ、まあ、こういう性癖を持って産まれてきた人は、大変だと思う。満たされる事は稀なのであろう。
なのだが、この物語はなんか無理があるように思う。その種の人達には理想なのかもしれないのだが…その種の人でない俺には、腑に落ちない事も多い。
当たり前か。
なんか、好きになった人がそういう性癖の持ち主で、彼女は一心にその性癖に合わせようとするのだけれど、彼女からしてみたら、その告白は想定外な事柄なわけで…その想定外を凌駕する程の感情が彼女にあったのかどうかが疑問なのである。
まぁ、その素養もあり好奇心みたいなのでものもありで、その関係性が昂っていく時間も描かれてはいるのだけれど、どうにも断片的な印象しかなかった。
主役の女性は、結構大変だったのではなかろうか?
女王様的は雰囲気はあって…なのだが、彼女自身はその種の人ではなく、その素質があるキャラで、それ故に彼の素質を嗅ぎ分けてしまう。
出会い的には一目惚れみたいな感じではあって、なのだが恋愛感情に至るまでが変化球すぎて、彼の何に惹かれたのかは彼女自身分からないような状態なのではないかと…。
そんな複雑な立ち位置なもんだから、感情を露わにしきれずにいたような。彼女の表情の何をもってOKを下すのか監督も頭を捻ったんじゃなかろうかと思う。
個性を重んじる事が大事なのは分かる。
ただ、認めはするけど理解は出来ないって事を理解はしてほしいとは思う。
日本ではちょっと見ない題材なので、見てみたものの…俳優陣のファンでもなく、その種の人でもないのなら、あまり面白くはないのかもと思う。
主演のお二人はグッジョブだったと思う。