「出会っちゃうのは三度目か廣木監督」夕方のおともだち いちさんの映画レビュー(感想・評価)
出会っちゃうのは三度目か廣木監督
評判になっていたので観た『ヴィブレーター』(2003年)。福島関係ということで観た『彼女の人生は間違いじゃない』(2017年)。今回の『夕方のおともだち』(2022年)は海外出版されているマンガをネットで探してて突き当たり、観ることになった。廣木隆一さんという監督名、なかなか記憶に残らない名前なんだけど、観た上記三作品にはどれも忘れ難いザワザワが。性の悲喜劇を突き放して描写してヒトが一人の個として生きることを強く風刺し肯定する気風に、共感を覚える自分がいる。原作は知らないが、今回も主人公は地方公務員という設定。菜葉菜さんはとてもきれいに撮られていたし、とてもうまく「友だち」ーYou’ve got a friend—というものは何かを演じていた。
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