ザ・ミスフィッツのレビュー・感想・評価
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宝の持ち腐れ
テロリストの資金源を断つ義賊の話、設定としては面白いのだが、描き方が微妙。
ザ・ミスフィッツとは社会のはみだし者って意味らしい、冒頭で変装名人とか、爆破のプロ、武闘家などメンバーの強みを紹介するのだが主役のピアース・ブロスナンについては脱獄の名人らしいが単なるコソ泥、スリにしか見えない紹介ぶりは何なのだろう、ボンド役まで務めた彼なのにこれでは宝の持ち腐れ。
よく言えば軽妙なタッチなのだが当初はもっとコミカルなコメディ演出だったらしい、ブロスナンが異を唱えて多少シリアスになったようだが妥協の産物の弊害か、アクションにしてもエンタメにしても中途半端な作品になってしまったようです。
見ちゃあかんやつでした。。!
さよなら銀河鉄道999まで時間があるから、なんとなくクライムアクションもの?と思ってうっかり時間つぶしに見てしまってやってもーーたーー!!という久しぶりに見ちゃあかんやつ見てしまいました。
ルパン三世みたいに人は殺さず、悪いヤツからお宝盗んで悪いヤツらをギャフンと言わせる系の痛快モノかと期待してたんですが。。
主人公の凄腕泥棒がもし計画に参加してなかったら実行出来ないほど彼頼み。そして爆弾のエキスパートという青年はミッション実行中に踊りだすし。もっと真面目に悪いことしてくれない?って思い。
武闘派の彼女は一応仕事したかな。。でも最初の移動がラクダだし、なんか慈善事業をしたい娘が凄腕泥棒のパパを巻き込んだ親子モノ??こんな計画に金塊を自分達で山分けもせず大人3人4人が協力するか普通???と主人公のお父さん以外のメンバー達の行動理由が謎過ぎて感情移入出来ず。
あと金塊を盗む時、防犯カメラに画像貼り付けてその間に持ち出してそのままトンズラしたはずなのに、いったいいつその金塊をスチーマーだかで溶かして型に流して固める時間あったの???時系列も1つの作業にかけられる時間設定も、脚本が破綻しまくりで見てて矛盾が多すぎてイライラ。。。
全体にノリが軽いし。元々ソロの各悪党達が今回だけは手を組む、というならもう少し参加の意義も報酬も必要。必然性がほとんどないのにアラブのビンラディンの後継者と見られる大物の手に渡るはずの金塊を横取りするなんて、リスクだけが大きいので映画として不自然。
あぁそれならこの金塊取りにいくほどの場合によっては命も危ないほどの案件でも、それなら絶対自分らでやらなきゃ!!っていう動機が薄い。いくら恵まれない子ども達や難民支援のため、って。。漠然とした慈善事業に悪党の人達が積極的に関わっても見返りの財宝もないなんて。
大事なことなのでもう一度お伝えします。アン・ハサウェイの魔女の映画くらい、見ちゃあかんやつでした。。
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