断捨離パラダイスのレビュー・感想・評価
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ちょっとお茶ちょ〜だ〜い
福岡の民間清掃業者に勤める青年の話。
予告編から大体予想はついたが、片付けられない人達を救っていくほのぼのムービー。
構成は良いと思うが、登場人物が主人公の関係者周辺だけの展開なので、ちょっと世界観が狭い印象。
時間経過がざっくりなので、主人公の成長もあまりみれなかったのが残念。
淡々としたストーリー進行なので、もう少し山場がほしかったところ。
他のスタッフにもスポットを当て、もっと色々なケース(夜逃げや死体清掃など)を追加した続編を期待。
社長はいいキャラクター。
泉谷オヤジのエピソードは面白かった。
ラストのおまけは良かった(笑)
練られたキャラたち
ごみ屋敷のエピソードがロンド形式で綴られる。幹としては最初の断捨離パラダイスに入社した挫折したピアニストの働く人目線で。そして次々に様々な依頼者のエピソードが語られる。
特筆すべきは、キャラの作り込み。社員も、お客も、関わる人も、それぞれに事情があるが、それを小さなエピソードで、映す画面で、語る巧みさ。(エンドロールの映像も、さすが片付け会社名!)それらをまとめるすっとんきょうな口調のアッケラカン社長が秀逸。
あるエピソードでチラッと見切れてたエピソードが、後で別の人の物語として関わってくる脚本の練られ方は見事。
見たあと、何かを失っても前向きに生きることはできるよと、応援してもらったように気持ちが明るくなりました。
各エピのごみ屋敷の原因は、ありがちな感じで、そこはちょっと物足りないのですが、複雑にするとぶれちゃうかな?いや1つくらい一般性に欠けるものでも良かったかも?
「カメ止め」みたいなヒットになるかもしれない。でも、テーマがゴミだし子供には分かりづらいから難しいかな?
泉谷しげるはやっぱり良いなあ
主人公は左手の故障でプロのピアニストの夢を諦めざるを得なくなった青年。ひょんな事から不要品処理清掃業者に就職し、ごみ屋敷の住人や会社の同僚と過ごしていくうちに、成長していく物語。セットとはいえごみ屋敷の再現状態が凄まじい。臭いまでスクリーンの向こうから漂って来そうだった。ごみ屋敷の住人として泉谷しげるが出てくる。彼の演技のうまさは、朝ドラのひまわりで確認済みだが、今回も上手い。ごみ屋敷の住人て、ふとしたきっかけでごみだらけにしちゃうのね。ええかっこしいの人が多いのかも。
刺さる
伏線回収素晴らしかったし、話が進むにつれて
人々が支え合い成長する過程は、おもしろかった。
人には少なからず周囲に見せたくない
生活場面がある、それに対して
大事な人や周囲の人がどう反応するのか…
とても見応えありました。
それぞれの捨てられない大切な過去
汚い場面もたくさんありましたが
生々しさがなく
安心して観ることができました。
一番気になるシーンは
学校の先生の彼氏が、テーブルの上にある
リモコンを隅に真っ直ぐ置き直していたとこです。
是非映画館で見てください。笑
君は大丈夫だ
ピアニストの夢を諦めて断捨離パラダイスというゴミ屋敷の清掃業者で働き始めた青年と、断捨離パラダイスを利用する人達の話。
超金持ちという程ではないけれど、それなりに世間知らずなお坊ちゃん育ちの青年が、ピアノの夢を諦めて、11年付き合ったクソな彼女に別れ話しを切り出され、断捨離パラダイスで働き始めて巻き起こっていく。
人に説明し難い仕事をしていた過去を持つシングルマザー、フィリピン出身の介護士の青年、TVで取り上げられる程のゴミ屋敷、彼氏を絶対に家に入れない女性等々、そこに至った心境なんかも交えつつみせていく。
コミカルで軽い空気感の中で、しっかり人情や成長とヤンヤンつけボーをみせてくれて、なかなか面白いし、登場人物達の繋がりの持たせ方もウマイ。
気になる人がアンタと昔仕事で絡んだとか言われたら…ねぇw
臭うぞ、良作の香りが。
生業
せっかくファーストデーだし、安く観れるから何か観ようかなと思い時間帯の合う作品を探したら今作がヒットしました。あまりチェックはしていませんでしたが、コメディっぽい雰囲気があったので楽しめるだろうなと思い鑑賞。無事に下半期開幕です。
ゴミ屋敷に悩む人々を描く作品だと思っていましたが、ゴミ捨てを手伝う人たちとゴミ屋敷の人たちの交流、そしてちょっとした成長を描くコメディものに仕上がっていました。
ピアニストの夢を断たれた主人公、そこからふとしたきっかけでゴミ捨て業者で働き始め、シングルマザー、外国人労働者、ゴミ屋敷の主、教師たちのゴミ屋敷を片付けていきます。
ゴミ屋敷のセットがとにかく凄くて、これを片付けるの大変すぎないか?と思わせられるレベルの汚さと積み重ねっぷりには驚かされました。テレビ番組とかで観るやつをよくもまぁここまでリアルに作れたなと感心するばかりでした。
ゴミ屋敷を片付けた人物たちが点と点で繋がって線になっていく伏線回収も中々良かったです。なんとなく流れていた映像が先生だったり、シングルマザーだったりと丁寧に貼った伏線にまんまと乗せられました。
この映画を観終わった後、掃除しなきゃなとふと思わせてくれました。そこまで散らかってはいませんが、ある程度綺麗にしといたほうが心に余裕はできるよなと思いました。そもそも虫が苦手なので劇中ほど汚くはできませんが笑
鑑賞日 7/1
鑑賞時間 11:30〜13:20
座席
泉谷しげる氏ではなく、篠田諒氏が主役で成長していく物語
宣伝記事の一つでは、泉谷しげる氏が大きく写っていたところから、泉谷氏が主人公かと思い込んでいると、序盤は全く雰囲気が違っていたので、会場を間違えたかと思った。生活力が全くなく、付き合っていた女性から振られてもしまった篠田諒氏演じる律稀が、就職面接に行った先の清掃会社社長である北山雅康氏演じる八吉に温かく支えられながら、逞しく成長していき、終盤では、主体的判断を放棄した小学校教師の武藤十夢氏演じる万莉子の心を捉えるまでになったのかな、とも感じられた。テレビドラマでは、コミュニティ・ソーシャルワーカーの活躍を描いた『サイレント・プア』よりも、遺品整理の仕事振りを描いた『星降る夜に』に近く、いくつか笑える遣り取りが目立った。『いのちの停車場』の松坂桃李氏演じる聖司も、成長物語としては共通する面があるかな。途中で八吉が律稀に、CM ソングの作曲を頼むのだが、エンドロールが終わった後に、その成果が披露されている。
心も断捨離されました(^_^;)
ぬるーい上司、意外にいいかも
社会派の重い映画かと思いきや、クスッと笑えるコメディ映画だった
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