夢みる小学校のレビュー・感想・評価
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教育は立派な武器となる。
映画、というよりは「ザ・ノンフィクション」を観てるような感じ。 子どもの村小中学校は素晴らしい✨こどもへの教育としては言わずもがな、それを見守る大人たちこそ一番鍛錬が必要なんぢゃないかと思う。大人たちにとっては自分が経験してきた教育方法を否定し、子供のやりたいようにさせる。それを見届けるのはなかなか難しいと思う。でも逆にそんな大人さえ増えれば学校制度がどうあれ、家庭での教育を併用しながらのびのびと子供を教育することはできないことないと感じた。 子どもは国の宝。 教育はその宝を守る鎧であり鉾となる。 余談 ほりさん、38歳(で通った77歳?)とはいえ、生活がハード過ぎな気が……。子どもたちのためにも元気でいてください。
理屈抜きに素晴らしい!
予告編からすでに泣いていました、、 なぜだろう? こんな学校があったんだ!という驚きと お母さんの考えは間違いだったと 成人した娘たちに謝りたい。 我慢することや調和することばかりが 人生ではなかった! 一人一人が本当の自分に気づくこと 愛されていることを知ること 心のままに生きること 大人になること=我慢することではなかった。 気づかせてくれてありがとうございます! この映画は単なる教育論ではなく 人としてのあり方や これからの生き方 人として本当に大切なことを 考えるきっかけ作りになると思います。 美しい映像や音楽にも心奪われました。 ぜひ大人にも子供にも たくさんの人に観てほしいです。
「きのくに子どもの村学園」はきっと挑戦的で素晴らしい学校なのだと思...
「きのくに子どもの村学園」はきっと挑戦的で素晴らしい学校なのだと思う。 この堅苦しい国の学校教育制度の「外側」ではなく「内側」に入り込みながら 実験的な取り組みを何十年もし続けてきた。 このこと自体に光が当たることは素晴らしく、 映画として取り上げる価値のある学校なのだと思う。 しかしながら、監督オオタヴィンによる切り取り方があまりに残念であって、 ドキュメンタリー映画として低評価を付けざるを得ない。 まず、本作品は100分近くあるのだが、 子どもの生の姿が映っている場面が意外と少ない。 学校の映像はもちろんあるが、その合間合間に評論家諸氏によるダラダラとした ありきたりな公教育批判と、きのくに実践の礼賛を連続的に何度も聞かされる。 何か事情があるのか、それとも監督の美的センスなのか、 白飛びした映像で見ているのが辛い。 明治学院大学教授による、きのくに卒業生の行く末も、あまりに薄い描き方で きっとこの卒業生が抱いてきたであろう思いにまったく迫れていない。 そして、伊奈小と桜丘中学の入れ方がまったく不必要なつまみ食いであって、 何のために入れたのか意味不明。 私立だけでなく公立を入れておけば文科省公認が下りるとでも思ったのか。 実際、文科省のお墨付きを得ているので作戦成功なのかもしれないが、 どちらもそれはそれとして興味深い素材だけあって、 実に表層的な紹介に使われていて まったくもって両校にも失礼だし、これのせいで きのくにに割く時間が削られたかと思うと きのくににも失礼だと思える。 伊奈小と、西郷校長のファンでも取り込みたかったのだろうか。 堀学園長のライフヒストリ―や、英語の授業の映像もあまり必要に思えない。 学園長がとにかく全国に散らばるきのくにグループを 毎日パジェロでめぐっているのは とても大変なことだなと思うけども、この映画で伝えたいのはそこなのか。 きのくにの子どもたちも、自然なやり取りをただ撮って行けばいいのに、 わざわざ不自然なインタビュー映像をことあるごとに挿入し、 きのくにはスバラシイというメッセージを視聴者は押し付けられるかたちになる。 この素晴らしさは子どもたちの自然な姿から観ているものが 感じ取ればいいだけであって 監督の押し付けがましいメッセージ性に利用される子どもたちが可哀そうである。 もちろん子どもは悪くない。一生懸命語っている。 しかし語らずとも感じ取れるものを、ドキュメンタリストなら見出さねばならない。 しかしながら、先生とは呼ばず大人と呼ばれるこの学校の「大人」たちに身を預ける 子どもたちの信頼感を感じとれる場面もあるにはある。 この映像の肝は、そうした子どもたちと「大人」との 学校生活を通じた信頼関係の構築にあって そこに迫れていないのが何とも残念なのだ。 「大人」の膝の上に乗る子どもたちの姿を、監督はなんと見たのだろう。 その前後にあったであろう様々なドラマを私たちは想像するしかない。 また、点数評価を拒否し、いわゆる通知表をやめてきたきのくにを評価するために 卒業生の平均的成績順位が高いと言わせるのは、なんとも自己矛盾を感じる。 まぁ桜丘の西郷校長が言うように、自由にやって成績が高けりゃ文句ない、 ということなのだろうが、きのくにの教育理念を否定するものになりはしないだろうか。 この作品は、しばしば無音になったり、白黒になったり、スローになったりする。 監督の演出センスなのだろうけども、何とこすい演出であろうか。 そのようなものは不要である。きのくにの日常をただ描けばよいのだ。 監督の自己陶酔的なものを感じてしまって、ノイズ以外の何物でもない。 オープニングとエンディングの大音量の音楽も何とかならなかったのだろうか。 まったく内容とマッチしていない。 子どもたちの姿にしみいるような気持になっているところに ドカンと音が重ねられて、耳をふさぎたくなる。 とにかく、もったいない!の一言だ。 マーケティング的に成功しても、ドキュメンタリーとして失敗している。 そんな映画である。
こんな学校に通ってみたい!
子どもたちの生きる力にとても感銘を受けました。おおらかに、感情豊かに、健やかに過ごす姿に心が温まると共に、これが本来あるべき姿なのだと気が付きました。 今後、このような学校が全国に増えること、そしてその魅力が多くの人に知れ渡ることを願っています。私も規則に縛られすぎず、学びたいこと・好きなことに対して素直に貪欲に向き合おうと思えました。この映画を拝見することができて良かったです!
未来の義務教育の姿
『いただます1&2』は、子どもたちのあるべき姿、学びの場が生き生きと描かれていて素敵な映画でした。どちらの作品も、出てくる幼い子どもたちは皆、キラキラした目をしていました。 『夢みる小学校』では、幼い子どもたちが成長し、進む次の教育環境である学校で何を学び何が大切なのかと、子どもたちの姿から伝わる作品。オオタ監督のいずれの作品もあたたかく人として大切なものがそこにはあります。 映画を見ながら、そうなんだよ、そうだよねと、上映中ずっと涙が止まりませんでした。伝え方は本当に難しいのに、批判や否定、押しつけではなく、こうなれば社会がよくなるんじゃないの?と、誰も傷つけずハッピーな気持ちにさせるほんとうに素晴らしい映画だと思いました。 誰のために何のために勉強するのか?そして誰のために何のためにだか分からない校則に拘束され、皆と同じでなければおかしいと言われる「学校」。私は親が怖くて行っていましたが、そんな学校が大嫌いでした。 学校に行きたがらない人間らしい子どもたち、学校に行かない子どもに悩んでいる親子さんたち。そして教師になる夢をもつ子どもたち、若い人たちに観てほしい。言葉で伝えるより映像で伝えることの影響力は強いです。本当に素敵な作品をありがとうございました。
新作品待ってました!!!
いただきます1・2 に続きヴィン監督作品楽しみにしていました 期待を裏切りませんでした!!! いえいえ、期待以上!!! 『夢みる小学校』は、子供達のみならず 大人にも元気と夢を与えてくれる映画でした 大人のための『夢みる学校』みんなで作りたいって思っちゃいました!!! 愛と勇気をありがとうございました❤️❤️❤️
まずは子どもたちを幸せに
この映画をみての印象は、子どもたちの笑顔がまぶしい、真剣な眼差しは好奇心に溢れていてイキイキしている、そもそも学校を楽しんでいる。人生を楽しんでるかのよう。 学校は楽しければいい。頑張らなくてもいい。 偏差値教育で育った私。過去のそのままの私ならば拒絶しそうな言葉も、我が子の不登校や発達障がいとの出会いがあったからこそ、心から頷くことができる言葉です。 子どもの伸びる力を邪魔しない 子どもの力を信じて待つ あなたはあなたのままでいい そんなメッセージをもらい、涙が溢れました。 自分の子どもたちが将来AIとともに生きる社会で、いかに人にしかできない部分を担っていくかを考えた時、夢みる小学校で紹介される教育こそが、これからの時代を生き抜いていくためのヒントになると思いました。仮に『夢みる小学校』に通わなくとも、日常でできる関わりのヒントは、映画のなかにたくさん散りばめられていると思います。現実の学校教育とのギャップも感じるけれども、それよりも、勇気の方が上回るそんな映画だと思いました。まずは子どもたちを幸せに・・・ たくさんの大人に観てほしいです。学校の先生にも勧めたいです。
自由とは何か
枠に縛られず、思いっきり羽を伸ばして生きていけたら、どんなに楽しいだろう。 「夢みる小学校」に登場する3つの学校は、まさに自由で楽しさしかない様に見える学校だった。 まず、授業内容は子ども達で考えていく。 衝撃!! 授業内容までも自由を与えられている! 自由だからと言って、皆ばらばらにそれぞれが学ぶのではなく、子どもたちはしっかりとまとまっていた。意見を出し合い、一人一人が自分の中に落とし込んで、全てを吸収するかのような学校生活を送っていた。 自由は学びを生むのかもしれない。 ----- 私は、この作品を試写会で観ましたが、そこにはきのくに子どもの村学園の卒業生達が来ていました。最後に一言ずつ、舞台挨拶をしてくれましたが、皆さんお上品で聡明、とてもしっかりした口調だったのが印象的でした。 子どもでいられる時代ってわずか。 この貴重な時代は、楽しく学ばなくちゃ損ですよね! 子どもを持つ親御さんはじめ、子どもたちにも!そして先生方にも、そしてそして官公庁の方々にも! 声を大にしてオススメしたいドキュメンタリー映画です!! 観たら、心がぽっと温かくなりますよ。
希望が持てました!
きのくにに子どもを入れたかったという友人が、昨年試写会から観て最初っから泣きっぱなしだったというので、とても期待してみました!(オオタ監督の作品は大好きなので) 私自身は子育てしておらず、学童保育で働いて子どもと接しているのですが、やっと勉強から解放されて、下校してきた子どもたちの楽しい放課後の時間がいきなり宿題…。 ここは学校の延長!?と最初は思いましたが、 それを保護者が望んでいるというのです。なんだかな~とこのような悩ましいことを日々抱えながら保育しています。 そこでこの映画の映像を通して、 学校自体でのびのびしている子どもの姿や目をキラキラさせているその表情にとてもウルウルしてしまいました…。 オオタ監督の映像や音楽が子どもたちの美しい姿をさらに感動的に伝えてくれていますね。 きのくに以外の伊那小学校や桜丘中学の校長先生のお話もとてもいいですね。 釘のところなんか、思わずぷっと笑ってしまいました。 西郷先生もファンキーな校長先生ですね。私自身が暗黒な中学生時代を過ごしたので、桜丘中学校がめっちゃうらやましいです。 周りの友人が最近、子どもたちが小学校や中学校に入学するための入学説明会に行って、校則やカリキュラムに絶望した…と口々に言うので、この映画を観て、ぜひ希望をもってもらいたいと思いました。 学童の一保育者よりも保護者の声の方が強いはずです。 先生にもみてもらいたいなぁ! 希望を持っていきましょう! そんなエールをもらえた作品でした!
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