「日本はやはり女性が強い時代だな。」愛国女子 紅武士道 ゆうのすけさんの映画レビュー(感想・評価)
日本はやはり女性が強い時代だな。
今回の作品は今までの作品とは
少しテーマを変えてきたのか
ある意味なかなか見応えありました。
とは言えやはり鬼のボスみたいなのが
出て来て、悪魔退治や鬼退治という
制作した幸福の科学の今までの作品の流れは踏襲しています。
今回は日本の国防や世界の情勢を
シリアスに連想させるテーマを感じました。
世界を見るとウクライナ戦争問題が現実に起きていますが
例えばまさか国連常任理事国でもあるロシアのような軍事大国が国際法違反を犯してまで
戦争を仕掛けるようなあんな戦争が起きるとは
思ってはいなかったのでは?
あの戦争が起きる前にこの作品は制作していたわけで、ウクライナ戦争を予期していたかのような、その制作と公開タイミングはまさに
奇跡でありタイムリーなのではないでしょうか?
ところで、この作品はあくまでフィクションであり、鬼退治有りのファンタジーでもあり
エンタテインメント作品としても
楽しめるような作品になっています。
敵はバタバタと倒されますが
血が吹き出すなどのPTAが観たらクレームになるような
血生臭いグロテスクで残酷なシーンは、ほぼありませんので、安心。
しかし、今回は主演の俳優さんは戦いではアクションで大立ち回りを見せており、敵のザコキャラがたくさん出演し、映画らしい賑やかな演出になってます。
まあ、そこは暴力と言えば暴力ですけど。
本当は武力や暴力より穏やかに対話で解決したいところでしょうけどね。
ま、相手が話の通じるような敵ではない事情はありますからね。仕方ないでしょう。
俳優さんはベテランの重鎮さん達が脇を固めており彼らの演技にはさすが重厚感がありますね。
主演はいつもの千眼さん、彼女はもともと演技はプロで上手いですから安心ですね。
今回は剣術アクションや暴漢撃退術もこなしてますね。
相当時間かけてアクションの練習をされたのではないでしょうか。
この作品にも言えますが、それにしても現代日本人は女性のほうが断然強いという印象です。
日本は間違いなく女性上位社会ですね。
それと国防についても日本にはたくさんの課題があると思わせられました。