「映司(オーズ)を都合のいい神様にしなかった結果なんだと思う。」仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル 甘 ガエルさんの映画レビュー(感想・評価)
映司(オーズ)を都合のいい神様にしなかった結果なんだと思う。
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なんというか全てが満たされる最後とはこんなに美しいものかと涙が止まらなかった。
映司は自分の欲望を満たし、新たな旅にでた。
その過程でいくつもの悲しみがありその悲しみに納得できないファンも沢山いたし、そういう意見もみた。
タビ立ちを見送る側にとって悲しいもので寂しさや辛さのあまり、否定的、攻撃的な評価がつくこともわかる。
だけど本当の意味で一つの作品を完全に綺麗に終わらせるって中々できるものでなく、特に仮面ライダーみたいに他の作品といくつも繋がりがある作品は特に難しいと思う。
「欲望」というこの作品のテーマ通り制作側は自分が欲したものを作った。
恐らく今の御時世だとこの結末に否定的な意見が多いとわかっていただろう。
それでもこの作品を完結させるために集まった演者や制作スタッフは本当にオーズが好きで作品をリスペクトし愛していることがよくわかる。
とても素晴らしい作品でした。
公式ホームページのINTRODUCTIONの締めの一文に「本気のオーズ完結編」と書いてあるとおり見事な良い終末でした!
評価の残り0.5は恐らく予算やら時間の都合で明かされなかった設定やキャラのやり取り部分を知りたいという俺の欲望で(笑)
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