「勢いと運命は紙一重」マリー・ミー ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
勢いと運命は紙一重
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予告ではだいぶ素っ頓狂な話だなと思い、スルーするかもなーと思っていましたが、休日の時間に合った作品がこの作品だけだったので鑑賞しました。
いや〜かなり面白い!これは一本取られました。
婚約者に浮気をされていたから、その場の勢いではあるけれど婚約者を決める流れで、たまたま"Marry Me"(結婚しよう)のパネルを持っていた数学教師を結婚相手に指名するというプロセスはしっかりあり、物語もスッと受け止めることができました。その道中で2人が本当の愛を求めていくたびに、嫉妬もしちゃいますし、無茶苦茶イチャつきますしで本編の殆どは幸せなカップルを見ることになります。でもそれが愛らしく見えてくるのは演者の巧みな演技力のお陰です。
音楽も非常に素晴らしく、背景の音楽から歌唱曲までどれもハイレベルでずっと聴き心地最高でした。
数学の大会に舞台衣装のまま、エコノミークラスの飛行機に乗り、客にチーズとハムとビールを奢って、コートを打ってもらいつぎはぎだらけでも愛する人の元へと向かう一生懸命な姿が美しかったです。
こういう真っ直ぐな大人のラブコメは久しく見ていなかったのでとても新鮮な気持ちです。サントラ最高〜。
鑑賞日 4/24
鑑賞時間 12:10〜14:15
座席 G-3
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