「人間活動の縮図」セールスマン(1969) カレーか豚カツかで悩むアラ50さんの映画レビュー(感想・評価)
人間活動の縮図
セールスマンたちも見込み客たちも、赤裸々に人間性が描かれていて、喜怒哀楽の表情や態度も生々しくて、飽きることなく観終えた。おそらく、その理由の1つに、「もしや、ドラマか?」と思うほど巧み、フットワークの軽いカメラワークに起因している気がする。
「アメリカン・ドキュメンタリーの金字塔」たる作品に出会えて、個人的にはこれから観るだろうドキュメンタリー作品に対する、一つの比較対象になるような気がした。
強いて言えば、ポリシーなのかもしれないけど、スーパーリッチ宅にも訪問して欲しかった。
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