「面白かった。目の付け所が良い。何も考えずに笑える」極主夫道 ザ・シネマ RAさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かった。目の付け所が良い。何も考えずに笑える
楽しみにしていた極主夫道を鑑賞!
アニメ版とドラマ版視聴済。
観客は、俳優目当てと思われる若い女性客が八割。ちょっとオラついていそうな男性もいた。
一言で言うと、色々な立場の人が幸せになれる世界。
悪人がいない。陰湿な妬み嫉みもない。
強いて言うのなら、少数者・またはサイレントマジョリティーに寄り添った作り。主人公がヤクザだし…。
動物がたくさん出てくる。
コントの連続。
内容自体は、夏休みの子連れ向け。
小学生男子でも見れる。
黒田龍/ドラマ版から更に鍛え上げられた筋肉が凄かった。
役者さんのストイックさと知的さが活きていて良かった!
オールバックにスーツが似合いすぎる!
エプロンが可愛い!!
アニメ版では某イケボ声優さんが演じている大役だが、玉木宏も元々美声がウリの1つの役者さんだから、こちらもよく似合っていた。
黒田龍という役柄を通し、シリアスな笑いを体現していた。
本人は至って真面目だが、いい意味でズレているという…(笑)
ネギとハムスターが好きで好印象。
雅/「特に理由のない暴力が雅を襲う!」でした。
体を張っていてすげぇ(゚o゚;!
吹っ飛び方が面白すぎた。
まぁ、ネズミ呼びは酷い^^;笑
虎春ちゃんへの言葉が良かった。いつもとはちょっと違って真面目な表情の雅だった。顔の良さが活きていた。
玉城ティナと晴れてカップルに…良かった良かった!
虎二郎/思ったよりも出番は少なめ、滝藤賢一の活躍を見たい方はドラマがオススメ。
「特に理由のない〇〇〇への暴力」が虎二郎を襲っていた。
あれは痛い、可哀想に(笑)
虎二郎も、龍と同じく、
特に理由のない「筋肉お披露目シーン」が用意されている。
元々肉体美が評判の滝藤賢一さん、大河ドラマでも特に理由もなく脱いでいたが(笑)、今回もバキバキに仕上げていて凄かった!
体を鍛えると披露したくなるんだろうか?
カチコミの時の、龍虎の並びが非常にサマになっていた。
玉木宏と滝藤賢一で、シリアスな極道映画を見たいレベル。
演技力は折り紙付き!
観客の女性率の高さは、上記の3人が理由かもしれない。
美久/残念ながら、この映画内ではあまり良さが際立っていなかった…。(好きな俳優さんです。)
出番が少ないので感想の付けようがなかった…。
だが、極主夫道が残酷な暴力映画にならなかった理由の1つとして、怪力恐妻の彼女の存在があったのは大きい。
物騒な龍や雅のストッパーの役割を果たしていたように思う。
虎春との女の戦いも、ネチネチしていなくて素晴らしかった!
実はアニオタで、好印象。
北斗の拳のような場面があり、爆笑した。
近藤/マフィアのラスボス。
事務所に般若面とマリア像を置いており、多趣味の外国好き面白おじさんだと思われる。近藤リサイタル有り。
非常にお茶目で、いい人オーラ全開。
たぶん、龍の方がワル。
部下は売れないバンドマン顔の朴訥イケメンと、サングラスが特徴的な男装女性。(LGBTへの配慮か。)
雲雀/「彼女がシリアスな映画で極妻をするのを見たい~!」……と思う程にハマり役!
美の暴力。
着物が似合っていて素敵!!!
ふつくし~!!!
虎春/このキャラクターの為に観に行きました。
いや、松本さんはあまり詳しくないんですが……髪型と衣装が似合いすぎてて!
本編を見たら、性格も可愛すぎた。
最近あまり見かけなくなった、「純情一途で主人公の事が大好き」という王道ヒロインを、「喧嘩に強いレディース総長」で現代風(?)に味付けしている。
とてもいいキャラクターデザインですよ、男から見ても女から見てもカワイイ。
最後が切ないのも良かった。
映画館に、ギャル?かヤンママっぽい雰囲気の女性が来ていました。
このキャラが目当てで見に来ていたのかもしれない。
元声優さんだから、声の演技が上手い。運動神経が良いのか、最後の殴り合いの場面も格好良かった。
いつか、特撮もので見たいと思った俳優さん。
保育士さん/顔がハチャメチャに良い。
特報を見るとぶちギレキャラに見えますが、保育園と子供を心から愛している良い人です。
まぁ、ドM向け…(^^;)
大人の役も出来て純粋な役も出来る、無敵の俳優さんに育ちましたね。
新婚夫婦/知り合いが結婚したばかりだったので、彼らを思い出しながら見ていた。
極主夫道には珍しい、良い意味で“普通の感覚”を持ったキャラクター2人だった。
集金に来た龍に怯えて、警察に相談していた。(笑)
元々、新川さんが好きだったから嬉しかった。
絵に描いた様なバカップルで、見ていて心が和んだ。
くっきー!/アドリブ芸が面白すぎるw