劇場公開日 2022年6月3日

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「まるで昭和のどつき漫才」極主夫道 ザ・シネマ 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0まるで昭和のどつき漫才

2022年6月4日
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ドラマはけっこう好きで観てました。映画化も楽しみにしていた作品のひとつです。観てない人には登場人物の立ち位置分かりませんよ。
やはり玉木宏の声が素晴らしい。一言一言に重みがある。その対象としての志尊淳の軽さが楽しい。それにしても川口春奈の家事ダメダメ母、相変わらずやりすぎじゃね。そして、メグミに安達祐実に松本まりか、女は全員暴力振るいまくり。男だと犯罪になって女だと笑いになるのか?
話としては、龍(たつ)のウチにやってきた見知らぬ男の子にりゅうと名付けて保護する家族と、ヤクザに嫌がらせをされる幼稚園を守る戦いの二本立て。他にもお笑いネタ盛り沢山で、結構笑えた。チーン!ただ、ほとんどのギャグが暴力がらみっつ〜のが、ちょっとね。それと、いくら楽しい合唱ヤクザでも組長にあんな扱い受けたら耐えられないでしょ。あと、運動会の騎馬戦で空飛んじゃうって??
楽しかっけど、2時間ドラマSPレベルだったかな。泣けるところ欲しかったな。

涼介