「アクションのスピード感はさすが!」グリーンバレット kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションのスピード感はさすが!
この前「バイオレンスアクション」を観て思ったのは、ゆるゆるな殺し屋の映画は、邦画だと「ベイビーわるきゅーれ」が最高峰だということ。ゆるい会話と日常生活、そして殺しのシーンへの切り替えの凄さ。その阪元裕吾監督の最新作。前作の殺し屋国岡の世界観を活かした続編だ。
国岡のアクションはたしかにすごい。格闘シーンのスピードがハンパない。これだけでも観に来てよかったと思える。でも、後半の盛り上がりまでがちょっと長く感じてしまった。それは殺し屋を志願した6人の女の子たちを鍛える合宿生活を描くという設定だからなのかも。6人の物語をそれなりに触れていくと尺をとってしまうのも仕方がない。
あの6人のやりとりを微笑ましく観られるか、流れが悪いなと思うかが評価の分かれ目のような気がする。個人的にはあまりハマらなかった。
続編といえば「ベイビーわるきゅーれ」の方に期待したいところ。
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