コーダ あいのうたのレビュー・感想・評価
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たまには こんな映画もいいなぁ😌
良かったです。
登場人物 みんなキャラクターがしっかり描かれ、全部いい人。
ストーリーはありがちですが、安心して観れ、そしてこころ暖まり、涙腺も緩みがちな映画。
特に秀悦なシーン
合唱発表会で聾唖者の立場になり、音が消え、観客の表情で娘の歌声に感動していることがわかるシーン。
素晴らしい演出でした😄
「笑って泣ける感動作」に終わらない意義
素晴らしい映画と出会った。“誰もが笑って泣ける感動作”なのは間違いないが、障がい者を扱ったエンタメに終わらせず、壁を感じさせない分断をさける作り手の想いが届いた傑作。それがリメイク元の『エール!』と決定的に違う点でもあり、監督自身が手話を習得し、耳が聞こえない役を当事者にキャスティングしたことの意義を大いに感じる。「手話は数ある言語のひとつとして当たり前に存在している」とハッと気づかせてもらった。ルビーが家族と心を交わす過程が、主演のエミリア・ジョーンズが、耳の聞こえないキャストと関係性を築く過程にそのまま生きている。だからこそ当事者が当事者の役を演技することの重要性をまじまじと感じた。雇用機会の不平等があってはならないと、監督のシアン・ヘダーが身を持って証明してくれた。この映画が正当な評価と多くの人に届いてくれることを望まずにはいられない。
家族の成長物語・・・親離れと親の子離れ
名作ですね。最後の畳みかけるような演出が見事です。
・発表会での無音の演出。
・娘の歌のすばらしさをを頭では理解したが聞こえないもどかしさを、娘の首に手を添えて感じようとした父親。
・オーディションの途中から手話を交えることで、より情感を込めて歌うことができた娘。
娘ルビーを演じたエミリア・ジョーンズが何とも魅力的。キラキラ・ピチピチしていました。
「ヒマラヤ杉に降る雪」に出演した若き日の鈴木杏を思い出しました。(見た人にしか伝わらないと思うけど・・・。)
家族の絆の話
展開はありがちだと思いながら自然に涙が出てしまった。
俳優の演技が上手かったのかなんなのか。私にはハマったみたいで後半涙が出た。
家族はちょっと(いやかなり?)下品だけど、根は優しい家族思いの人達というのは序盤から感じ主人公が家族に振り回されていてもあまり不快感を感じず見れた。
仕事で健常者を雇って主人公の負担を減らそうかって話になるけどお金がないか無理ってなってたはずなのに、最後やっぱり健常者を雇っててあれ?って思った。
あとお母さんがちょっと自分勝手なところがあるかな。
後半はお父さんが顔や喉を触って声を出す振動で、どうにか主人公の声を聞こうとしている場面と。
オーディションで主人公が家族にどうにか歌を届けようと手話をしながら歌う場面で涙が出た。
どうしても歌を聞きたい。どうしても歌を届けたい。お互いの願いをお互い叶えよう。お互いに歩み寄ろうと必死になってる姿が感動したんだと思う。
母、父、兄役の人は実際耳が聞こえない俳優さんらしく。そのせいか演技が自然だった。
それでもやはり、展開的にはありがちだったので響く人と響かない人で別れるだろうなとも思う。
発表会シーンでの演出が秀逸
聞こえない歌を聴こうとするとき、見ていなかったものが視えてくる。
合唱クラブの発表会シーンでの演出が、秀逸で印象的でした。
フランスのオリジナル版は未鑑賞ですが、ぜひそちらも観てみたい!と興味が湧いてきました。どこかで配信していないかな?
家族の中でただ1人の健聴者である少女の勇気が、家族やさまざまな問題...
家族の中でただ1人の健聴者である少女の勇気が、家族やさまざまな問題を力に変えていく姿を描いたヒューマンドラマ。
人それぞれ、いろいろな人生。いい家族物語、、👍
ダー子の次にコーダを観た。
オリジナルの『エール!』は未見のままでの鑑賞となりましたが、ストーリーも素晴らしいけど、エミリア・ジョーンズの歌がとてもいい。デュエット曲の「ユア・オール・アイ・ニード」も良いけど、やっぱりジョニ・ミッチェルの代表曲「青春の光と影」の熱唱が最高。
ジョニ・ミッチェルと言えば、キャロル・キングと並んでアメリカを代表する女性シンガーソングライター(と思ってる)。最初はフォーク歌手だと思っていたのに徐々にジャズっぽくなっていった。それほどのファンでもなかったけど(フィービー・スノウと記憶がごっちゃ)、CDは3枚ほど持ってるかなぁ。彼女の代表アルバム『ミンガス』(1979)では冒頭曲に「ハッピー・バースデー」を収録してるなんて!偶然か?
そんな「青春の光と影」ですが、原題は「Both Sides, Now」。「今、二つの立場から」という内容からしても映画の主人公ルビーの進路を決める6月の大事な時期を漁師家族の手伝いをすることと、バークリー大への受験という両面を未来の自分から見つめ直す意味なのだろう。絶妙な選曲♪
もう一つ面白いと感じたのが「CODA」の意味。「Children Of Deaf Adults」というそのままの意味と、音楽記号のCODAのダブルミーニング。ダ・カーポやダル・セーニョといった反復記号とともに、CODAマーク(楽章終結部)へと小節移動する「to coda」。手話を駆使して翻訳する伝いと高校生活の繰り返しから一気に音楽人生へと飛ぶことを意味してないか?まさかレッド・ツェッペリンを意識したのか・・・
音楽の奥深さとルビーの人生。セックス好きの両親と兄。翻訳違いのギャグも上手く使って笑いを取るのも、手話を使える人が少ないことの皮肉かもしれない。崖の上から飛び込むシーンも印象に残るし、遅刻魔というのもヒロインの性格にぴったり。ただ、下ネタが多すぎるところが欠点か・・・サックマイディッ○は思わず吹いたけど。
どこかで見たことあると思っていたら、『ゴーストランドの惨劇』の子だったのですね。あと、コンサートで無音になるところが画期的。思わず感情移入した。
青春ドラマかな
家族というコミュニティで団結し育んできたものの終焉と新たなコミュニティの創成の物語。
家族が直面する現実の狭間で揺れ動く心の描写を丁寧に描いてて共感を覚えました。
そして娘の眼を通して聾の家族の日常の不安と喜び、ユーモアをうまく交えながら、新たな一歩を踏み出すまでを清々しく描いてます。
最後の場面は不要じゃないか
あの調査員を含めて、本当の悪人が一人も居ない映画。ま、揶揄みたいなのものは有ったけど。憎まれ役がなくてもこういう映画は成立するのね。んで、めったにないことだけど、もう一度観に行こうかと思うくらいの映画だったな。誰か連れていきたい。しかし、泣いているところは見せたくないので、悩む。まあ、2回目は泣かないで済むかな。
音がなくなった場面からうるうるし始め、入学オーディションで大泣き。ここを最後にしてエンドロールへと終わっていれば星5つにしたと思う。でも、これからあとが普通。あまりにも平凡な終わり方で涙が引っ込んでしまった。あのあとの、直営販売も成功しています、聴こえないけど和気あいあいで、みたいな場面、要るか?また、オーディション会場の場面で終わっていても、合格か不合格なのか観客にはわかるわい。あと、高校生の娘におかしなことを通訳させる場面も、やめてほしかったな。無理やりコメディ調にするコンドームやらインキンの話は必要だったのか。私も笑ったけどさ。でも、夫婦でセックスの場面は本当にあるかもなと思う。
ところで、家族3人を演じた役者は、実際にも耳が聞こえないみたい。馬鹿にされているというセリフがあったけれど、本当にそう感じているのかなぁ。映画内での酒場や学校の場面みたいなことだろう。切ない。なんか辛いわ。でも、アメリカって、こういう人も、活躍場所は限られているのだろうが、俳優女優としてやっているのがスゴい。
最後に、オイ、配給会社、もっと気合い入れて宣伝せんかいっ。しかし、タイトルに安っぽい「あいのうた」なんていう副題は要らない。だいたい、全ひらがなのあいのうたってなんだよ。コーダだけじゃ何の映画かわからないから付けたのだろうけど、センス無し。
期待は大きすぎたけど好きな映画になりました
役者さんたち皆良かったけど特に主役の女優さんが素晴らしかった
コミカルさもクスクス笑えて笑顔になったし歌声に鳥肌たったし泣けてもきたし色々と楽しめました
ただ見てて(見ている自分)健常者って何だろう?障害者って何だろう?と考えるようになったし差別問題も……
映画後半でお兄ちゃんと主人公がぶつかるシーンでのお兄ちゃんの言葉が凄く刺さりました
考えさせられた映画ではあったけど比較的気軽見れる作風で満足でした
この映画を好きって言う人のこと……好きになれる😁
小さき神の作りし子供たちの子供
両親が聾唖者の女の子のサクセスストーリーと思って、泣く気満々で観に行ったら、ちょっと違う印象でした。タイトルのCODAの意味からして、福音であるはずの健聴者であることが重荷になる主人公の境遇に愕然とします。地域社会と距離感がある両親と兄、聾唖の家族の中で異質な健聴者に頼らざるを得ない貧困や差別等,今日のSDGs的なテーマが溢れていて、考えさせられます。いいテーマではあるけど、社会問題と音楽の話のそれぞれが少し掘り下げが浅いような気がします。とは言え、父親の視点での無音のコンサートや娘の歌を触れて聞くなどの演出には、ウルッときます。役者ではエミリア・ジョーンズが硬い表情で素人っぽい感じが良かったです。音楽教師役エウヘニオ・デルベスもキャラ立ちしていて、美味しい役どころですね。
主役の女の子がとてもとても魅力的
はぁ感動した…
案の定ずっと泣いてました…
グレイテスト・ショーマンのような見終わって「うおぉ感動したー!」っていう大波とはまた違って、「はぁ良かったな…」って帰り道にサントラ聴きがら余韻に浸ってまたじわじわきて歌で泣く、みたいな静かな感動。
ストーリーも演出も、もーいろいろ素晴らしいんだけど、主役の女の子がほんとに魅力的だったな。
歌声も演技もかなりの実力者と見た…あまりに手話が自然に見えた。すごい。
そして男の子が「シング・ストリート」っていう大好きな映画の主役の子だったのもまたなんとも。
とてもいいものをみた気分になる
正直それほど心を射抜かれることはなかったのだけど、泣けることこの上ない。選ばれたキャストがほんといい味を出してる。聾唖の家族だけでなく、音楽の先生までこなり濃い。特に父親は凄まじい。兄が泣かす。
聾唖の家族の通訳のように生きてきた娘の自転車で港町を駆け抜ける日常や悔し涙の表情がいい。そして言葉が通じないからこそのギャグも随所に決まってる。そして聾唖家族が知るよしもない音楽の力を発見するその場面。自分の娘が天賦の才能を持つ娘だとわかる表現がにくい。やりようによってはあざとくなりそうだけども泣ける。そしてオーディションがまた泣かす。青春の光と影か。ここにきて手話が圧倒的な表現力で迫る。歌は伝えること、という先生の最初のコーチングのそれがミックスされて、とても幸せな気分になった。
感動ポルノなんかクソ喰らえ
もう最初から笑ってしまったし
最後には案の定泣いてしまった…
それは聾唖がどうのって話でも何でもなくてさ
ただ家族と離れる娘の話だからなんだよね〜
そこには深すぎる愛情があるからなんだーー
主人公のルビーちゃんと一緒に音楽を楽しんでると、
あ、、ってなるあの虚無感
あれもやりきれないよね
あと、あの兄ちゃんのエネルギッシュさ!
彼の手話がかっこいいのなんの。
V先生、good job !!
脚本が笑いあり、涙ありで良かった。
主人公の歌も良かった!
学校の発表での健聴者との聞こえ方の違いの表し方、父とルビーの2人でのシーン、オーディションでの手話付きの歌シーンなど感涙もの。
最後、ルビーも家族の応援のもと、自分の人生を生きれて良かった!
ルビーの才能を発掘したV先生も、絶妙に現れて絶妙なミスタッチ!グッジョブでした!
涙が出まくって、体重が減るレベルの作品
「コーダあいのうた」鑑賞
涙が出まくっちゃって、
体重が痩せるレベルの映画でした。
後半のある表現では、
鳥肌ビンビン、涙ダラダラ。
この演出を映画館で観れて良かったです。
リメイク元の「エール」(フランス映画)は
Amazonプライムで観れますです!
7回くらい泣きそうになった
普通の人は、普通に感動するか、泣いても1-2か所でしょうが私は7回くらい泣きそうになりました。
主演女優がとにかくよい。
聾唖映画、聾唖映画ってばっかり話題になってますけど、聾唖はプロットであって良質の青春映画であって、良質の家族映画であります。
お歌のシーンが震えます。でもおそらく家のTV画面だったらここまでよかったか?映画館の大スクリーンはやっぱいいですね。
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