コーダ あいのうたのレビュー・感想・評価
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無声と歌声で心振るわせる最高に胸熱な物語
久しぶりにめちゃくちゃ泣いた。中盤ぐらいからずっと目頭が熱くなったまま。
あらすじから感動するプロット。少しでき過ぎたストーリーではあるが直球で心に刺さる。
家族と一緒に過ごせること、自分のやりたいことを実現すること…人生においてどこに幸せを感じるか、求めるか。
障害を抱えていても周りから見たらあまり変わらなかったり、逆に幸せに見える部分だってある。
いま自分の置かれた環境を愛せるかどうかが大切なのだろう。
声がなく手話だけで字幕を追うことになるのに、それでも感情が伝わってくる素晴らしい演技。それもそのはず聾唖者の3人は実際に耳が聞こえない役者を起用したとのこと。
クライマックスでの歌いながら手話をはじめるところにやられた。
耳が聞こえない人の感覚を体感できる長い無音にチャレンジした演出も効果的。
ちょっと下ネタや下品な表現が続くので苦手な人は要注意。個人的には軽やかでユーモアが効いていて面白かったが。
主演の子のひたむきさが胸を打つ。歌声は(名門音大に受かるレベルかは分からないが)温かく広がり心に響き深く思いが伝わってくる。
お父さんがすごく愛らしい(アカデミー賞助演男優賞にノミネート)。歌の先生も徹底したいいキャラ。
ミュージカル映画ではないが歌も楽しめて、改めて音楽って素晴らしいなとも思える一作。
Win-Winは難しい
派手さは皆無
脚本、演技力、撮影技術で勝負した良作
主要人物みんな葛藤を抱えている
それぞれの理想と現実
誰かの理想を叶えると、誰かは犠牲になる
エンディング後の登場人物が気になるなぁ
V先生はサイコーでした笑
身体(心)から響く歌声が届いた♪
娘の学校にラップをガンガンかけて来たり
下ネタな禁止用語を娘に通訳させたり
とにかくお父さんが面白い!
それに引替え対照的にお母さんが
健常者の娘を家族の中で差別発言したり厳しくて…
でも最後にはそんなお母さんにも進学を
祝福されて、めっちゃハッピーエンド♡
V先生の厳しいけど的確な教育で
家族にキチンと想いを伝える事が出来て
全てハッピーエンドで
ほんとに優しい映画🥰
合唱の発表会で、
1〜2分くらい
たっぷり沈黙の時間。
娘の晴れの姿を見に来た家族が
どんな気持ちだったのか?
何もしない、の演出がヤバかった💧
泣かせようとしたかった訳では無いと思う。
ただ、私は号泣😢
付き刺さる様なあの時間が印象的でした。
大きな家族愛を描いた感動作
予告編を観て面白そうだったのと、非常に評価が高かったので今回鑑賞しました。
本作は2015年公開の『エール!』のリメイク版になりますが、こちらの作品は観ていないので、あくまでも本作単体での評価になります。
結論ですが、めちゃくちゃ良かった。劇中何度も涙腺が緩みそうになりながらも、何とか耐え抜きました。歌も素晴らしかったし脚本も素晴らしかったし、何より役者陣の演技が本当に良かった。劇中に登場する聾唖者は、実際に聾唖の俳優さんたちが演じることで非常にリアリティがありましたし、主人公ルビーの父親を演じたトロイ・コッツァーはアカデミー賞助演男優賞にノミネートしたり、聾唖者として初めてのオスカー賞候補になるなどの輝かしい功績を残しました。この演技は実際に見てみないと素晴らしさが伝わりません。ぜひ劇場でご覧になって欲しい作品です。
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海辺の町で、家業である漁の仕事を手伝いながら高校に通うルビー・ロッシ(エミリア・ジョーンズ)は、両親と兄との4人家族で唯一耳が聞こえる健聴者(コーダ)であった。彼女は歌が好きだったが、過去に喋り方を揶揄われた悲しい経験から人前で歌うことを苦手としていた。ルビーは、片思い中のクラスメイトであるマイルズ(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)が選択授業で音楽の授業を取っているのを見て、自身も音楽の授業を選択する。その授業で教師を務めていたベルナド・ヴィラロボス(エウヘニオ・デルベス)は、彼女の並外れた歌の才能に気付き、バークレー音楽学校への進学を推薦するのだが……。
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恥ずかしながら私は本作で初めて「CODA」という単語を知りました。「Children Of Deaf Adult/s」の頭文字を取った言葉で、「聾者の両親を持つ健聴の子供」という意味です。家庭内での会話ができないため発話に若干の問題を抱えてしまったりするらしく、本作の主人公であるルビーも入学時に「声が変だ」と同級生からからかわれたという描写が出てきますね。
本作で一番多くの比重を占める部分と言えば、やはり「CODA」であるルビーと家族との関係性の描写。家族でただ一人の健聴者であるが故に、通訳のような仕事を付きっきりでやらされていた彼女が、家族から離れて夢を追いかけたいと思うようになる。彼女の家族もまた、難聴者に対して厳しい社会の中で健聴者の彼女無しで生活ができるように奮闘する。「親離れ」と「子離れ」を同時に描いた作品で、家族映画として本当に素晴らしかった。
障がい者を「神聖で無垢なもの」として描かず、「一人の人間」として描いていることに好感を持ちました。最近は特に、障がい者やLGBTQの表現に対して風当たりが強く、彼らをどこか「穢れなき存在」のように描く作品が横行しているように感じていました。私の知り合いにも障がい者や同性愛者がいますが、彼らは決して神聖な存在ではなく普通の人間です。良い人ももちろん多いけど、悪い人だっています。だからこそ、最近の映画における障がい者の描写には強い違和感を感じていました。
しかし本作において聴覚に障害を持ったルビーの家族は、どぎつい下ネタも言うし昼間からセックスはするし、どこにでもいる「一人の人間」として描いているんですよね。私はこれこそが正しいポリコレの姿のように感じます。
本作に登場する聾唖者は、実際に聾唖の俳優さんが演じています。監督であるシアン・ヘダーは彼らの出演に対して「聾唖の俳優が聾唖の人物を演じるのが自然だ」とパンフレットのインタビューで語っており、映画の撮影が始まる前に手話をマスターし、手話通訳を介することなく直接演技指導を行なったそうです。このエピソードだけでも監督の映画に対する並々ならぬ情熱と出演俳優へのリスペクトを感じます。
主人公の父親役である聾唖の俳優トロイ・コッツァーも「こんなに良い現場は初めてだった」と語っています。そしてそんな素晴らしい現場が、トロイ・コッツァーをゴールデングローブ賞やアカデミー賞に助演男優賞としてノミネートするという快挙を生んだんでしょう。
語りたい感動的な場面や笑った場面がたくさんありますが、挙げればキリがないので割愛。ぜひ多くの方に鑑賞してほしい映画でした。オススメです!!
【4月1日追記】
アカデミー賞作品賞と、トロイ・コッツァー氏の助演男優賞受賞、本当におめでとうございます。アカデミー賞をきっかけに上映館数がまた増えたらしいので、更に多くの人が本作を観てくれそうですね。一ファンとして、非常に嬉しいです。
良い映画なのですが、リメイク。個人的には何事にもオリジナルに価値を...
良い映画なのですが、リメイク。個人的には何事にもオリジナルに価値を見出す性格なので、フランス版「エール」の方が良かった・・・と思って「エール」を改めて観ましたら・・「CODA」大変よくリメイクされていて・・。両方とても良いです。特に「CODA」は音楽が秀逸で、ジョニ・ミッチェルの Both Sides Now でなければこの映画は成り立たなかったのでは感じました♪
因みに、お母さん役の、マーリー・マトリン、昭和の時代に「愛は静けさの中」で、デフの役でオスカーの主演女優賞とった女優。ずーっと続けてたのですね。そういう点がアメリカのショウビジネスの懐の深さ。
温かいファミリーヒストリー
生まれた我が子の健常を願わない親がいるという価値観に目からウロコでした♪
しかし、我が子の幸せを願わない親はいません。
家庭環境がどうあれ、それまでの関係性がどうあれ、最終的には抱き合って涙するものだと思います♪
心が洗われました!
「手話」の捉え方が変わる映画
言葉は、原体験の2次表現である。
まず、何も名前が付けられていない、そのままの状態の「何か」があって、それを表す手段として言葉を用いる。
手話は、言葉の代替品。つまり、3次表現として捉えていたが、コーダをみて、その考えが変わった。
ルビーは、V先生に、胸の内を表してみろ、と言われた際に、手話という言語を用いた。その手話には、字幕が付け加えれていなかったが、伝わる
「何か」があった。
さらに、音楽大学の入試の場面。ろう者である家族が2階から見守るその場面で、ルビーは声だけでなく手話を用いて、歌を表現した。
これは、家族に対して為された「配慮」などではなく、自分の、胸の内を表現する最高の手段として、手話を選んだのだ。
手話には、言葉では伝え切ることのできない、何かを伝える威力があり、「伝える」という人間の根本である行為に説得力を持たせる手段であると実感した。
こんな素晴らしい映画に巡りあえてよかった
パンフレットは売り切れだった。
仕事やプライベートで動画編集をするけど、つくづく思うのはBGMの大切さ。動画を『観せる』のに、音楽つけるのと、つけないのとでは、全然違う。映画やドラマ(フィギュアスケートでも!)、素晴らしい映像(や演技)が、音楽がバックに流れることで効果的になって、さらに感情を盛り上げる。そんなことは、誰でも知っている。だって、ボリュームを絞って、音を消して画面を観てみればいいことだから……
そんなことはつくづくわかっていたけれど、この映画を観て、音のない世界で生きている耳の聞こえない人達の現実に圧倒された(なんも分かってなかった、分かってたつもりだった)のがひとつ。
そして、こんな、『歌のシーンの見せ方』は初めてなんじゃないかと思った。
①秋の合唱発表会、デュエットのシーン。あんな見せ方する!
息をのんでスクリーンから目が離せなかった…………と思ったら②帰宅後にお父さんに歌を聴かせるシーン。喉を触ってた。そして、この2パタンだけでなく③試験のシーン。歌声と……そして、家族に届くように歌ったシーン……
こんな表現のしかたって……。
聞(聴)こえなくても『分かり合う』。
『ハッピバースデイ トゥ ユー』だけで、結構、カンドーしたし、犬の鳴き声の場面は、『歌姫』が目覚めたのを目撃したと感じた。
スマホの操作音やお皿を置く音やおならの音等々……、そうか、聾唖の人達の生活は音で溢れてるんだなー。逆に新鮮というか……今まで、思いもしなかった事実や……(食事中、音楽を聴くのはだめで、お兄ちゃんが出会い系サイトを見るのは、『家族全員で楽しめるからOK』で)。
『せいぜい、まぶたが裏返って、下着がくい込むくらいよ』。
(西洋の人達にとって、水に入る場面は(我々が想像できないくらい)、重要なんだとなにかで読んだ。宗教的な意味が潜在していて、【再生】なんかの暗示なんだそうですが……)。
あのシーンも、美しいランドスケープと相乗効果で秀逸。大好きな場面。
お母さんとのシーン、ラストの父さんの……、そして、兄ちゃんの妹を思いやる責任感。
私にとって、完璧な映画だった。
(あー、明日も観に行きたい!行きたいけど仕事で行けない。でも、ファーストインプレッションの今日ほどの体感はもうできないから、今日は貴重だった と今、思う)
そして、現実は……
一生、娘の美しい歌声を聴くことはできないんだよね。父も母も兄も……現実は酷でしょ。ふと、思うけど。
でもね、もともと、みんな聞こえる世界にはいないから、聴こえてる我々の感覚とは違うんだもんねー。そして、それでも充分『分かりあえてる』んだもんなー
だから、全然不幸ではないんでしょ
と思った。
兄の彼女もよかった。
□ 2月24日 『CODA』ユナイテッド・シネマ金沢で2回目。
観たくて観たくて、仕事の合間に観に行った。
改めて観てみて、無駄のないstoryだと実感・認識した。
そして、この物語、
世界の始まりや沐浴のシーンや主人公と家族の受難、そして流れる美しい歌声……等々。これは聖書の一節のお話だ。と思った。
精神世界という観点からも、西欧の人達はより好きになる映画だと思った。
アカデミー賞(とる、とらないはどっちでもいいけど、)、もしとったら、この素敵な映画をもっともっとたくさんの人が観るのになー。と思う。
パンフレット、買えました。
いい映画だったなぁ…
と観終わったあとにしみじみ思える映画。
エール!は未見です(観なきゃ)。
主人公のルビーがいわゆるヤングケアラーに見え、どうなってしまうんだろう、と感情移入しながら見た。
一方で家族たちにもそれぞれ共感できるポイントがあり、この家族がどんな結末に辿り着くのか最後まで見届けたくなった。
途中から涙が出てきて、最後までポロポロと泣いてしまった。
障がい云々じゃなくてあなたの性格だから、的なセリフがあったけども、心の壁を越えた時、世界が変わっていくのだなと感じた。
リメーク版ですが また 泣かされました。(T_T)
フランス映画の アメリカ版 エロが素敵です。
ただ 下ネタでも ヤッテる場面がなければ
文部省推薦も イケたかもです。(⌒▽⌒)アハハ!
でも 夫婦は ヤルのが普通 イケないことでは
あーりーまーせーん。
自己犠牲が好きですが あまり犠牲にすると
それもストレスになりますね。
何事も 程々がよろしいかと。
そりゃ泣くだろ
ヤングケアラーの問題とかそんな重めの感じかと思ったら全然違う
もうなんか下ネタに溢れてるというかそれだけで会話が進んで行くくらい
主人公の置かれた立場とか
家族の主人公に対する想いとか
周りの人のスタンスとか
なんかもうすっごくちゃんとしたドラマ観れたって感じ
見る前は見ようか少し迷ったけどもう見て正解
良い映画に出会えて幸せ
少女の成長
聾者の家族を持つ少女をコミカルかつドラマチックに描いた本作。
周囲とは異なる環境で育ち、自分を信じることできないルビー、歌を歌うことが生き甲斐だが、周囲の前では上手く表現することが出来ない。少女を愛し、育てた家族も経験したことのない音楽に才能を表す娘を信じることが出来ない。才能を認めたものの少女の心の内を信じられず戸惑う教授、そんな登場人物全員がお互いを信じ、少女を温かく見守り、大きな成長を遂げていく本作のストーリーには心を大きく動かされた。
中でも本作のハイライトとも言える秋のコンサートでのデュオシーン。ルビーが歌い出すと同時に静寂に包まれる。見つめる観客の表情、観客が作り出す会場の雰囲気をルビーの父の目を通して強烈に表現していた。このシーンで映画における音楽の表現に新たな風が吹いたと感じた。
また、このコンサートによって心を動かされた父親がとった娘への行動は覚悟、寂しさ、愛情と言った様々な感情が複雑に絡み合っていて何度も観たいと感じるシーンとなっていた。
本作は家族、少女自身がお互いを信じるまでの過程を美しく描き、家族愛は勿論、健聴者である人々にも聾者から見た世界を知るきっかけとなる作品であり、より多くの人々の理解を生むきっかけとなる壮大な愛によって作られた映画だと感じた。
劇場で観れて本当に良かった
ずっと気になっていた作品、やっと劇場に向かうことができました。
素晴らしかった。
「エール!」のリメイク作品。オリジナルはコメディ色が強かったが、こちらはもう少しだけ重く描いています。
テーマとしては「家族の絆」だと思いますが、もう一つの「音」もかなり拘っているように感じました。
まず難聴者役者の起用。これが通らねば監督降板も辞さない構えだったと聞きました。公開前にこれを知り、ぜひとも観たいと思ったのを覚えています。
それと楽曲の選曲が素晴らしい。それはBGMだけでなく劇中で歌われるものにも及んでいるんですね。
それだけでなく、会話のワードにTシャツやポスターの小物に至るまで音楽好きを刺激してきます。
そしてなんと言ってもコンサートの場面でしょう。
突然カットインのように入る、お父さんの視点の演出。あそこは身体中に鳥肌が立ちました。
劇場内も、皆呼吸が止まっているかのような曇りのない静寂。
突然放り込まれたその空間は、本作においてとても効果的であったと思います。
何よりこれは劇場ならではでしょう。
その後に訪れる二人だけのコンサート。そこで彼女の歌を聞きたいと、お父さんがその歌声に「触れる」シーン。
ひたすらに美しく、観ていてずっと涙が出ていました。
キャストも見事。マーリー・マトリン、マーリーと共演した事もあるダニエル・デュラント。それとマーリーを観て役者を志たトロイ・コッツァー。
成る可くして成った三人だと思いました。親子役にこれ以上は考えられないキャスティングでしょう。
そして主人公ポーラを演じたエミリア・ジョーンズ。
とてもキュートで素晴らしい歌声。ジョニの楽曲でここまで魅了された歌声はなかなか思いつきません。
あとV先生、彼はかなり良いアクセントでしたね。
家族の在り方、聾唖の抱える困難と寄り添い方、自分自身の場所、そして歌うこと。
劇場で観れて本当に良かった、素晴らしかったです。
I really love you
お涙頂戴モノかと敬遠しないで!!
感動作とは思っていたけどここまでとは!
ストーリーも役者さんたちの演技もキャラクターも“歌”も、全てが予想を遥かに凌ぐものでした。
後半30分位はずっーと涙が溢れていました。そして観終わった後の心の温もり。こんなにたくさん泣いて、こんなに幸せな気持ちにしてくれた映画っていつぶりでしょうか?
お父さんもお母さんもお兄さんも耳が聴こえなくて一人だけ健聴者の主人公。家族と自分の夢との板挟みになって…って言うとありがちなストーリーに聞こえてしまうけどそんなもんじゃあないのよ!
主人公の女子高生を演じたエミリア・ジョーンズがとにかくイイ!撮影当時は17歳だったらしいけど歌も演技も崖からのジャンプも(笑)素晴らしいし、手話なんてとっても感情がこもっていて昨日今日覚えたモノではなく本当に聾者家族の中で育った人の手話みたいでした。
家族は実際に障がいのある俳優さんたちが演じていて皆さんキャラが強い強い。
お母さん役のマーリー・マトリンは「愛は静けさの中に」でオスカー受賞?えっ、あの女優さんだったの??
80年代にツ◯ヤでVHS借りて観て深ーく感動したのをはっきり覚えていますとも。イメージは変わってますけどずっと女優さんをされていたなんて本当に素敵。
お父さんもお兄さんも彼氏も…そしてあの顧問の先生も、全員が魅力的で大好きになりました。
自分の出している音の大きさに気づかないことなど、聴覚障がいのある人の生活にハッとしましたし特にクライマックスのあの演出!
頭ではわかっているつもりでも何もわかっていなかったんだなぁ、ってガツンとやられました。嗚咽。
労働者問題なども含んでいますが下ネタも多々あるし楽しいシーンも多く全然ジメジメしていません。
日常の描写がとにかくリアルでナチュラル。
主演女優さんもまだお若い女性監督さんもこれからがすごく楽しみですね。
障がいのある無しに関わらず家族っていろんな形があるんだよなぁ、外(他人)からはたとえ理解されなくてもそこにはそれぞれの形の絆や愛が存在してるんだなぁ、って当たり前のことをあらためて感じました。
今お友達に映画について尋ねられたら迷わずこの作品をお薦めします!全員観て!!
久しぶりに1週間浸れたました
とてもとても感動しました。
別の映画で予告編を見て、必ず見ようと決めていました。
その期待を上回る感動をくれました。
すべての役者さんが素晴らしかったけど、
特に主役の ルビー が抜群でした。
私は特に、バークリーのオーディションのシーン。
出だしイマイチだったのをうまく救ってくれたV先生。
ふぅっと息を吸いながら気を取り直して歌い始め、
忍び込んだ家族に向かって手話で語りかけるように ”歌う” ルビー。
本当に美しい歌声。
美しい手話でした。
このシーン、映画を観ている事を、私は忘れていました。
見事という他はない。
素晴らしい作品に出会えた事を感謝します。
この邦題狙いすぎ
洋画の邦題が時に鼻に突くことがあるが、これはその典型。予備知識ゼロで観たのでよい意味で意外な設定。題名から匂わされるように、「うた」がヒロインの未来を拓く。同じ内容を邦画でやると湿っぽくなりそうなのをカラッと描いているのはお国柄か。良い映画でした。
全709件中、461~480件目を表示