「まっすぐな気持ちと歌声に心が震える」コーダ あいのうた humさんの映画レビュー(感想・評価)
まっすぐな気持ちと歌声に心が震える
思春期の岐路に立つルビーの葛藤と聾唖の家族の正直なおもいが交差する様子に切なくなり、障害がうむ現実や手話についてあまりに無知なことを自省した。
そしてユーモアと愛ある家族関係やルビーの才能を見つけ熱血指導にあたる先生のくすっと笑える個性と思いやり、現実的で素朴な漁師たちとのからみ、ほのかな恋心のめばえや変化などがいきいきとした空気感を孕みながらたたみかけてくるうちに、いつのまにか田舎の港町の住人の一員となり、ルビーと一家をハラハラ涙しながらもあたたかく見守る自分がいた。
人間くさく綴られていくコーダ(聾唖者の家の子ども)ルビーの日々の物語は、表情豊かで素直な彼女の歌声が軸となり溢れんばかりのフレッシュさでなんども胸を打ってくる。
生身の人間が生きている今という時間の貴重さ、さらには障害に関係なくどう生きようとしているかにある価値の意味を思いださせるにじゅうぶんだ。
また、発表会のシーンの見せかたは斬新だった…
当事者の気持ちに不意にうつりかわり静けさのなかに不安感と想像力を膨らませた。
やがて研ぎ澄まされていきパズルの1ピースがさいごにぴたりとはまったときのように、会場中にきこえなかった音が淀みなく響いた瞬間に立ち会った感覚だった。
原作エールの鑑賞後よりもいちだんと苦くすっぱく、いちだんとさわやかでやさしい風が吹き抜けていった。
ひとつの壁を自分の意思とまわりの愛でのり越えた成長を音楽用語codaと重ね、こころで拍手。
旅立ったその後のルビーに映画館を出てからも何度も思いを馳せている。
コメントありがとうございます。
ルビーの歌唱は、コーダとしての色々な想いと覚悟が凝縮されているようで切なくて力強かったです。素晴らしい歌声でした。
では、また共感作で。
ー以上ー
こんばんは♪
重ねてお邪魔いたします。
フォローしていただきましてありがとうございました😊
映画繋がりを大切に、
どうぞよろしくお願いいたします🤲
返信結構です。ありがとうございました😊
こんばんは♪
ご丁寧に素敵なコメントをいただきましてありがとうございました😊
映画繋がりですね。
今後ともよろしくお願いいたします🤲
返信は結構です。ありがとうございました😊
こんばんは♪、
共感いただきましてありがとうございました😊
🎼 生身の人間が生きている今という時間の貴重さ、さらには障害に関係なくどう生きようとしているかにある価値の意味を思いださせるにじゅうぶんだ。🎼
humさんの上記の文章に目がいきました。どう生きようとしているか、人として大事にしないと、と思います。
ありがとうございました😊