「【”橋のたもとで、夫婦の地蔵は全てを見ていた・・”今や、絶滅危惧種の町民時代劇。情緒があって、宜しき哉。】」殺すな NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”橋のたもとで、夫婦の地蔵は全てを見ていた・・”今や、絶滅危惧種の町民時代劇。情緒があって、宜しき哉。】
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ー ”愛しているなら、殺してはイカン!”と善左衛門(中村梅雀)は、自ら手をかけてしまった妻の姿と慚愧の念に駆られながら、吉蔵(柄本佑)に言った・・。-
・シンプルだが、深みのある脚本である。
・登場人物は上記2名に加え、吉蔵と出奔した船宿の女将であるお峯(安藤サクラ)の3名のみである。
・今作は、今や貴重な時代劇であるが、剣劇も登場しない。それでも、見応えがある。
<時代劇が、TV地上波から消えて随分経つ。今や大河ドラマとBSの作品位ではないか。
そのような、状況下で9日に亡くなった井上昭監督の時代劇への想いを感じた作品である。
柄本佑は言う”時代劇には、新しいモノが沢山詰まっている。時代劇は作り続けなければいけないと思う。”
全く、同感である。>
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ぷにゃぷにゃさんのコメント
2022年2月12日
コメント返信ありがとうございます。
ほんとに最近、民放で時代劇を作らないですね。
見る人も減っているのかもしれませんが。
かつらや衣装、小道具など、裏方の技術も必要なので、時代劇は残っていって欲しいです。
本田博太郎さんは、私も好きです。