「現実に戻りたくない!一生ポールと冒険していたい!」デューン 砂の惑星 PART2 どすこいたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
現実に戻りたくない!一生ポールと冒険していたい!
4DXにて鑑賞。
上映時間166分。数字だけ見ると長そうですがあっという間!本当に終わった時、え?やだ、帰りたくない…!って思うくらい世界観に浸りきっていました。没入なんて言葉じゃ足りない!私はあの戦場に「いた」のだ…!
前作をちっさいスマホの画面で観た私は、是非ともPART2は映画館で…!と思いましたが、前作を映画館で観れなかったのが本当に悔やまれるくらい、映画館で観るべき作品であることを痛感しました。
大画面で繰り広げられる圧倒的スケールのSFアドベンチャー。素晴らしい音響に映像美、そして登場人物達の息遣いまで聞こえてきそうな緊張感。驚いたのは、戦闘シーンでナイフを相手に刺して引き抜く時、返り血(現実では水)を浴びたこと!画面では血が出ているようには見えなかったのですが、頬の辺りにピッと…。4DXでここまでこだわった作品は初めてでした。
本編のストーリーは打倒ハルコンネンへ向け物語が大きく動き出します。その中で、主人公の救世主たる葛藤が細かく描かれていたのが素晴らしかったです。ジェシカが身籠った胎児と対話するシーンも神秘的で良かったです。あのシーンでドグラ・マグラの「胎児よ胎児よなぜ踊る」を思い出したのは私だけではないはず(笑)
大迫力の砂虫ライド、圧巻のフレメン対ハルコンネン軍と見どころの多い本作ですが、オースティン・バトラー演じるフェイド・ラウサ(ハルコンネン男爵の甥)の存在感!冷酷でイカれ気味な狂気のヴィラン。そのくせ決闘は正々堂々と。か…かっこいい…!特異な外見も相まって目が離せません。「よく戦った、アトレイデス」は本作きっての名言です。
映画が終わった時自然と涙が溢れたのは何故か?圧倒されてしまったのだ。問答無用だ。レビューを書いている今も、私はラウサと共に砂虫ライドをしている…(意味不明)。
「オーメン ザ・ファースト」の共感、有難うございました。
ところで、このデューン・シリーズですが、世界的ヒットを受けてパート3の製作が決定したとのことで、今から楽しみです。
コメント・共感そしてフォローバックありがとうございます。
そうなんですよ、IMAXも初体験だったので、
映像と音響にびっくりたまげました。
どうも4DXの設備はないみたいです。