「サイコゥ!サイコゥ!サイコゥ!スペースオペラを超える砂の大河!」デューン 砂の惑星 PART2 おひさまマジックさんの映画レビュー(感想・評価)
サイコゥ!サイコゥ!サイコゥ!スペースオペラを超える砂の大河!
まず初めにことわっておくと、私はSF映画はとーっても好きな方だ。その大前提において、本作は(今のところ)今年最大の期待作。
きたきた。
★5、というより★8くらい付けちゃおう!!
あー面白かった!
もう一度言いたい!
めちゃくちゃ面白かった~!
映像、ビークルデザイン、衣装、音楽、どれを取っても良く出来ていて、世界にどっぷり入り込むことができた。謎要素が、色々と解き明かされて言うこと無し。
原作はさらにディープなSF作品だが、今回のDUNEはこれ完全に地球の近代史だよね、っていう味付けがあり、個人的には入りやすかった。
アトレイデス家=英国
ハルコンネン家=ロシア
フレメン=中東アラブ諸国
宇宙皇帝=アメリカ
どう見てもこうでしょ、と。
そうなってくるとですよ、ポール・アトレイデスはあたかもアラビアの「ロレンス」のようであり、物語はともかく、映画・見ものとしての話の流れが分かりやすかったのは、そのおかげかもと感じた。
次回作では他の大領家との決戦になるはずなので、きっと見た目 中国か、インド、はたまたアフリカ系などの国家が出てくるのではないかと推測してます。
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話は変わるが本作キャストの女優陣の豪華さといったら!レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤ、フローレンス・ピュー、レア・セドゥ、アニヤ・テイラー=ジョイ、今をときめく主役級スターがこれでもかと登場って凄すぎるぞ~~(^_^;) また登場の仕方もイイ。
ジョージ・ルーカスや宮崎駿にも影響を与えたと言われる「デューン」。映画化された過去作とは比べ物にならない出来の良さの本シリーズ。次回作もこの調子でがっつり作り上げてほしい。次が完結がどうかはわからないが、シリーズが続く限りは追っていきたい。いずれにしても壮大なフィナーレを期待!!
「国の例え」は、そんな見方もあるのか、なるほど分かりやすくなるな、と感心し、大いに参考になりました。
女優陣の豪華さは、たしかにすごかったですね。しかも、きれいどころばかりでなく、ベネ・ゲセリットの長を演じていたシャーロット・ランプリング(ベールで顔はよく見えませんでしたが)のような大ベテランまで出ているのは、鳥肌ものでした。