劇場公開日 2022年2月18日

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「圧巻の11分!」MIRRORLIAR FILMS Season2 Hime-taroさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0圧巻の11分!

2022年2月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

どれも見応えがあり、それぞれの監督の個性もヒシヒシ感じてなかなか良い企画でした。特にというかやはりというか、トリを務めた三島監督の作品には、圧倒的な何かを感じました。11分強という長回しによってしか伝えられない「ある何か」としか言いようがない、何かとても大切なもの。説明が少ない監督ですが、だからこそ伝わってくる、何か。佐藤浩市さんの「素のままかっ?」とみまごう演技も、佐藤さんをここまで裸にしちゃっていいのだろうか、と、妥協を許さない監督の覚悟をまたまた思い知りました。長回しが始まった時からこちらの心臓はドキドキが止まらず!取り立てて、大事件が起きたわけではないのですが、ラストで落涙。なんだなんだ⁉️私の何がこれほど感動しているのだ⁉️と、意識に登らない深い深いとこで、どうやら私は感動していた(ようだ)。以前も書いた記憶がありますが、時代におもねない、稀有な才能!それを三島有紀子にまたまた感じたのでした。稀有すぎて(笑)今回も、賛否は分かれてしまうだろうな、ま、仕方ない(笑)。三島監督、これからも他の追随を許さない、稀有な道を進んでいってください。いやはや衝撃の11分でした。

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Hime-taro