「"titanik bar"」ダムネーション 天罰 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
"titanik bar"
降り続ける雨とゆっくり流れるカメラワークからの長回しに絵画の印象を受ける、タル・ベーラの物語を描かず人間を描く映画としての芸術は何よりも映像が渋くて格好良い、そんな全体的な映像のLookが好み。
本作から『サタンタンゴ』に繋がっていく感じは随所に見受けられ7時間18分を2時間で魅せてくれる感覚を『サタンタンゴ』よりも難解な反面、それぞれの役者が話すセリフの多さや音楽など本作の方が派手さはありながらも謐けさは目立つ。
野良犬との吠え合戦は咬まれる心配を、一番興奮する場面だった。
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