ラーゲリより愛を込めてのレビュー・感想・評価
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泣きました
ちょっと綺麗に作りすぎてる感はあると思いつつも、ぼろぼろ泣きました。戦争の悲劇、生きると言う事、人間とは何かなどを改めて考える機会になりました。家族がいる方には、なお心にしみると思います。今の日常がどれほど幸せな事か、今日は噛み締めて眠りたいと思います。良作でした。
危ない!
危うく映画館で見逃すところだった。
予告編が若干暗めに見えたので、映画館での観賞に二の足を踏んでいた。
BDで十分なんじゃないかなという思いもあった。
だが、年末年始の期待の大作は外れで観賞初めもしていない。
消去法で選んだのがこれだった。
年末年始の超優良作は間違いなくこれだった。
どれだけ泣いただろう。
最後尾の列、私しかいなくて良かった。
誰に気兼ねすることなく涙し、思い切りハンカチで拭くことができた。
その観点では公開から時間がたっていたことが奏功した。
内容については既に多くの方が書かれているだろうから簡単に。
家族愛や友情、平和といった陳腐な言葉には収まらない、多様な感情が交錯した。
意外に早く亡くなってしまったなと思ったが、それからが本番と言っても過言ではあるまい。
想定外で胸アツな展開に魂を揺さぶられた。
俳優陣も素晴らしかった。
誰一人違和感を感じさせられず、映画の世界観に没入できた。
特に中島健人は大健闘と感じた。
なんだかんだ言って、ジャニーズには逸材がいるね。
久々に邦画を堪能した。
ドラマに関してはTBSを見直した。
某フジとは大違い(蛇足だね)。
極寒での過酷さが足りない
実話を元にした今作
戦争捕虜として極寒のシベリアで過酷な年月を過ごした人達の実話なので、ストーリー的には当然泣けるのだが、泣かされながらも何故か白ける不思議な映画だった
演者の皆様の芝居はとても素晴らしかったです
主人公は二宮くんで、語り部は松坂桃李
脇を固める重要人物として安田顕と桐谷健太、中島健人
語り部である肝心な松坂桃李の人物描写が足りないせいか、途中から出番の増えてくる安田顕と桐谷健太の濃いキャラに語り部が食われてしまっていないだろうか
松坂桃李が卑怯者を脱却する大事な場面での説得力が不足して、気持ちが盛り上がりそびれたのが残念だ
そして何より極寒での過酷な環境の描写が足りなさすぎるせいで、色々もったいない事になっている
極寒の過酷な状況で苦しみ苛まれ、多くの人が精神を病むほどの荒んだ状況だったのではないか
そんな過酷な状況にも関わらず希望を捨てずに生きるからこそ主人公が輝く映画であるはずなのに、過酷さが足りないせいで輝きが鈍ってしまっている
捕虜が小綺麗で、寒そうにしてないのが何よりも気になってしまった
マイナス40度を超えないと作業は中止にならない、そんな説明台詞の中作業する人々
マイナス20度の手足も凍ってしまいそうな寒さの中で働いている過酷な状況を人が倒れだけの演出ってどうなの?
マイナス20度の野外で働いてる人達に全然見えなかったよ
リアリティ足りなさすぎません?
往年の名作「八甲田山」のリアリティさを知ってると、どうもね
二宮くんの芝居は素晴らしかったが、皆から慕われる人物である場面をもう少し入れて欲しかったな
それぞれのキャラクターの描写はしてるのだか、なんだか平面的で二宮くんとの関係性の深まりがいまひとつで残念だ
それぞれが遺書を持って家に来る大事なラストのパートで泣かされながらも、演出が気になって気持ちが白けていると言う摩訶不思議な状況
一番盛り上げてくれたのは犬のクロだったかも
夏に観た野田秀樹先生の舞台「Q」のエンディングパートにて、ロシアの収容所で精神が荒んで行く人々の見事な様とどうしても比較してしまってあれこれ上げてみましたが、きっと、とっても泣ける良作映画ですよ
若年層向けの戦争映画
実話を元にした辺見じゅんの小説が原作の物語。
CGやセットのチープさが目立っており、邦画が嫌煙されるひとつの要因がこの映画でも目の当たりになってしまった。
しかしながら俳優陣は豪華で、メインに二宮和也、助演に松坂桃李、中島健人といった女性ファンが多い人選としたのは大正解。
私が入った映画館では平日夕方に関わらず若年層の特にグループでの女性客が多く、戦争とは何かを考えるきっかけになる良い映画だったと思う。
各々演技力が高く、特に中島健人はジャニーズ人選と言わせないほどの実力を見せた。
脚本に多少なりともくどさはあったし俳優陣の演技力頼りだった部分もあり、他の名作戦争映画を観たことがある映画ファンにとっては物足りないところもあったが観に行ってよかったと思う。
直球で憶えておきたい事
泣いた。わかってるのに泣いた。原作は勿論、事実や時代背景にも真剣に取り組んだ、制作に関わる全ての人の結晶だったからなのかも知れません。
「命を諦めない」その一点に集約して展開され、実話ベースとはいえひとつの綺麗な決着をみる今作。「南極物語」や「ウィンズオブゴッド」を思い出したりもしましたが、なーんにも前情報を入れないで観るのが吉!な作品でした。
(おでんのタネと思ってた)北川景子に号泣させられるとは意外なお年玉でございました。
好みじゃなかったので低めに評価してます
映画の冒頭に出ていたのは、多分モデルになった実話があるってことなのだと思うけれど、戦時中の記録みたいな実話系のお話自体は、嫌いではありません。
例えば戦艦長門が建造されてからビキニ環礁の水爆実験の標的艦として沈むまで、船の一生を伝記のようにして書いた『軍艦長門の生涯』ですとか、戦時中に駆逐艦雷の工藤艦長が、スラバヤ沖海戦の後、船を失って海上を漂っていたイギリスの軍人422名を救ったけれども、日本は敗戦国になったのでそのようなことは記録に残らず、本人も誰にも語らなかったというので、戦後イギリスの元軍人が訪ねてくるまで分からなかったというのを記者が取材した記録の『敵兵を救助せよ!』などというような、いく冊かの本を買って読みました。
ただ、そういうのはある程度長くても良いから時間をかけてじっくり読む話は嫌いではないのですが、映画に限っていうと、僕はそういう淡々としたものが好きではありません。
迫力も映像の美しさも求めていないし、無理矢理2時間か3時間の上映時間内に押し込める必要もない、そういう出来事に価値のあるお話は、映画よりもじっくり本で読みたいタイプで、映画の題材としては好みではないです。
戦後にシベリアに抑留された日本人のお話で、事前に映画の予告映像で主人公の山本さんの治療を要求して作業をボイコットするものが流れていたとおりに、山本さんは重い病気になるし、原作のタイトルにもあるとおりにラーゲリから遺書が届くお話で、感動する場面はありました。
ただ、全体としてマイナス20度以下にもなる寒さの中で過酷な労働を強いられる厳しい抑留生活を淡々と描いていて、その生活の中で山本さんの生き方や考え方がまわりの人に少しずつ影響を与えていくというもので、物語的に盛り上がる大きな事件とか、クライマックスの興奮はありません。
このようなタイプのお話が好きな人もいるかとは思いますが、僕は好みじゃなかったので、低めの評価を付けています。
楽しみを見出すとすれば、僕は通信講座で10年以上もロシア語の勉強をしているので、(勉強しているだけで会話の機会はないから聞き取りはからきしなんだけど)「ダモイと言ったら家を意味するдомの造格の格変化で、家へ帰るの意味もあるなぁ」とか、ダモイの列車が止められて、ロシア兵がпереводчик(ピェレヴォードチク)と言ったら山本さんが降りて行って名前を読み上げ始めた場面で「あ、переводчикは通訳の意味だ」とか、ロシア語の単語を追いかけているのが、まぁ楽しかった…かな?
そのくらいしか楽しみがありませんでした。
わんちゃん、演技者
知ってる俳優さん沢山おられ
中島健人くんの純粋な笑顔とクロにのめり込みました
戦争戦犯の話なんですね?
数年前、中居くんが演じた映画のソ連版?
帰国待ち望み病に倒れるって、
希望が遺書〜寂しいね、悲しいね
評価良いのがわかりました
もう一度見たい映画
戦争で戦っているのは人で、その人それぞれに人生があり
大切なものがあるのだということを、じわじわと心に刻み込んでいく映画。
そして戦争が終わった後も、戦争は終わっていなくて
大変だった人たちがいたんだということを史実ではなく
一人一人の人生として教えてくれる映画。
戦争や紛争は繰り返してはいけないし
今起こっているものも、数字ではなくて
その向こうに人が亡くなったり、大切な人を失ったり、
戦いたくない人が戦ったりしているんだということを
考えさせられました。
世界の戦争や紛争が早く収まり
平和になりますように。
そして、日々の平穏に感謝。
期待以上
ここ1年間位の日本映画の中で私的には最高であった…久々に一睡もせず最後まで観た。泣かせるね…隣の人とか、周りも結構泣いてたね。
レビューでは収容所の労働環境や気候、衣装…リアリティが無く、3.0って人が結構多いようだが、私にはそうした事、よりも、もっと本質的に訴えるものが大きく、そんな設定の拙さなんて気にならなかった。
北川景子…美人すぎる…いいじゃないか!映画としてのエンタメも考えられてるんだな。
ワンちゃん登場なんかも、ホット和ませる。
エンドの頭にしまった遺言4丁…ってのも、しびれたヨ。これも実話ですかね…だとするとホント泣かせますね。
戦争って、愚かな行為だって、訴えている映画です…防衛費GDP2%なんて止めましょうよ。
結果から言うとまぁまぁでした。 評価高く泣けたと言うレビューにも納...
結果から言うとまぁまぁでした。
評価高く泣けたと言うレビューにも納得する部分はありますがちょっと期待外れてでした。
まず個人的にどーしても北川景子さんの演技に冷めてしまう、残念。
それとこの大変貴重な実話を映画枠で収める事の難しさでしょうか、全ておいて浅い内容でした。もっと追求して欲しいシーンばかり。
それでも安田さんは最高でした。安田さんの泣きのシーンで一気に涙腺が崩壊しました。
周囲に勧たいと思うほどの映画ではなかった
私は友人に勧められて見に行きましたが、正直期待していたほどの内容ではなかったです。
泣けるところは泣けましたが、内容や描写に現実味がないところが多々あり、映画の世界観に集中しきれませんでした。
映画の最初に、実話をもとにした話、とテロップが入ったので尚更細かなところが気になり、これ本当に当時こんな感じだったの?と色々突っ込みながら見てしまいました。
俳優さんの演技はすごく上手でした。
総合的に、私はわざわざ映画館に行ってみるほどの映画ではないかな、と感じたので★3で投稿させて頂きます。
愛の物語でした
怖かったらどうしようと不安でしたがテレビで「愛の物語です」と言っていたので観に行ってみました。
暴力的なシーンは多少ありましたし、出演者の歯はピカピカ、北川景子さんも綺麗でしたが、多くの人に観てもらうためにはそのくらいの演出が限度かと思います。あんまり現実味がありすぎると私のような怖がりは観ようと思えません。
とことん映像にリアリティーを求める目の肥えた人からは低評価かもしれませんね。
私はそういった見た目の話しよりも、あの時代にそういう生き方をした人たちがいたという事実を映画化して後世に伝えようとしたことが素晴らしい試みだと思います。
私は子供の頃、日本の戦争に関する授業が大嫌いでした。グロい資料ばかりでトラウマレベルでした。自分の子供が学ぶ時代にはもっと違うアプローチで戦争はいけないことだと学べるようになってほしいと願っていたので、人の愛の物語で教育できるようになったことをうれしく思います。
俳優さんたちは、さすがワールドクラスの演技で圧巻でした。
特に中島健人さんのみずみずしい演技は素晴らしかったです。
もっと暗い演じ方もあったであろうに、あえて彼の明るさを強調したところがよかったです。新ちゃんの存在はこの物語の悲しみを中和する大切な要素だと思いましたし、どんなに辛い状況にあっても学びからでる知恵の大切さを考えさせられました。
「泣ける」という言葉が先行してお涙頂戴の映画だという印象も持ってほしくないです。泣かせるのが目的じゃない史実だからです。
そして、戦争の映画だと敬遠せずに多くの人に観てほしいと思いました。
過酷な環境下でのアドラーの心理学
絶望の中で生きる意味を探すことがテーマです。
私は映画を見ながらブラック企業に見立てていました。
脱出するのが一番ですが収容所の場合は逃げられません。
そして現代のブラック企業も逃げても次がブラック企業です。
アドラーの心理学では目的自体が人格を形成します。
主人公は日本にいる妻と子供が目的となります。
漠然とした日本に帰りたい=逃げたいでは目的が弱いのでしょうか。
感想ですが映画としては単調でした。
私としては星3です。他の人の評価を見ると高いです。
この映画は事実をもとに作られてるそうです。
その点で逆に過剰な演出などないのが高評価なんだろうと思います。
生きるために必要なものとは?
後半はずっと涙が出ていた
ここまで涙を流した映画は初めてかも
他人にもらうのではなく、他人に与えれるような人間にならなければと思える
裏切られても下を向かずに前を向く大切さ
希望を持つことが生きる上でどれだけ大事か、深く心に刻まれる映画
今はメールやテレビ電話などで簡単にやり取りできるが、手紙の温かみや重みが思い知らされる
そして、文字を暗記して、伝えるということが、どれだけ相手の心に刺さるかも分かった
思ったほど泣けませんでした。
強制収容所での話…なのは分かりますがリアリティが無さ過ぎと思いました。
マイナス20℃で労働すれば吐く息すらあっという間に凍ってまるでゴジラのように息が白く吐き出されるはず。顔中が凍りつき凍傷で赤黒くなるはず。メイクでどうにかならなかったんでしょうか。
俳優のみなさんの演技は秀逸でした。
ただ11年の抑留生活を描くにはだいぶ物足りないのでは?
二宮さんが全部詰め込みましたとコメントしてましたが、そおですか?と感じました。
あと他の方も書かれてますが服装が綺麗過ぎるのも違和感あり。何処かのCMみたいでした。
北川景子さんの演技は良いのですが、如何せん美人すぎましたね。ここはまた難しいですね。
良作なんだろうけど、、、
感動する場面もあったし、こういう作品が今の世で製作されることはとても大切だと思います。
ただ、俳優陣についてはこれでは無い感が拭えなくて、、、
二宮さんの演技が他の役者陣に比べてとても浮いていたことや、北川さんがあまりにも美しすぎることや脇役陣に飢餓に苦しむ悲壮感が感じられないこと等、ん〜これが限界なのかなと感じた次第です。
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