ラーゲリより愛を込めてのレビュー・感想・評価
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これで泣かなきゃ~😢日本人じゃねぇー‼️
国民の生活や平和を自民党が破壊し始めた今
素晴らしかったです。
安倍政権から武器見本市開催や
大量の戦闘機購入など
平和が確実に遠退き始めました。
本作では一部ですが
日本兵の蛮行も描かれており
被害者、加害者ではなく
戦争の愚かさを痛感しました。
全ては戦争さえなければ起きなかった悲劇。
アメリカに圧力をかけられているのか
閉口する5年で43兆円の防衛費。
実現すれば世界第3位の軍事大国に。
その為に増税するとかしないとか。
むしろ中国を挑発し
防衛から遠退いているのでは?
太平洋戦争での日本兵の死者の
6割は餓死者だと聞きます。
無謀で無能な上層部の犠牲になるのは
いつも国民です。
この事実に関しては塚本晋也監督の
傑作リメイク「野火」で衝撃を受けました。
今、日本国民の大半は選挙に行かず
結果自民党を支持し続ける結果に。
旧統一教会とのズブズブの関係にしても
今の自民党に困窮している国民の声は届きません。
最優先は保身と利権と大企業の顔色を伺うこと。
文春オンラインでは
日本人信者の献金が旧統一教会により
北朝鮮に送られてミサイル開発に
使われている可能性も示唆。
本作では希望という言葉が
キーワードになっていますか
今の与党が目指す未来には
残念ですが全く希望が持てません。
戦争は昔のこと?他国でのこと?
今の自分達には全く関係ない?
防衛省がAIを活用しSNSによる
誘導世論工作の研究に着手したり、
子供の6人に1人が貧困と言われる日本で
自衛隊に入れば365日3食食べられますと
PRしたり、映画とは全く違う暗雲に覆われた
悲劇的な未来しか見えません。
だからこそ、本作のような映画が作られることに
とても意味があると感じます。
追伸:
ニノ達と同じくらいクロの芝居も最高でした。
氷海に飛び込み、一緒に日本に帰ったエピソードが
実話と知り驚きました。
この映画の欠点と存在価値
私は泣けませんでした。多分、この時代のことを知りすぎているからだと思います。私、79歳。3歳の時に満州から引き揚げてきました。父は関東軍の軍人で、終戦後はシベリア抑留され、3年で帰国しました。
映画の話に戻れば、過酷な映像、見栄えがする映像を見せるためだけとしか感じられない場面が何か所かあって白けました。特に、ラーゲリに入ってからの戦闘はありえません。捕虜になった人達は完全武装解除されていますし、ソ連もラーゲリを攻撃する必要はありません。映画の中でもストリー性がありませんでしたし、この辺りから、私の気分は白け気味。
抑留者たちが先に帰国した人達と、11年も残された人達に別れましたよね。その理由が何も描かれていません。私は、あれは、赤思想教育に合格した人と、不合格になった人の選別だと思います。それが全く描かれていません。要するに、要領よく共産主義思想に転向したフリが出来た人と、それが出来なかった生真面目な人達との選別です。私の父はフリをしていたと言っていました。8割がフリをしていた、と言っていました。抑留させたソ連側の目的は、シベリア鉄道敷設の労働力と日本の共産主義化です。抑留者たちの共産主義化の苦悩が何も描かれていません。ロシア語ができた人は、共産主義化のフリができたとか、できなかったとかに関係なく、スパイ扱いされて過酷な扱いになったことは本当のようです。
犬の話はフィクションと感ずる方も多いようですが、犬の話は実話です。船を追いかけて氷海を渡ってきたのも事実です。ネットで「シベリア 抑留者 クロ」などで検索すると、今も、この話が出てきます。新聞社が写した「クロ救出」の写真も掲載されています。クロはみんなと一緒に舞鶴まできて、舞鶴で誰かに引き取られて平和に暮らしたようです。
私には「白け気味」の映画でしたが、「シベリア抑留」という言葉も、「満州引き揚げ」という言葉も知らない今の人達にも、シベリア抑留の理不尽さ、過酷さを気付かせたくれた意味で、この映画は存在価値があり、使命を果たしたと思います。
あと、満州引き揚げの身としては、シベリア抑留の前に満州の悲惨さがあります。色々な話がありますが、これも映画化されて、満州の悲惨さを今の人達に知ってもらいたいです。最近、読んだ本で「満州 奇跡の脱出」には感動しました。これは、2018年に内野聖陽主演で「どこにもない国」としてNHKでテレビ・ドラマとして放送されましたが、映画になってほしいと思います。
感情移入しきれなかった
もう一度観たというよりはみんなに観てもらいたいって思った作品
ずっと泣く
戦争が招いた悲劇の伝承
私が泣いたポイントは、犬のクロ(大吉くん)が走るシーン。
名優だったわ。
原作は読んでいないのですが、私は昔に観たドラマ版や、シベリア抑留に関してちょっと読んだ資料で、たまたまモデルの方がどうなったか知ってたため、感動はやや薄くなってもったいなかったかも。
戦争が招いた悲劇を、折に触れ映画などにするのは良いことだと思います。
シベリア抑留はソビエトによる国際法違反、ポツダム宣言の無視、今も対ウクライナでロシアが見せるのと同じ詭弁の数々で、捕虜にした元日本兵を奴隷的強制労働へと追いやった非人道的な歴史です。
ドイツのアウシュビッツと同じく、語り継ぐべき戦争犯罪であり、このウクライナ侵略戦争が起きている時期に、旧ソ連・現ロシアの本質が見えてくる事件でもあります(と同時に日本のダメな体質も)。
ただ、現実にはもっと悲惨で、残酷だったようです。
帰国できずに亡くなった人数があまりに多かった。
ソ連政府は日本政府による安否確認や、抑留者たちの帰国意向の調査を妨害しました。
また日本も視察団を送り込みながらも、国交回復を優先してソ連側と揉めるのを回避し、無実で戦犯とされている窮状を訴える抑留者から託された手紙を握り潰し、「戦犯は快適な環境で厚遇されている」などと虚偽の報告を行ったりしました。
日ソ国交回復で生き延びた人々の多くは帰国できたものの、ソ連はもちろん日本政府もろくな補償もせず、抑留時の賃金未払い問題まで発展しました。
帰ってきても、肉体のダメージとPTSDでまともに動けず、社会復帰には相当な時間を要しました。
こういった事実には、映画で触れていませんでした。
だから、遺書の最初の一通が届いた1957年から、最後の一通が届く1987年まで30年かかったことなどは描かれていなかったわけで。
事実を基にした物語(フィクション)ではあるものの、「感動させます」「お涙頂戴」要素が大きすぎて、物事を矮小化してないかが気にかかってしまいました。
一方では、映画は映画と割り切り、これを機に実際は何があったかを知るきっかけになればいいなとも思いました。
戦争…⭐︎
ラーゲリ(収容所)。
他の作品でも、度々取り上げられているシベリアの収容所の物語。
ストーリーが矛盾なく淡々と続いていくことで、かえってラーゲリの悲惨な状況が
炙り出されていく。
とにかく、出演している役者達が素晴らしく、変に演出過多にもならずにそれぞれの
性格が滲み出る。
個人的には、安田顕が 「アカ」のレッテルを貼られながらも
真摯に状況に向き合って、他の者たちをまとめていく姿がすごく良かった。
二宮和也は、ラーゲリに於いても人としての尊厳を失わずに学ぶことや
優しさ思い遣りを兼ね備えた素晴らしい人物として描かれ、それによって
周りの人々も感情を取り戻してきく様は、とても感動する。
おそらく、現実のラーゲリはもっと悲惨であり、日本もこれ以上の酷いことを繰り返して
きた戦争であったに違いない。
世界がどんどん危うくなってきている今、この映画の訴えている意味は深いと思う。
戦争をしたいとなぜ思うのか…繰り返すのか…
二宮和也の映画、いっぱい鑑賞して来て 初めて彼が良いと思った。
…それと夫の帰還を信じる北川景子の溢れるような笑顔。
何度も救われる気がした。
ほど良い泣かせ具合
序盤の空襲によりモジミとその子供たちが逃げる場面ですでに東京大空襲で命を落とした私の祖母と叔母たちのことを思った。
逃げる間もなく眼前が火の海になり母を見失ったと聞いた。肉親の死を目の当たりにする恐怖はいかほどだろう。
山本の家族は無事に帰国し何よりだったが、当の山本は終戦してもなおラーゲリ(収容所)に囚われの身となる。
シベリア抑留の話も実際にその場に居た人に聞いたことがある。不衛生極まりない環境下でロクな食料もなく感染症が蔓延し次々と人が死んでゆく。シラミやノミが沸き、亡くなった人を埋めたところからはウジが沸き、それも大事なタンパク源と言ってシラミを食べてたというから俄には信じがたい話だ。
映画はまだラーゲリの様子を観るに耐えるレベルで美しく描いている。映画に登場する一等兵のようにその場に居た人は明日を信じることなくその日をただ生きるしかなかったのだろう。
しかし、山本は単なる一等兵ではなかった。博識で物事を俯瞰できる聡明さを持ち、言葉の力を信じていた。
だから彼の発する「ダモイ(帰郷)」には重みがある。必ず明るい未来がくることを信じ、いつも唇には歌を、辛い時にもユーモアを忘れなかった。
瀬々敬久監督、いいね。
「糸」「護られなかった者たちへ」のあたりから説教臭さが消えエンタメ要素が盛り込まれて誰にでも伝わる物語を描くようになった。
今回も山本の人となりと何故周囲の人々が彼を信頼するようになっていったのかが理解できる丁寧な描写で一気に観客をラストの感動まで牽引していく。
また、シンちゃん(中島健人)の屈託ない明るさや癒しのクロ(犬)の登場場面では笑いも出る。
こういうしんどい映画ではどこかで息抜きが必要なのだ。
ラストの遺書のくだりでは一気に観客を泣かせにかかるのだが、そこも多少のやり過ぎ感はあるものの、絶妙なさじ加減で良かったと思う。これも脇を固める名優たちの演技力によるところが大きい。
特に妻に宛てられた遺書「妻へ!」の冒頭文には泣かせられる。
「よくやった。実によくやった。君はよくこの10年辛抱してくれた。殊勲賞だ。」
この時代にこんなふうに奥さんを褒める人いたんだなー。
自分の奥さんを「愚妻」と呼び、女に教育は必要ない、自分と自分の親や子供たちの面倒を見るのは妻として当たり前の時代だ。
昭和20年代(終戦後)を描く日本映画には今見たら全女子が憤慨するような、そんな場面はたくさん出てくる。
山本がいかに聖人であったかがわかる。
息子たちに宛てられた遺書のなんと現代の我々に響くこと!
大切なのは道義と誠と真心。特に最後は道義が勝つ。
まだ日本人が日本人の誇りを持っていた時代。明日の日本は自分たちが担うという使命を持っていた時代ならではの言葉だ。
自らの余命3ヶ月を知り、絶望、、、しないわけないじゃないか!と慟哭する山本の悲しみはいかほどのものか。希望を持つ人間にこそ何倍にもなって襲いかかる絶望は想像を絶する辛さがある。
病床で想う日本の家族のこと、夢の中でも妻のモジミは「あなたの帰りを待っています」と美しく微笑んだに違いない。
ここは郷愁とダモイへの願いのイコンとして、あの北川景子の美しさは絵的に必要なのだ。現実は泥だらけで肌荒れ・手荒れしてるおばちゃんだったとしても山本の妄想の中ではあのぐらいのミューズでなければならない。
※内容が苦しいので何度も観たい映画とならないため星少なめの評価です。
予想以上でした。
昔、テレビのスペシャル番組で観ていたので、ストーリーはしっていました。なのであまり期待はしませんでしたが、予想以上でした。映画にするとだいぶ前ちがいますね。
お客が高齢の方が多かったのですが、
四方からすすり泣きが聞こえました。
観に行って良かったです。
最後でてらおさん、今回は主役じやなくて
息子で出演たんですね。
監督の手腕、演者の力の賜物
99%の人が泣いた!といった感動を全面に押し出した宣伝が嫌いで、今作も二の足を踏んでいた。ただ戦争、抑留といった、なかなか若い世代が足を運ばないであろう題材をあえて選び、若い人に人気の演者を当ててきたことに興味を持ち鑑賞した。
結果、瀬々敬久監督の力量を思い知る。オープニングこそ安っぽく感じたが、それ以降文句のない大作だ。劇伴もいい。ストーリーがシンプルな分、名もなき抑留者の方々をはじめ、演者の芝居が素晴らしい。安田顕の感情を殺した芝居、松坂桃李の引いた佇まい、桐谷健太のほとばしる生気。それを山本幡男氏の善性を体現した二宮和也が円く包み込む。
2時間強あるがまったくダレることなく、物語に引き込まれた。恥ずかしながら、肩を揺らすほど泣いてしまった。監督や演者、製作者の「伝えたい」の魂がこもっている。人に薦めたくなる秀作である。
シベリア抑留の悲劇
涙腺大崩壊のレビューを見て劇場へ来た。
終戦後も11年にわたってのシベリア抑留の不条理さは今のウクライナ侵攻にも繋がるのかもしれないね。やはりソ連と言う国は恐ろしい国、指導者の問題かもしれないな。
映画は、松坂桃李扮する戦場で卑怯者呼ばわりされた松田の眼を介する二宮和也扮する山本幡男と言う展開で始まった。シベリア抑留の悲劇は数々あれど、ソ連兵からならまだしもラーゲリ内で日本兵から乱暴を受ける事こそ全くもって絶望せざるを得ない環境だ。それでも山本幡男は何度も営倉行きをしながらも仲間に希望を説いて回った。大人しくしてれば寿命を縮める様な事にもならなかっただろうにと一部醒めた目で観ながらも後半はさすがにジワッと来たね。
俳優陣は皆頑張っていたのは素晴らしかったね。特に北川景子が良かったね。感服したよ。
絶望より愛を込めて
私は、誰に、何を遺せるのだろう。
凍てつく大地に、どれほどの絶望が、凍りついているんですかね。澄みわたる空は、答えてくれそうにもありません。
映画としては、全くひねらない作りなので、洋画好きには物足りないかも。戦争の狂気、ヒトのエゴや残忍性があまり描かれていないので、ちょっと単調かな。(この辺りに興味ある方は「サウルの息子」「サラの鍵」「カティンの森」をどうぞ。)
だが、それがいい。それだけでいい。この映画には、今の私達が、失いかけている何かが、あるような気がするから。
そもそも抑留ものは、このクニの負の記憶なので、エンタメ映画には不向き。と云うか、未だに凍土の下で眠る数えきれない絶望を、誰も知ろうとしない。私もね。それが、この実話と、あまたの役者さんの涙によって届けられました。後は、私達がどう受けとめるかです。細かいことは抜きにして、みんなで泣いてね。
永久凍土を融かすのは、ヒトがヒトを殺す業火なのか、それとも、ヒトがヒトを大切に想う情熱なのか、皆様は、どちらを選びます?。
噂レベルの報道ですが、凍てつく大地に、新しいラーゲリが造られているとか。無理やり国籍を変えさせられた方々が、黒海を超えて強制疎開させられたらしい。この噂が事実とすれば、本作を観た私達は、何ができるのだろう。
私は、誰に、何を遺すことができるのだろう。
「無言歌」
おそろしく空が蒼い映画です。澄みわたる空の下、ヒトは何ができるのか、何を想うのか?。ヒトにとって、ヒトは敵なのか?。マイナーな映画なので、視聴するのに苦労するかも知れませんが、併せご覧下さい。
追記
チャイニーズドラゴンって、いますよね。実はあのグループの創設メンバーに、多くの残留孤児の2世がいるそうです。もはや、残留孤児というワード自体、知らない方が多いはず。私が子供の頃、連日ニュースで聞いていた以来だから。その2世が、何故、血染めの半生を過ごすことになったのか。私は反社会グループを礼賛する気はありません。ただ、かつて大陸で何があったのか、戦争は終わっても、戦後に終わりはあるのか?。今なら映画を通して伝えることができるかも。描き方を間違えると、とんでもないバイオレンス映画になりますが、どなたか、挑戦してほしいテーマです。
ひとりの抑留者のまっすぐな魂と愛。
とても辛くて悲しくて、温かい作品。60万人近くの日本人が抑留されその1割が無くなったシベリア抑留の歴史。二宮和也の演技が圧巻。北川景子も素晴らしかった。1人1人を丁寧に描いたことで終盤の感動に繋がった。母を亡くした者と、子を亡くした者。夫を亡くした者と、妻子を亡くした者と。山本のまっすぐな魂と愛が、皆を結びつけ、彼の想いはきちんと家族に届くことができた。悲しくも光の見える美しいラストに涙止まらず。12月にすごいのが来た。
さすがに犬が船を追いかけて氷上を走って来るのはやりすぎでは?と思ったら、後で記事を読んで犬の件も実話と知りびっくり。
Soranji
期待はそこまでしていませんでしたが…とても面白かったです。不覚にも涙腺をやられるとは思いませんでした。
収容所に収容された山本幡男という実在の人物と周りの人々の希望と絶望を描く物語で、これでもかと泣かしに来ますが、しっかりと感動できますし、説得力もあるものになっていました。
収容所での生活を色濃く描いており、抜け出そうとしたら殺され、戦争時代の上下関係はまだまだ健在で、食料は少なく、病気や怪我で亡くなる者も多い中で、妻と約束した帰国を叶えるために山本が奮闘する姿はとても熱いです。南京虫の刑は悍ましすぎました。あんなに狭い箱の中で虫に噛まれ続けると思うと鳥肌が立ちまくりでした。収容所での生活の中で野球をしながら、希望を見出していくというのもまた良かったです。
役者陣の演技が神がかっているのもあり、物語は光り輝いていました。ニノの喜怒哀楽っぷり、癌になってからの痩せ姿から出すか細い声だったりと、ニノ史上最高の演技が見れたと思いました。ロシア語ペラペラなのもまた凄い。一番驚いたのはケンティーです。少し前まではおちゃらけたキャラが多かったんですが、実直な青年を演じ切っており、一皮剥けて強い役者に進化したなと思いました。
映像は神秘的でしたし、音楽も名曲を使っているのもありますが、物語に合っていましたし、美しさに磨きがかかっていました。
不満があるとするならば、おそらく原作には無かったコロナ禍の現在の様子はいらなかったかなと思います。メッセージを込めたいというのは分かりますが、完全に蛇足になってしまっていた感は否めませんでした。あと遺書を記憶したものを伝える過程を4人分見せられるのは長いなと思いました。新ちゃんのエピソードは一番グッときましたが。
今年観た邦画の中でもトップクラスに面白い作品でした。これはヒット間違いなしです。
鑑賞日 12/11
鑑賞時間 17:50〜20:15
座席 K-6
予告編の作り方を学習して欲しい
正直、見せすぎの予告で本編観なくても
いいんじゃないか?と思わせる手法を
本当にどうにかしてほしい。
あと、予告での音楽の使い方が下手くそ。
主題歌への違和感が半端なくて
ミスキャストじゃないのか?あん?と
ずっと思っていた。
本当にごめんなさい。めちゃくちゃいい曲じゃないか😭
エンドロールで流れた曲と同じか?と思うほどに…。
そしてその歌詞にまたノックアウト✊
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日本映画界の未来は明るい。
そんな風に久しぶりに思えた。
もう誰もアイドル上がりだなんて
思っちゃいないだろうけど
ニノの鬼気迫る「山本旗男」は、
もはやご本人が降臨してるのでは?と
思うほど。
主要6人の役者の演技がたまらない。
北川景子のことをこれほどまでに
美しいと思ったこともない。
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ラスト30分は涙が止まらない。
帰国後のシーンは、
わかっていても涙がこみ上げる
涙腺崩壊、ダム決壊状態。
偶然かはたまた必然か?
4人各々の背景とリンクしたかのような
アレはズルいわ、反則です😭
母として、妻として、家族として、子として
傷み悲しみと愛情が深々と伝わってくる。
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いま、この時代だからこそ
いま、まさに起こっている戦争が
あるからこそ
ひとりでも多くの人が観て感じて
「戦争がもたらす後遺症」について考え
戦争による悲劇が繰り返される事のないように。
その思いが願いが届けばいいのにと思う。
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