「希望を忘れず、人間として生きる」ラーゲリより愛を込めて ちょろぎさんの映画レビュー(感想・評価)
希望を忘れず、人間として生きる
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全体的良かったです。
ほとんど涙していました。
山本さんの遺書を届けるのに、母を亡くした松田さんが母への遺書を、奥様を亡くした相沢さんが奥さんへの遺書を、そして山本さんに息子のように文字の書き方やいろいろなことを教えてもらったしんちゃんが、教えてもらった文字でお子さんたちに遺書を届ける所にグッときました。
ケンティのしんちゃん、良かったです。
奥さんとのはぐれ方(あんな動けそうな状態じゃ置いて行けない…)とか、ソ連に賛同し原さんや相沢さんに暴力を振るっていた人たちの行方とか、演者さんの着ているものがキレイで歯が真っ白だったこととか、気になることはチラホラありました。
でもそれよりも希望を忘れずに人間として生きること、そしてそれを周囲に伝播する山本さんの立派な生き様に涙しました。
良い映画でした。
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