「希望を捨てずに生きる」ラーゲリより愛を込めて ラグさんの映画レビュー(感想・評価)
希望を捨てずに生きる
シベリアの強制収容所にて過酷な労働を強いられつつも、懸命に生きる日本兵の姿を写した作品。
山本幡男の希望を捨てない気持ちや行動に影響され、絶望している周囲の日本兵達も少しずつ前を向いていく。
生きる意味が無くなったと嘆き、自暴自棄になる軍曹に、それでも生きるんです!と必死に説得する山本の姿には胸を打たれるものがあります。
また、遺書を届けるシーンから仲間との絆や、家族を愛する強い気持ちが伝わってきました。
現代に生きる私は戦争を経験していませんが、今の平和な日本があるのは、先人達のおかげであると改めて気づくことができました。
頭の中にあるものは誰にも盗めない。
最後に勝つのは道義だぞ。
コメントする