「希望。道義を持って生きること、感動した。」ラーゲリより愛を込めて TWさんの映画レビュー(感想・評価)
希望。道義を持って生きること、感動した。
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シベリア抑留という極限の状況下で生きることを余儀なくされた登場人物たちの人間模様に、自分の生に関して示唆される部分が多かった。
こうした悪辣な環境でも、希望を捨てることなく、 生きる人間を見ると、自分の日常における些細な悩みなど、取るに足らないように思える。
むしろ、この人たちのように、もっと覇気を持ち希望を捨てずに生きてみようという気持ちになれた。
特に、終盤の遺書の内容はよかった。
遺書の子供に宛てた部分、「最後に勝つのは誠であり、道義であり、真心だ」というくだり。
泣かせようというあざとさを感じる部分も多かったので、冷静に冷めた目で傍観しようという気持ちも起こしたけれど、感動したし、観てよかったと思えた。
よい作品。
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