「感動要素てんこ盛り過ぎ」ラーゲリより愛を込めて waisighさんの映画レビュー(感想・評価)
感動要素てんこ盛り過ぎ
第2次世界大戦後の1945年。シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された日本人捕虜たちは、重い労働を強いられ、命を落とす者が続出していた。そんな中、山本幡男(二宮和也)は生きる希望を捨てず、帰国(ダモイ)を信じて周囲の人々を励まし続ける。そして自身も日本にいる妻・モジミ(北川景子)と子どもたちと過ごす日々を強く信じていたが、山本の体は病魔に侵されていた…、というストーリー。
この話が実話であるということ自体が非常に感動的である。個人的には仲間との友情の部分に強く感動した。
俳優陣も豪華かつ堅実。安田顕の渋さが光った。桐谷健太はちょっとやり過ぎかも。
ただ、戦争や死、妻と子供と母親、仲間との友情、犬などさすがに泣かせる要素が多すぎる。
ここまでやられるとちょっとお腹いっぱい。
最終的にはある程度つながるのだがそれにしてももっとシンプルで短くてもいいとも思った。
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