「アクションスターは身体のプロ」1%er ワンパーセンター talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションスターは身体のプロ
坂口拓さんのアクションを初めて集中して見ることができた。身体の動きが柔らかで力みも無駄もなくプロダンサーそのもの。人間の身体を知り尽くしているレオナルド・ダ・ヴィンチみたいだった。真っ暗闇の中、ほんの小さな灯り頼りのアクションシーンは新鮮だった。
漫画やアニメのキャラクターみたいなアミや、アキラがマリヤに語る子ども時代の話は(バックに流れる唐突な選曲のピアノ曲も相まって)かなり浮いていて残念だった。
父親殺し、妄想、孤独といったテーマが散りばめられていたので深めたらもっと面白くなったのではないかと思った。「地獄でなぜ悪い」で初めて見た坂口拓さん、その時は黄色いの着てた人、という印象だったが立派なアクションスターで、ロングヘアーも顔も目もいいと思いました。
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