「ドロドロはしていない」夜明けの夫婦 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
ドロドロはしていない
元々が舞台用の脚本ではないのに舞台っぽい映画ってある。場所の移動があまりないとか、シュールな展開があったりとか、そう感じる理由は一つではない。本作もなぜかそう感じてしまった。多分それは母(姑)役の女優の白髪から始まった気がする。それと夢なのか幻想なのかわからない展開で拍車をかけた。
子どもを作らない夫婦が、同居している姑からプレッシャーを受けるという設定。もっとドロドロした展開や無自覚な攻撃的発言とかを想像していたが、思ったほどではなかった。
わかりやすい話ではないし、エロさも今一つ。でも、全体の印象としては低い評価になってしまった。ただ、急に韓国語で会話し始める2人のシーンとプレゼントの真相はよかった。
コメントする