劇場公開日 2022年7月22日

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「R18+というほどでもない、劇団員をキャストとした低予算映画。」夜明けの夫婦 caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0R18+というほどでもない、劇団員をキャストとした低予算映画。

2022年8月7日
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撮影は東京、東中野の監督の実家。キャストは劇団員という超低予算映画。
出だしから白髪のヅラが気になり、演技は劇団員であることがすぐにわかる。
子作りネタからの夫婦の絡みがあり、あれやこれやと煮え切らない会話が続く。
前ふりが多い。白髪ヅラは後で美容室で染めて真っ黒になるが、そもそも顔の年齢と白髪が合わない。この辺りは舞台ならOKだが映像作品ではNGと言えるだろう。
数回にわたる"子作り未遂"も、ラストシーンの前ふりとなり、とても順調に未遂となっていく。
冒頭は夫婦の絡みが続き、R18+相当かと思わせるが、前編を通して見ると、それほどでもない。おそらく、ラストのセックスシーンが引っ掛かるのだと思う。
母と子供の親子がたくさん出てくるが、すべて実の親子ということだ。
監督が劇団を主宰しており、鄭亜美(ていあみ)さん主演で映画を撮りたかったそうだ。
監督はテレビCMの仕事がメインと思われるため、映像はテレビサイズ、テーマは昼のメロドラマ程度と言えるかもしれない。
劇場でお確かめください。

caduceus