「残念」自宅警備員と家事妖精 toneさんの映画レビュー(感想・評価)
残念
タイトルから受ける印象と実際の内容の齟齬を感じた一作。おそらく脚本に問題があるのだと思う。まずもって主人公が洋館を守る上での内的必然性が弱い。そして登場人物が皆、激しさや柔らかさの中にもそれぞれが強い「個」を持ちすぎており、それら人々が関わりあう様を観ているだけで疲れを感じた。物語を語る上での洋館が全て鍵であり、逆にその鍵がなければ成立しない作品。そしてあの女性。期待もしていなかったが立ち振る舞いも含め妖精ではなかった。
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