「なんか変」東洋の魔女 pekeさんの映画レビュー(感想・評価)
なんか変
フランス人監督が“東洋の魔女”という素材をどういう風に料理するか興味深かったのですが、ちょっと期待はずれでした。
いろいろな工夫を凝らして作っているのだけれど、それがあまり効果的に機能していないように感じました。というか、むしろ素材の良さを殺しているようなところも多々あったのではないかと思います。
とくにBGMはちょっと合っていないというか、まったく合っていないと感じるシーンも多かった。ああいう音楽が監督の趣味なんでしょうか?
全体のテンポも良いとは言えないような気がして、とにかく「美味しい料理」ではなかったなぁ。
いかにして彼女たちが頂点を極めたか。そこのところをもっと突き詰めて欲しかったのですが……。
僕が以前から興味を抱いていた「大松監督はビルマ戦線(インパール作戦)の生き残り」という件(くだり)も軽く触れる程度だったし、残念です。
退屈ということはなかったけれど、なんか変なドキュメンタリー映画でした。
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