「美智子さんが見ていた。」東洋の魔女 kumiko21さんの映画レビュー(感想・評価)
美智子さんが見ていた。
ドキュメンタリーとしての価値は、魔女たちの現在を取材できたことだと思う。未だに雨のの中自転車にに乗って向かう先は筋トレのためのスポーツクラブだなんて、すごいなあ。
以前から個人的に興味のあった題材だったので「新たに知った事実」は特になかったと思う。フランス人の監督のせいかわからないけど、鋭い考察も特になかった。逆に押し付けがましさもなくてよかった。見る側が感じればいいのだ。「アタックナンバーワン」と連動させた編集は白眉だったと思う。
印象に残ったシーンは、、、
・もしも大松監督があれほどハンサムじゃなかったら、魔女たちはあそこまで従順でなかったかもというあるメンバーの発言(なるほど確かに)。
・東京五輪の決勝戦、何度もカットインされた美智子妃殿下の匂い立つような美しさ・そして隣に皇太子はいなかったこと。
・子どもの頃あれほど夢中で見ていた(年がバレバレ)「アタックナンバーワン」。あれほどパワハラ案件であったとは(私は何を刷り込まれてしまったのだろう、とちょっと怖くなった)との再発見。
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