「これが史実に基づいてるテーマなのか？ 我が国で。」マイスモールランド　ナイン・わんわんさんの映画レビュー（感想・評価）

2023年3月29日 鑑賞

是枝裕和率いる映像制作者集団「分福」の若手・川和田恵真が自ら書き上げた脚本を基に映画化した社会派ドラマ。
自身も5カ国のマルチルーツを持つモデルの嵐莉菜（リナ・カーフィザデーから改名）が映画初出演にして主演を務め、「MOTHER マザー」の奥平大兼が共演。2022年・第72回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門に出品され、アムネスティ国際映画賞スペシャルメンションを贈られた 日本国内でのクルド人難民を描く映画。
カーフィザデー家の面々が居なければ作れなかったのでは？ と思う位のキャスティング。

2回目の鑑賞。（2025年6月9日）
日本での難民申請が許可される可能性は1%未満という時代の "ほぼリアル映画" 。高校生の主人公の目線で描かれるので青春映画の恋愛要素が強い。
しかし背景で描かれる問題は、中々無視出来ない。
難民申請が許可される割合がカナダで60%、アメリカで20%くらい、日本で0.5%くらいと聞いた。裏はとってないが、、、、