宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 STASHAのレビュー・感想・評価
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レビューじゃなくて厳しめファンレター?
宇宙戦艦ヤマト も 福井晴敏 も大好きだから言わせてもらいます。
この先もこのシリーズを見守っていきたいからあえて
☆を-1した理由の部分を強く言わせていただきます。
『宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち 後章』
ドキドキしたし物語に泣いたし、楽しませて頂いたこと心から感謝しています。
幼少期から大好きだった宇宙戦艦ヤマト
生まれて初めて劇場で観れたのがこの2205前・後章でした。
2202ではなく2205が初で本当に良かったです。
でも…
あ、その前に作家 福井晴敏さんのファンでもあります。
『Twelve Y. O.』『川の深さは』の頃から読んでいます。
活字なのに手に汗握りハラハラドキドキしながら
感動で涙がこらえきれない。間違いなく一番好きな小説家です。
『How to build福井晴敏』『ローレライ、浮上』という
作家、福井晴敏に迫る特集ムック本も何度も読み返しています。
でも…です。
この先、『ヤマトよ永遠に』や『宇宙戦艦ヤマト完結編』
もしかしたら『宇宙戦艦ヤマト3』まで、
福井さんがかかわっていくかもしれないのならぜひ言わせて欲しいです。
映像作品になるとアレレ?ってなっちゃうんですよね…
映像作品に作家の手が見えちゃダメだと思うんです。
まるで「この作品世界の神は自分だ」みたいな
作り手のおごりが見えちゃうとダメだと思うんです。
『宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち』は
『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』の自慰のような
気持ち悪さは完全に反省されたかのような作りで
本当にうれしかったし、面白かったです。
でも、まだ靄のように作り手たちの「神の手」が見えちゃう。
その靄を押しのける「面白さ」があったから救われたけど、
やっぱり、ハリウッド映画の作り手さんたちの見事さ
日本の他のアニメの作り手さんたちの見事さを考えると
福井さんが関わるアニメ作品には福井さんをはじめとした
作り手の「勘違い神の手」が感じられちゃうんです。
福井晴敏作品の小説群、大好きで
中でも一番好きなのは『機動戦士ガンダムUC』です。
でも、アニメ『機動戦士ガンダムUC』は残念でした。
劇場版のCGアニメ大作『キャプテンハーロック』も
「よく作ってくれました!」と感謝して何度も楽しんでいますが
やっぱり「どうしてそんなことするの?」と思う部分があります。
それが、宇宙のすべてを悟ったかのような結論めいた表現。
物語自体から作家の手が感じられちゃう残念感…
その世界の神は自分だと思っているのかな?と感じちゃう残念さ…
その証拠があの宇宙の表現の仕方に隠れているように感じます。
『宇宙戦艦ヤマト』も「無限に広がる大宇宙」を描くシリーズです。
今回も全宇宙の人間の起源であるアケーリアスの今後への示唆がありました。
そのときに、作家やスタッフの頭の中で結論付けた宇宙なんて
描いて欲しくありません。
その心配がこれまでの福井映像作品からどうしてもぬぐえない。
どうか、『宇宙戦艦ヤマト』を小さな世界に閉じ込めないでください。
その宇宙論があるかぎり物語創作者側のおごりは無くならないのではと
危惧してしまいます。
ハリウッド大作でも成功している作品群は見事なくらいに
作家の手なんて感じられません。
日本のヒットしているアニメにもそういうモノは多くあります。
そういう意味で『宇宙戦艦ヤマト2199』は
作り手の神の手なんて感じない見事な作品でした。
改めて出渕裕さんの仕事の丁寧さを思い知ります。
『ヤマト』に関しては庵野秀明さんでなくてよかったと心から思います。
今の『ヤマト』リメイクシリーズの勢いを観ていると
『復活篇』や『YAMATO2520』までを見事にリメイクしてくれるのでは?
と期待できるのも事実です。
だからこそ、福井晴敏さん、作り手側の方々、
松本零士さんを追い出してしまった西崎家の方々、
あなた方の作品ではあっても世に出す以上は、
自分たちが好きにイジれるオモチャではないことを
確認して欲しいとファンとして心から願っています。
あなたのものじゃなくてファンのものですよね?
『2202』を「大成功だ!」と勘違いせず
ヤマトに思い入れのない人に監督を、
と舵を切ったのは本当に英断だったと思います。
『新たなる旅立ち』というタイトルにふさわしい舵の切り方だったと思います。
でも、こうして完成した作品を見たときに
まだまだ、まだまだまだまだ
「出渕裕さんが降板していなければ…」とどこかで思っちゃう。
どうかそういう思いを晴れやかに吹き飛ばして
「この人たちが作ってくれて本当に良かった!」
とファンが手放しで思えるようなシリーズにしてください。
ヤマトをよろしくお願いします。
突っ込みどころもふくめ、良きヤマトでした
大切な人との別離に際し、思いを残すことの大切さを訴えているように思いました。
個人的にこのタイミングで視聴できてウルウルきました。
若者たちと古代艦長の行動はツッコミ所しかありませんでしたが、いいじゃないですか
戦闘シーンも、地球のチートを暗黒星団帝国が更なるチートで返す感じで面白かったです。
劇場で買えるブルーレイも入手したので、家で家族とあーだこーだ言いながら見返そうと思います。楽しみ!
ヤマト2205発進!
ヤマト2205良かった!
ラストにある、藪のシーンで泣いてしまった。
福井さん、脚本とっても良かったです。
2202の時は、話がゴチャゴチャしてユキが記憶喪失になった話は、見ていて意味あるの?と思っていました。
でも今回の2205は、話しの辻褄が合いラストでも、古代、デスラーの心の葛藤がありとっても楽しめました。
ラストのアンドロメダは、次の映画にどう続くのか楽しみです。
こんなヤマトは、何度も見たいです。
最後にデスラー総統万歳!🥰🥰🥰🥰
2202よりは随分マシになった。
前編も見て後編も見ました。
イスカンダルの秘密とかテザリアンが何故イスカンダルを狙うのか、双子星のガミラスとは何だったのかその辺の伏線が回収されて綺麗に終わりました。煮え切らないスターシャが何に悩み苦しんでいるのかも。
原作となる新たなる旅立ちと基本的に同じストーリーなので最後は赤ちゃんのサーシャが出てきます。
個人的にはゴルバが出てきて活躍してくれたから一応満足です。
あまり余計な伏線や話を盛り込み過ぎない方が良いです。2202はそれでやらかしました。
多少反省したのでしょう。そう信じたいです。
最後に映画を見ている最中に(コロナ禍なのに)あれこれ大声で討論する客達がいるのには閉口した。あーだこーだ言うのは見終わってからにしてもらいたい。
そして永遠なる旅路へ
福井さんとの相性の悪さは後半になる程にボディブローの様に効いてくる。今回もそこそこ覚悟はしていたのだが、要所要所がしっくりこなかった。それでも、今迄の旅路とこれからの旅路への「感謝とエール」はビシビシ感じたので満足。戦闘がのっぺりしてるのと、キャラ造形が薄味に感じた事を除けば。
それでも、途中からは涙でマスクがぐしょぐしょになってましたけどね。デスラー好きとしては、過去作で勝手に脳内補完しつつの鑑賞だったので、もーたまりません。次作も、期待と不安を楽しみつつ待ちたいと思います。ありがとうございました。
リブートシリーズで一番好きなのは「星巡る方舟」です。
悪夢
2205前半はやっとヤマトファンの気持ちがわかって貰えるものが来たか、と評価出来るものだったのに、後半はどうしてここまでファンの期待を裏切るのか。
楽しみにしていたヤマトとデスラーの共闘も肩透かし。
古代とデスラーの二人の間に友情のようなものもなく、古代をなじるデスラー。
信頼ももてない相手に、どうしていきなり「私ごと撃て」と命を預けるような行動をするのか。
そしてそこでどうして、なんの迷いもなくデスラーを殺そうと古代が行動するのか。
土門が止めなければ古代はデスラーを迷いもなく殺してた。なぜ旧作のように葛藤のひとつもないのか。
なぜ、大事な決断をことごとく土門が決めるのか。
今回も見事に古代が自分で何も出来ないダメ人間。
キーマンが、古代とデスラー、その他メインキャラの全ての見せ場を持っていった2202より酷い扱いはもうないだろうと思ってたのに、それを上回る酷さ。
キーマンが土門に変わっただけ。
人間の感情がまったく描けてない。
単に旧作の名セリフを入れておけば、旧作ファンを釣れるだろうというだけ。
従来のヤマトシリーズを終了させて、福井と岡のオリキャラの新シリーズを作りたいようだし、そのためにわざと旧作からのキャラをないがしろにしてるようにしか見えない。
勇ましい森雪艦長
森雪艦長の勇ましさが心に残りました。オリジナルでは一歩下がってと感じでしたが、やはり現代の女性感が入った艦長らしく魅せました。現代の女性は、自分のカミさん同様強い!
昔のように入れ替え制の劇場でなかったら間違いなく連続2回鑑賞していたでしょう。製作者の方々、ありがとうございました。コスモハウンドにもびっくらこいた。
リメイクシリーズで一番面白い
いつもリメイクシリーズで解釈がとても感心します。新たなる旅立ち自体短いので上手くまとまってた。さらにヤマト3要素追加、コスモハウンドの使い方、さすが福井さん❗3199も期待出来る。
ヤマトと共に生きている
前章が良かったので、期待を込めて初日に劇場で鑑賞。
我々人生の半ばを過ぎたヤマトファンが、今もヤマトと共に生きていることを実感出来る良作であったと思う。
私はそう思う。
あれ?っと失速気味のシーンはあったけど、原作を補完し、物語に説得力を持たせるというのがリメイクの使命であるならば、それは果たされていると思う。
と言うか、及第点以上で、私はこの設定は好きだ。
先に進むに連れて低迷(いや、酩酊か?)して行った原作シリーズを、よくもまあテーマを破綻させずに紡ぎ直していると思う。
作家ってスゴい!
2202が暴走気味で心配したけれど、2205には安心した。
これは「さらば~」に比べて、「新たなる〜」が脚色しやすいって面もあるのでしょうかね?
ただし!
戦闘シーンで「全砲門開け!目標敵艦隊!撃て~」はもう辞めて欲しい。
アレなら私にも書けます。
だから-1評価です。ヤマトの魅力半減です。
どの砲門が、どの方向の、どの敵を撃つのか?指示してあげて!
誤差修正とかもして欲しい。
『使用可能な全砲門を開いて攻撃する』のは、都市帝国に対してだけでいいですよ。
波動砲も約束を反故にしてまで撃つのだから、発射シークエンスを大切にして!
そのあたり3199では、よろしくお願い致します。
それと…
2199からのリメイクシリーズで私が到底納得できないのは、松本零士の名前がクレジットされないことなのだけど、松本作品の精神性が今作にも生きているのを実感できたのが、一番良かったかな。
泣けたー。。
作画、ヤマト、音楽、セリフ。ヤマトらしさが随所にあり、雰囲気は最高。やっぱりヤマトは良い。ストーリーも流れに身を任せて見ている分には感情移入できる。
ただ細かなところは、ん?とかあれ?も正直ある。
あまりに昔から見過ぎててこれは思い出補正かなと思うけどでも次も見たいに変わりない。
考え過ぎずに今ヤマト、そして音楽を劇場で感じることが出来ることに感謝します!
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