「異色のキャスティング」ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野 shantiさんの映画レビュー(感想・評価)
異色のキャスティング
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メインキャラクターが全て黒人で作られた西部劇だが、大して面白くない。タランティーノの「ジャンゴ」、「ヘイトフル・エイト」のような作品を期待したのだが、全体的に作りが表層的であって、どのキャラクターも魅力に欠ける。作りやすい内容なだけにセンスが問われるのが西部劇である。残念ながら、演出の詰まらなさが目立つ仕上がりに終わってしまった。音楽のセンスは面白味もらあるものの、やはり添え物でしかない。エンディングでパート2を作るような意味ありげなカットが挿入されていたが、食指は動かない。
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