「これをおもしろいと 評価できる人はすごい」ジャネット ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
これをおもしろいと 評価できる人はすごい
正直 面白さが分からなかった。
比較的評価が高かった作品なので、最後まで見ようと頑張るが、
途中 何度寝てしまったことか。
まず、場面に舞台がない。
シーンとは無縁そうな、砂地、小川、森、田舎の小屋で撮影している。
セリフ練習でもするように ひと気の少ない場所を探したという感じ。
セリフのほとんどが「歌」で表現され、演者が踊る。
ミュージカルの一種とも解釈できるが、普通ミュージカルでイメージする
豊かな旋律の音楽ではない。
即興風のアカペラだったり、
エレキ、ドラム、シンセサイザーなどの ロック調の伴奏が付いたりと、
かなり変わっている。
踊りはモダンバレー風かと思えば、ヘッドバンギング。リズムも合ってない。
長台詞に 無理矢理 音程をつけたと表現したらいいか、
子供が歩きながら、思いつくまま適当に作曲して歌っているイメージ
Aメロもサビもないし、主旋律やリフレインも何もない。
耳馴染みのない言葉のせいもあってか、まるで鳴り物入りのお経のよう。
シーンも意味がないので、字幕をひたすら読んで物語を理解するしかない。
私には苦行でしかなかった。
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