劇場公開日 2021年12月11日

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「これをおもしろいと 評価できる人はすごい」ジャネット ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5これをおもしろいと 評価できる人はすごい

2024年9月7日
PCから投稿

正直 面白さが分からなかった。
比較的評価が高かった作品なので、最後まで見ようと頑張るが、
途中 何度寝てしまったことか。

まず、場面に舞台がない。
シーンとは無縁そうな、砂地、小川、森、田舎の小屋で撮影している。
セリフ練習でもするように ひと気の少ない場所を探したという感じ。

セリフのほとんどが「歌」で表現され、演者が踊る。
ミュージカルの一種とも解釈できるが、普通ミュージカルでイメージする
豊かな旋律の音楽ではない。

即興風のアカペラだったり、
エレキ、ドラム、シンセサイザーなどの ロック調の伴奏が付いたりと、
かなり変わっている。
踊りはモダンバレー風かと思えば、ヘッドバンギング。リズムも合ってない。

長台詞に 無理矢理 音程をつけたと表現したらいいか、
子供が歩きながら、思いつくまま適当に作曲して歌っているイメージ
Aメロもサビもないし、主旋律やリフレインも何もない。
耳馴染みのない言葉のせいもあってか、まるで鳴り物入りのお経のよう。

シーンも意味がないので、字幕をひたすら読んで物語を理解するしかない。
私には苦行でしかなかった。

ビン棒