「全体的に謎」雨を告げる漂流団地 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
全体的に謎
なんとなく、少年たちの夏の終わりの冒険的な物を
想像していたのだけど、
漂流する所から謎が始まり、
観てる者を置き去りに話は漂流して行く。
そんな映画でした。
過去に団地で何があったろう事は仄めかしてはいるん
だけど、何があったかはしっかりは明かさず、
なんとなく気まずい関係なナツメとコウスケ。
不協和音のまま団地で漂流する仲間たち、と
全体的に重い空気を感じて、
少年たちだけで漂流すると言うアニメならではの
ワクワク感を感じられなかったのが、
僕的には残念でした。
漂流の理由やノッポくんもイマイチ説得力にかけるし
クライマックスも謎展開と言う感じで
ポカーンとなってしまいました。
過去を引きずったままではいけない。
過去を糧にして素晴らしい思い出として、
前に進んで行かないといけないな。
そんなところでしょうか?
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