雨を告げる漂流団地のレビュー・感想・評価
全144件中、1~20件目を表示
ネトフリで観て正解だった、映画館で観てたら後悔してた
設定は良かったがストーリーとキャラはイマイチだった。
気になった点は2つある。
1つめは、ナツメの掘り下げが弱く感情移入できなかったこと。
安じいと過ごした大切な場所なんだろうけど、回想でちょこっと挟まれるくらいなのでナツメの安じいに対する思いが伝わってこなかった。性格もうじうじと団地にずっと執着しててイライラする。
2つめは、ピンチが少なくドキドキしなかったこと。みんな小学生の割に有能で、あっさりピンチを切り抜けるので緊迫感はない。最初から最後まで起伏なくあっさりとした印象。
ネトフリで観て正解だった。映画館で観てたら後悔してたかもしれない。
団地とスイミングスクールと観覧車
2024年9月15日
#雨を告げる漂流団地 (2022年)鑑賞
小学6年生の航祐と夏芽は団地で姉弟のように育った幼馴染だが今はすれ違いの2人
取り壊しが決まった団地に友達と忍び込んだ航祐は、夏芽と遭遇
突然奇妙な現象に巻き込まれ、団地と共に大海原を漂流していた
コロリドはファンタジー専門だな
夏芽ちゃん、結構めんどくさいです(苦笑)
取り壊し予定の団地に忍び込んだ少年達の、一夏の冒険を描く物語。
「ペンギン・ハイウェイ」のスタジオコロリドが描くファンタジー。ひばりが丘団地をモチーフに、寂寥感をしっかりと描きながら、それでも前に進もうとするメッセージ性は秀逸です。
中盤迄の少年達の冒険譚は緊迫感たっぷり。仲間内の軋轢もしっかりと描かれており好感がもてます。
映像もしっかりとしており、声優陣も実力のある本職をアサインして安心して観ることが出来ました。
この手の作品は、「きっかけ」がとても大切になります。夏休み。いきなり大海原に放り出された少年たち。「何がきっかけでそうなったのか?」・・・が疑問に感じます。その「きっかけ」をしっかりと設定しないと、「オチ」が適当になってしまいます。
ファンタジー系の作品では、そこが御座なりに感じる作品が多くあるのですが、この作品もそんな作品で納得感が乏しくなりました。
私的評価は、普通にしました。
少年少女が入った取り壊し直前の団地が突然、大海原の漂流を始める。 ...
少年少女が入った取り壊し直前の団地が突然、大海原の漂流を始める。
強引過ぎる展開にのけ反ってしまう。
また、子どもたちがちょっとしたことでいちいちケンカをするのはイライラする。
行きは海を何日も漂流したのに、帰りは空をひとっ飛びというのは都合が良過ぎる。
絵と声が魅力の不思議系パニックアクション
ナツメとコウスケのツートップで乗り切る不思議系パニックアクション。
ナツメとコウスケも含む小学生たち+αが、喧嘩したり助け合ったりしながら絆を深めていくストーリーで、ちょっぴり怖いシーンもある。
のっぽくんや観覧車にいた女性の謎については想像するしかない。
建造物の心が人の姿になって小学生たちを助けたのだと思う。
終盤、コウスケがナツメに本当の氣持ちを打ち明けたときに感動して泣けた。
小学生たちそれぞれに感情移入出来たし、のっぽくんがナツメの笑顔を見たいという氣持ちにも共感できた。
小さい人たちならではの未熟さが初々しくて微笑ましい。
大人たち(ナツメの母親や安ジイ)の氣持ちも丁寧に描写されていた。
ラスボス的な存在や不正を行う悪い奴は登場しないので、違法性阻却事由でいうところの正当防衛ではなく緊急避難の物語であったといえる。というか、結局被害は無かった…。
漂流の原因は不明のままで、これもまた想像するしかない。
ラスト、ナツメの母親が迎えに来るシーンがあるが、敢えてそこに合わせて戻ってきたのか偶然なのか、いずれにしても不思議な力が働いているようだ。
ジュリが大ケガしたり、のっぽくんやナツメが負傷するが、皆帰れて良かった。
大きめの画面で視聴したら迫力がある。以前見てるはずなのに、忘れているだけなのか知らないシーンが多かった。
最近、幽霊のようなお化けのようなキャラクターが登場する作品にも慣れてきたし、『ペンギン・ハイウェイ』を視聴後だったで、変な世界観を受け入れやすくなっていた。
没入してガッツリ楽しめた。
いまいち
珍しい設定に序盤こそワクワクしますが、中盤以降ケンカする、危ないところを助ける、仲直りの繰り返しのワンパターン。
盛り上がりどころがわからず、早く終わらないかと思って見てました。
ただ、時代と共に変わりゆく街並み、そこにも大切な思い出がある、みたいなテーマは好きですり
とにかく夏芽がうざい
夏芽が終始「私なんか」みたいなんでうじうじしてるところが見ててほんまにイライラする。
助ける助け合うシーンとか2人の喧嘩シーンがあまりにも多い。すごい長い。
声優さんの演技や映像はよかったけど設定とかメッセージ性とかオチが微妙とゆうか酷かったかな
小学生版エニエスロビー
うる星2
アリスとテレス
と集団神隠し系ファンタジーらしいものを連続で見てみた
絵も綺麗
団地が漂流するという設定もいい
ヒロインの言動が被害者面すぎて見ていて鬱陶しいが、複雑な家庭環境ゆえの自己肯定感の低さという点では解像度が高いのかもしれない
怒られたくないがために、すぐ謝り作り笑いをする
自分を犠牲にするが故に、むしろ周りに気を遣わせてかえって迷惑をかける
それと対比するように描かれた典型的なクラスのいじめっ子ポジの女の子や、その中立をなす大人っぽい女の子
特別魅力的でもないが、悪くもない
問題はのっぽ。
誰が見ても、幼少期の安爺だと思うんじゃないですか?
それが実は団地の精霊でした、と言われてもへーっとなってしまう
メリー号の精霊とその別れのシーンだと思えば、まあ納得できはする。
壮絶な過去故に自分を雑に扱うという点でヒロインとロビンにも類似点があると思えば、最後の嵐の中での主人公とヒロインの口論も、生きたいと言え!生きたい!!なわけで。
まあ納得はできる。
下位互換のエニエスロビー編。
あと内容と対象年齢に比して長い。
ひょっとしたら、最近無かった類いの作品と思ったが…
違っていた。
感動できる児童映画か?
ジュブナイル冒険作品?
そう思い込んでいた。
前情報は予告編のみ、こちらも少年少女見守るつもりで観始めた。
しかし、感動と言うほど心は動かなかった。
期待はしていた。画的にも音楽的にも悪くはなかった。
しかしストーリーが…空想寄りかつ曖昧で、不意に現れる観覧車とか「お前何?」である。後は食料がよくもったと思うし、怪我して死にかける展開が複数回あり、「こんなにハードで子どもとか着いてこれるのか?」と心配になる。
観客も育ってない層が見に来そうな作品なのに、いったいどんな年齢層を狙っていたのか?
120分ってのも長い…この手の作品で2時間は長い
元が流行りの小説、マンガ、TVアニメ、ドラマでない以上、上手く仕掛けないと厳しい興行収入になってしまう…。
もはや作品の感想ではないが、相応の歳を経た自分は懐かしさは感じても、失っていく消失感に鈍感になった気がしてならない。お気に入りのラーメン屋、映画館、本屋、オモチャ屋、駄菓子屋、色んなモノを見送ってきたが、昨今の不愉快な日本の現状では資金力のあるものが要領よく物事を進めるため、どこのどなたに1番都合が良いのか分からないものを「これが正しい」と押し付けれている気がしている。“無駄なもの”“効率の悪いもの”“儲からないもの”と言う秤にかけて、色んなものをスポイルしている事に自身も加担している。こんな世界に擬人化されて出てくる建造物が現れても、所詮モノでしかないのでは?と思ってしまうと終わりになってしまう。
命失えば、魂の抜け殻である身体はモノなのでは?とすら思ってしまう。
この作品がどうすれば傑作になれたのか?と素人が考えても仕方がないし、作品として世にでてしまっているからどうしようもないが、そろそろ、子どもが観たいだけの映画でない児童映画が作られてほしい。
勿論、儲けられないと作られないから興行収入を生まない作品にはチャンスは無いのだけれど。
マンガやテレビ作品の映画化で集客が見込めるから映画化っていうのもよーく分かるんだけど…
作品作ってる奴等に人の褌で相撲取ってばかりじゃダメだ!って人に出てきてほしい。
原作者が居て、売れてるのを適当に映像化して売って儲けるのは売るだけの奴等からすりゃ正解なんだろうけど、ロマンの欠片もないし胸を張ってする仕事って気がしない。
昭和の団地ノスタルジー
ペンギン・ハイウェイの石田祐康監督の作品。ペンギン・ハイウェイ同様に、小学生が本当に小学生らしいのがよかった。いつの時代も小学生は変わらない。子供の頃、まさに劇中に出てくるような昭和の団地に住んでいたわたしには全てが懐かしかった。エンディング曲と挿入歌の、80年代のニューミュージック(というジャンルがあった)を彷彿とさせるアレンジにもグッときた。そして、小学生はよく怪我をする。あまり後先考えずに行動するから。女の子の怪我が本当に痛そうだった。わたしも小学生の時、遊んでいて団地内の道路の縁石につまづいてこけて、車止めのコンクリートの杭に顔からぶつかって下唇の下をザクッと切ってしまったことがある。あれは痛かった。まだ少し跡が残っている。それを思い出した。
しかし、団地ノスタルジーだけで2時間引っ張るのはちょっとしんどかったかも。話は進展せず、もうちょっと笑いや謎解き要素があってもよかった。なんかモヤモヤが残る。Netflixで視聴したが、何度か途中で一時停止してあと何分あるのか確認してしまった。アニメの技術は特級なだけに、もったいない。
昔からの良きジュブナイルもの
可もなく不可もなくだけど昔からよくある良きジュブナイルもの。映像的にも物語的にも無難なのだが、言うほど悪くはなくむしろ良品といった感じ。
児童文学系の夏休みアニメといった感じだが、最近は変なにわかオタク、ファッションオタクの自己願望投影向けやアニメに逃げ込みたいオタク向けの、言ってしまえばオタク達に心地のいいアニメばかりが増えて、こういう子供達が見て何かを得れる。自分達を投影できるような作品が減っている中、ペンギンハイウェイなどと同様に子供が子どもらしく頑張ったり考えたり足掻いたり、子供が見るからこそ何か得られる作品。そんな作品はやはり素晴らしいと思う。
擬人化
日本は古来より物や場所など、ありとあらゆるところに神が宿ると信じられていますね
私ね、けっこう信じてるんですよ
それでね、物や場所とかにも大切なのは出会いじゃないかなって思うんですね
形のない匂いや音や音楽や映画との出会いとかも大切にしているんですけどやはりそこにも神が居るのかなと思う瞬間ってあるんです
あんなにも心が動くのですから
場合によっては人生がそこから変わるターニングポイントにだってなるんですからね
だからきっとのっぽも神なのかな
そうなると、全てが愛おしく無駄なものはなく粗末に扱うことなど出来なくなってしまうのですよ
出会いがあれば別れがある
きっとその時はおのずとわかるものなのかもしれませんね
団地が懐かしい
団地に住んでいませんでしたが、クラスの半分ぐらいは団地だったかな???団地内で遊ぶことも多かったので懐かしかったですね。
団地ごと漂流するドキドキとワクワクが楽しめました。
公開時に見に行けなかったのを思いだして、サブスクで見たのですが評判より楽しめたかな。
映画館で見るとまた違った印象になるかもしれません。
鑑賞後の疲労感…
キャラクターはそれぞれ個性的で良かったですが、
ほぼずっと喧嘩と仲直りの繰り返しのストーリー。
「疲れた…」というのが見終わった後の感想でした。
物語のほとんどがアパートの室内で繰り広げられる
というのも、これさっきも見た…と思わせる要因なの
かも。もう少しシーンや展開に動きがあれば退屈せずに見られたのかもしれないです。
やっぱり劇場で観たかった
少年少女たちの小学生最後の夏。彼らの別れとその旅を描いた作品。
子供たちの漂流物語は小さな頃から大好きで、当時劇場に行けなかったのが悔やしかったのを覚えてます。
まず団地ごと漂流するアイディア、これは実にワクワクさせられました。
それときれいな美術にキャラクターなども魅力的、ここら辺はコロリドの力を感じます。
サバイバル要素は殆どなく、皆の揺れる心を旅の中で育てていく話でした。
全体的にふわっとした空気で、明確な出来事もなく不思議なまま物語は終わります。
でも何だかその空気が心地良く、やっぱり劇場で観たかったですね。
何だかんだと楽しかったです。
温故知新って事だな。
ビルトアンドスクラップを繰り返してきた今の日本経済に対する警鐘って言う所だと思う。
アクションを入れ過ぎているのが欠点かなぁ。
取った行動が全て失敗なのがもう一つの欠点。
これでは『2年間の休暇』見たいなサバイバルになっていない。『蝿の王』だね。最後は言わずもがなたが。『蝿の王』見たくならなくて良かった。
そう言えば、一年くらい前に見た『ガガーリン』って言う映画ににていたなぁ。
僕が小学校に入る前の年に、千葉県柏市に『豊四季団地』が出来た。僕はその隣の『向原』と言う所に小学校一年の時に引っ越してきて、学校から下校して、豊四季団地に迷い込み、建物が皆同じで、迷子になった事を思い出した。しかし、番号がふっている事に気が付き、抜け出た事を思い出した。今、豊四季団地は全て建て替えられたと聞く。数年前に行ったが、その時はこの映画の様になっていた。当時はでかい建物群に見えたが違っていた。迷うような場所ではなかった。今はそれもない。
『すずめの戸締まり』や『天気の子』を大いに意識していると思った。観覧車出て来たときは笑い転げた。
しかし、パクリではなく、アンチテーゼに思えた。そんなに意識しなくともこちらの映画のほうが遥かに良いと僕は感じるが。
『ペンギンハイウェイ』が『すずめの戸締まり』で『すずめの戸締まり』はこの映画に!ペンギンですずめは無いだろ!と思ったら、観覧車は良かった。
追伸 好みにもよるが、主人公の活躍で社会を変えるって言う話よりも、『少女終末旅行』みたいに懸命に生き抜くって言う話の方が好きだな。そう言えば、『少女終末旅行』にも似ているかなぁ。
オチがイマイチ
少年少女のサバイバルと団地が動くというインパクトは良かったと思う。
ただオチに説得力がないというか、ふわっとしすぎてよく分からなかった。
少年少女メインなのに人間関係で衝突したり、サバイバルでケガをしたり妙にリアルなのも気になる。もっと前向きで希望のある展開でも良かったのでは?ターゲットが大人ならやはり終盤のストーリーに難がある。
もう少しピントを絞れば評価が上がったと思う。
団地が流行ってるの?
今団地が流行ってるのかな?
同じ団地アニメの「ぼくらのよあけ」よりは、こちらの方が好きです。
昔団地をネタにした物語りを考えたことがありましたが、団地が漂流する発想は無かったですね。
どことなく、千と千尋の雰囲気を感じましたが、気のせいかな?
インパクトは低い気がしますが、悪くは無い作品と言ったところでしょうか。
ノスタルジーを感じる作品
細かいことはおいておいて、ノスタルジーを感じることができればそこそこ面白い
明らかに漂流教室を意識しているが、漂流教室より酷い話ではなく
漂流教室よりキャラは可愛い
結局どうしてこうなったか最初から詳細はわからないが、最初はのっぽが夏芽を守るためだったのだと思う
最後の方の理由もよくわからないが、
元々、漂流教室だって時間移動の原因は論理的ではないんだし、こまけえことはいいんだよ、の精神で観るべきかな
現代の話ですが、昭和に子供だった大人向けのアニメかもしれない
セリフとか情景に昭和っぽさをなんとなく感じてしまう
個人的には好きな作品です
おじいさんとの話は特に良かった
ちなみに私と一緒に観た人は、主人公たちを中学生くらいにして、恋愛ももう少しあればよかったのにと言っていた
まあそれもありだったかも
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