茶飲友達のレビュー・感想・評価
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これから現実的に起こりそうな話
本当にありそうな話。
若者達は色々抱えながらも楽しそうなサークル活動の様に、年寄り達は自分が必要とされていると半分言い聞かせながら、それぞれの立場で違法行為を明るくしている。
若者達は日本の未来のためとか大きく堂々と言葉に出して顧客を掴んでいくが、蓋を開ければそこは非常にローカルで自分本位であり、言葉に酔ってるところに気づいていないのが現代的。それは最後にちゃんと表されており、いざとなったら自分の事だけ考えて関係無いと言い張ったり、金を金庫から奪って逃げていく。
主人公は最後まで年寄に寄り添おうとするが年寄りからは拒絶される。
この映画の登場人物は(お客である男性も含めて)誰もが誰かから必要とされたり認められたいという気持ちがあるが、それを他人への無意識的なマウンティングで満たそうとしてる様に感じそこが現実的。
ただこういう産業はこれから本当にニーズはありそう。
心のパンツを脱ぎ捨てて
非常にリアルで、散りばめられた問題ひとつひとつが身につまされる作品でした。
何より岡本玲の演技が素晴らしい。
“ファミリー”の前、一人のとき、家族と接する際と全然違う顔を、地続きとして成り立たせている。
『茶飲友達』への勧誘も、ビジネス的とも福祉的とも、宗教的とも取れる匙加減で絶妙です。
脇を固める面々も地に足のついた自然な演技で、身近に感じる。
パン屋の息子が好きでした。
ただ、ラストが急転直下すぎたのは少し残念。
松子がいきなり虚無の表情に戻り、「出会わなければよかった」と…
それまでの態度と、自分の中ではうまく繋がりませんでした。
逆に千佳や自殺した男性は、一貫して自分勝手さが滲んでいたので、(嫌いですが)実在感アリ。
お祝いのシーン(マナのくしゃっとした笑顔が印象的)からラストのギャップはエグい。
摘発のニュースも、他のものに紛れさせることで特別にしない姿勢が好ましい。
どちらが正義と一概に言えない問題を、誠実に扱っていたように思います。
まぁ、サスガにあそこまで的確にズバズバ言ってくる刑事もいないだろうけど。笑
群像劇として、周りのオチをもう少し描いてくれればなぁ、と思わないでもない。
割烹着のオプションは面白かった。
正しいことだけが幸せじゃないでしょう
2023年劇場鑑賞18本目 良作 64点
わたくし御用達の社会問題系ヒューマン映画で期待していた作品
正直、当サイトほどの好評価を感じなかった
なんか詰め込みすぎな印象で、高齢者売春もあれば、孤独を感じる若者と手と手を合わせて家族になりましょうとか、若者要素を絡めずに純粋に高齢者買春ドラマで良かった気がする
まあでも個人的に年配の方々の濡れ場やお色気シーンとか、もっといったら性よくある様をみるのが見てられなかったけどね
主人公の家庭事情によるこの取り組みに至る動機や理屈は説明もあるし、理解はできるけど、ちょっと純粋すぎるかな。確か実話ベース?だったっけ?もう少しビジネスとして割り切って上手くやれる気もするのにもったいない
見たときは期待もしていたからだと思うけど、思うようにハマらずだったから、また見たら印象変わるのかなぁ、機会があればまたみよう
まぁエロ期待する方がどうかしてるし、人情噺にもならんわね
2023年劇場鑑賞98本目。
高齢者女性を売春させていた実際の事件から着想を得たフィクション。だから実際は映画のような思想はなく、単に儲かるからやってたんだろうな、というのは前提であるのでしょう。
自分も福祉の仕事をしていて、色々本など読む過程で、福祉と性の話が出てくることがあります。自分は障害者と関わる方なのですが、高齢者にしても障害者にしても、福祉を受けるからには性的刺激は一切与えてはならない的な考えはもはや虐待だと思います。ただ、虐待防止法には「無理やり性的な映像等を見せてはいけない」などもあり、その無理やりの定義が自分では意思表示の難しい人にどこまで当てはまるのか、という問題もあります。性に限った話ではありませんが。なので高齢者が性的行為をすることに関しては全く抵抗はないです。自分の性的欲求を満たすためにこの映画を観たいとは全く思わないですが。
この映画の売春斡旋団体は一回につき5万から10万取っていた描写があり、みんな寂しいんだよ!とか言っていてもなんの説得力もない(まぁ女性側からしたらそれくらいもらわないとやってられないというのはあるかもしれないけど)と思いました。だったら晩婚活斡旋とかすればいいし。男も同じ額でもっと若い人いる風俗いけるのにやっぱり同じくらいの年齢の方がいいんですかね。風俗摘発は被害者のない犯罪と言われますが、そういった意味ではかわいそうに思いますが主義主張には共感できないなと思いました。
途中まで良いことしてるのかと思って観てたが
佐々木マナは、仲間とともに高齢男性者専門の熟女派遣クラブ、茶飲友達、を設立した。新聞に「茶飲友達募集」の三行広告を掲載し、男性たちのもとへ熟女を派遣するビジネスを行っていた。ティー・ガールと呼ばれている在籍女性には、介護生活に疲れた女性、ギャンブル依存症の女性など、いろいろと事情を抱える人たちがいた。マナと共に、茶飲友達、を運営する若者たちも、現代社会で閉塞感を抱え生きていたので、マナは、みんなをファミリーと呼び、暖かい擬似家族のようにしてビジネスを行っていた。そんなある日、1人のティーガールの客がホテルで自殺したのに放っておいて帰ってしまった事により売春ビジネスが発覚し、・・・さてどうなる、という話。
途中まで、お金を持っている高齢男性と一緒にお茶を飲み、話を聞いたりして、良いことをしてるのかな?、なんて思って観ていたが、やはり売春は法律違反だよなぁ、ってふと我に返ったような感覚を持った。ここから先は自由恋愛ですから、と言ってもお金をもらってセックスすると法律違反なんだろう。男がいかなかったらOKなのかな?なんてちょっと思ったけど、違うんだろうな。
奥さんを亡くし、お金を持ってる男性にとって、ただ単にセックスしたいのではなく、話を聞いてもらって、肌のぬくもりを感じたい、という心境なんだろうと思う。何かしらかの老人クラブのような所には行きにくいものなのかなぁ、なんて、自分の将来について考えさせられた作品だった。
大変面白かったです!
もっと若いのが
「人生100年時代」
恐ろしい時代です。
良くも悪くも長生きするいま
必ずしもそれが「良」とはならない現実が
この作品にはギュッと詰まってる気がしました。
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孤独に苛まれ、生きる活力が見いだせない
そんな思いで過ごしている人は
きっと老若男女問わなくて
そしてそんな人たちは、
ただ人と人との繋がりを感じたい。
人の温もりを感じたい(性的な意味ではなく)
それだけで十分な人も多かったのではないかと
言う気がします。
綺麗事でしょうか(苦笑)
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多くの人にとって他人事ではない「老」
貧困に喘ぐ若者と老人
いつまでも目を背けてはいられないそんな作品。
いそいそとおめかしをする男
大切に切り取っておいた新聞の広告を手に取り
電話をかけるも
「おかけになった電話番号は現在使われておりません」
受話器を落とし、膝から崩れ落ちる男の絶望感、悲壮感が
なんとも言えません。
「承知です」
なかなかきつく、居たたまれないストーリーと画作りであり、現実に起こり得る内容である
自分もそうだが、何故人は寂しいのか、そしてそれが年齢を重ねる毎に加速されていくのか、『人生100年』なんてそんな悪夢をよくもキャッチフレーズにしてしまうこの世に恨めしさしか思い浮かばない
そんな寂しさの中の人間達を冷徹に撮り続ける目線が本当に痛々しい
ただし、構成的に間延びしてしまった感が窺える もう少しコンパクトに仕上げてもよかったのではないだろうか?
妊娠の件、パン屋の件は、差込む事で重層感を演出したかったのは理解出来る ならば、あの家のファミリー感を演出するシークエンスはしつこくなってしまったのではないだろうか ラストの母との対面も、残念ながら違和感を禁じ得ない
なんだか、否定的感想が続いてしまったが、着想や妙齢の方のベッドシーンの連続はチャレンジングで大変素晴らしく、今後の超高齢時代の未来を描いてみせた先進的作品として称賛を送りたい
高齢化社会が抱える闇
高齢化社会をおける問題点を実際の事件を基にした社会派ドラマ。寂しさを埋め合う秘密の関係を見事に描いている。高齢者売春クラブは確かに違法行為ではあるがそれを知っていても寂しさには勝てない思いに共感した。まさに高齢化社会が抱える闇である。主演・岡本玲の演技力も素晴らしく彼女に感情移入し引き込まれた。
2023-57
【”砂上の楼閣上の新たなる高齢者セーフティネットと疑似ファミリー。”今作は、老人の生と性と死を軸に描きながら、人間の孤独や家族の本質について、観る側に問いかけてくる作品なのである。
ー 高齢者専門の売春クラブ”茶飲友達”を営む佐々木マナ(岡本玲)は、厳しき実母とは反りが合わず、家を出て売春をした後に、”茶飲友達”を立ち上げる。
独りで寂しき想いを抱える老人を対象にし、クラブを運営するマナ。そして、町でも高齢者には優しい。クラブの運営者達や、”ティー・ガールズ”と呼ばれるコールガールも彼女を頼りにしている。-
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・当初から違和感を感じていたのは、マナが”茶飲友達”では優しく微笑んでいるのに、独りになると虚ろな表情をしている所であった。
・マナは、スーパーで死んだような目でボサボサの頭の老女松子が半額のおにぎりを盗もうとした際に、咄嗟に彼女を庇う。そして、彼女を”茶飲友達”の”ティー・ガールズ”として迎える。
ー この彼女の行為は、後半、彼女が病に倒れた実母に涙を流しながら言った”一度でも、頭を撫でた事がある?””褒めたことが有る?”と言う彼女自身の母に愛されない寂しき人生の代償行動であろう。ー
・そして、松子はクラブの売れっ子になって行く。男性と肌を重ねるうちに、ドンドン綺麗になって行く松子の姿。
ー 70代の老人の7割が性欲があると語られる。-
・又、妻を亡くした男や他の初老の男も松子と抱き合う事で、生の実感を得て行く姿。
ー だが、一人の男が松子がシャワーを浴びている間に首を吊る。松子はそれに気づいていても止めない・・。問い詰めるマナに彼女が言った”貴女には分からないわよ・・。一人では死にたくなかったのよ。”
そして、全てがここから瓦解して行くのである。-
・警察が介入する前、”茶飲友達”のスタッフや”ティー・ガールズ”は逃亡。相手に認知してもらえない妊娠をした女性スタッフも金庫の金を全て持ち逃げする。
ー 残ったのは、松子とマナ。そして、松子が言った言葉”貴女になんか、会うんじゃなかった・・。”マナの自分の寂しさを癒すために造った”ファミリー”はアッサリと崩壊するのである。-
■警察の取調室で、マナは女性警官に”ルールに捕らわれない正義がある”と主張するが、”ルールはルール”と相手にもして貰えない。
マナの方に心が行っていたので、”そーいう杓子定規な対応をしているから、高年齢化社会の現状は変わらないんだよ。!”と内心思う。
そして、面会者が来る。マナの実母である。実母が言った言葉。”家族でしょ。”
物凄い、シニカルな展開である。
<劇中、”自分の孤独を他人の孤独で埋めるな!”という台詞があるが、マナの行為が正にそれである。
けれど、きっと、マナは本当に孤独な老人たちに生の喜びを与えたかったのだと思う。
だが、法を犯した報いは大きい。
マナたちが新たな客層として目を付けた老人ホームの男性達はホームを追い出されると、婦人警官は素っ気なく言うのである。
今作は、老人の生と性と死を軸に描きながら、人間の孤独や家族の関係性について、観る側に問いかけてくる作品なのである。>
<2023年4月16日 刈谷日劇にて鑑賞>
佐々木マナ、いい仕事してるな。違法だけど。
2023年映画館鑑賞18作品目
4月9日(日)フォーラム仙台
リピーター割引1100円
監督と脚本は『ソワレ』の外山文治
高齢者女性をコールガールに仕立て上げ高齢者男性向け会員制派遣型風俗店を営む若い女性の物語
主人公佐々木マナは母親とうまくいかずなかなか実家に帰らない
それでもやっと帰ったが母親とは和解できず
やっぱり家族は茶飲友達のみんなだ
しかし松子のミスで警察に摘発され佐々木マナらは逮捕され組織は解散することになる
茶飲友達(ティーフレンズ)のシステムは高級な茶葉を購入しホテルなどでティーガールズにお茶を入れてもらい飲むわけだがあとは自由恋愛というシステム
平たくいえば売春である
メシ奢ったんだからやらせろってのも原始的な売春といえなくもないし所詮ポリ公たちの気分次第である
平凡な男性諸君には残念なお知らせ
この日は三本観たがいずれも性風俗絡みでしかも背中程度で乳首お尻ヘア無し
日活ロマンポルノとかじゃないわけだしスマホでいくらでもエグいのが観れる時代だから逆にいいかもしれない
女性俳優の腕の見せ所といえる
ババアの裸なんて見たくないという男性もいるだろうけど
ババアというより明らかにおばあちゃんもいた
それでも自分としては見たくないといえば嘘になる
千佳演じる海沼未羽の芝居が良かった
医者に産む決意を語るシーンとマナに妊娠していることを告げるシーンが特に良い
ティーガールズの中ではカヨ役の岬ミレホが良かった
パチンコ狂でありながら「施しを受けるほど落ちぶれちゃいないよ!」という心意気は見習いたい
パンツ一丁の若い男をほったらかしにしてガールズトークをしているシーンが画像的に面白い
映画のスクリーンであれだけドアップで扇情的にもっこり観たら自分はあの男のパンツ下げたくなっちゃうな
いや下げる前に先っちょ当てゲームと銘打って触りたくなる
マナが瓶をラッパ飲みするシーンであえて警察を出さずカメラワークで警察に声をかけられた感を出すあれは大好き
逮捕されたマナが取り調べを受けたが刑事にむかついた
僕もどちらかといえばアウトロー側の人間なんだな
己の下半身も管理できない連中が民衆の性を取り締まるとは笑止
交番に火炎瓶を投げ入れるほど警察を憎んでいるわけではないが
どうせ違法なら特殊詐欺より喜ぶ人が多い分だけ絶対にこっちの方が良い
どうかお目溢しを
配役
茶飲友達の代表者で元風俗嬢の佐々木マナに岡本玲
半額のおにぎりを万引きしたところをマナに助けられた縁で茶飲友達のティーガールズとして加わった国枝松子に磯西真喜
茶飲友達のスタッフで妻子持ちの男の子供を孕んでしまう朝倉千佳に海沼未羽
茶飲友達の客で妻に先立たれ一人暮らしの時岡茂雄に渡辺哲
ティーガールの人気ナンバーワンの道子に瀧マキ
パチンコにハマっているティーガールのカヨに岬ミレホ
眼鏡のティーガールの鞠子に長島悠子
白髪のティーガールの千鶴子に百元夏繪
ティーガール梨々花にクイン加藤
ティーガールの多恵に海江田眞弓
ティーガールの花子に楠部知子
ティーガールズの京子に石川佳代
マナの参謀役の茶飲友達スタッフの鷹木匠に中山求一郎
茶飲友達スタッフ内藤良樹に鈴木武
松子に1番キレていた茶飲友達スタッフ葛西淳に佐野弘樹
茶飲友達スタッフの鶴田智美にアサヌマ理紗
茶飲友達のスタッフの橘みのりに中村莉久
茶飲友達のスタッフの谷口雄一に牧亮佑
元弁護士で法律に詳しい茶飲友達スタッフの中町慧に光永聖
マナの弟の佐々木孝太郎に重岡サトル
マナの母親の佐々木千草に名越志保
マナの取り調べを担当した刑事の菊池弥生に福田温子
脱サラをしてパン屋を始めたが失敗し今では車内生活をしている内藤良樹の父の内藤良雄に吉澤憲
茶飲友達の客でティーガールズに説教を始める藤田徹に吉田茂樹
妻帯者なのに千佳を孕ませてしまった挙句に責任を放棄する森嶋拓哉に荻野祐輔
生殖機能喪失した者同士の性行為に社会的にどんな問題があるかを改めて考えてみたくなる。
最初は老人同士の違和感を感じるが、
我が身を考えると思わず納得してしまうビジネスモデルである。
と言うことで、ビジネスならば未だに花街があるではないか⁈
ただ、高齢者専用ではなく、デリバリーではないと言うことだ。
ならば、買い手を送迎すれば成り立つかも知れない。
そんな花街付き老人ホームが出来るかもしれない。
などとつまらぬ事を考えてしまうぐらい需要のある商売かもしれない。
お粗末でした。
とても多くのことを考えさせてくれるいい映画でした。
故に多くのことを言い過ぎた作品でもありましたので星は4.5です。
2013年10月に高齢者売春クラブが摘発された事件を元に、
超高齢化社会の現代日本が抱える閉塞感や寂しさなど、
さまざまな問題を反映して描いた群像ドラマ。
老後に待ち受ける大きな「孤独」
配偶者の死、子どもからの「無視」「放置」、あるいは独りで迎える死、 孤独の中で生きていかなくてはならない日々が、私たちにもいつか訪れる
寝たきりにならない、ボケないための健康雑誌がたくさん売れても、孤独を解決する方法はみつからない そういう悩みの特効薬、特に男性にとって寂しさを埋めるのは性的関係であり、女性にとっても、その場限りでも自分が必要とされていると実感できる場面であろう
この作品の題材となった「事件」は、性的関係が高齢者の孤独を解決する特効薬であることで「大ヒット」するも、世間の常識から逸脱していることで「犯罪」となった
「カジノ」「パチンコ」「パチスロ」を導入した要介護者向けのデイサービスが脚光を浴びている 健康、体力づくり、食事、入浴、おしゃべりや創作活動よりも、射幸心、ギャンブルといった「本能」に着目したデイサービスが評価され、一方でこつこつと地道な「介護」は事業者間の差別化の中埋没していく感がある 「本能」に働きかけることで表情が変わっていく本作の高齢者を観て、いつか訪れる孤独への処方箋が性やギャンブルといった「本能」にしかないのかとも思った 岡本玲さんはCMでは馴染みがあっても、単発出演が多く、連続ドラマ・映画ではあまり見かけなかったが、娘の顔・組織の顔・姉の顔、そしてファミリーの顔と恐ろしくもなるような演技をみせてくれた もっと評価されて欲しい方だ また若いスタッフの父親との関係、母親との関係、シングルマザーの話は、今の若者の置かれている不安や葛藤でもあり興味深かった また子育て支援に我が国の首相は熱弁を振るっているが、職員も予算もない住民に近い自治体窓口の対応がよく描かれていた (3月29日 シネ・ヌーヴォX にて鑑賞)
寂しい心をどう埋めるかという普遍的課題
高齢者の性
「ルールはルール」
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