「これから現実的に起こりそうな話」茶飲友達 撃たれる前に撃てさんの映画レビュー(感想・評価)
これから現実的に起こりそうな話
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本当にありそうな話。
若者達は色々抱えながらも楽しそうなサークル活動の様に、年寄り達は自分が必要とされていると半分言い聞かせながら、それぞれの立場で違法行為を明るくしている。
若者達は日本の未来のためとか大きく堂々と言葉に出して顧客を掴んでいくが、蓋を開ければそこは非常にローカルで自分本位であり、言葉に酔ってるところに気づいていないのが現代的。それは最後にちゃんと表されており、いざとなったら自分の事だけ考えて関係無いと言い張ったり、金を金庫から奪って逃げていく。
主人公は最後まで年寄に寄り添おうとするが年寄りからは拒絶される。
この映画の登場人物は(お客である男性も含めて)誰もが誰かから必要とされたり認められたいという気持ちがあるが、それを他人への無意識的なマウンティングで満たそうとしてる様に感じそこが現実的。
ただこういう産業はこれから本当にニーズはありそう。
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