「凄い! 豊かな国のあり方のテーゼ?=高齢化の問題に一矢!」茶飲友達 SkyLockさんの映画レビュー(感想・評価)
凄い! 豊かな国のあり方のテーゼ?=高齢化の問題に一矢!
高齢化社会の中で、
高齢者にとってのSEXとは?
SEXの実情、そして必要性?
監督の主張は?
と、思いながら映画が進むと
どこに、矛盾があるのか・・
倫理だけの問題だとすれば・・
映画を見た、みんなは
もう少し、本気で議論すべきことだよと
監督の提案だ!ときづき思います。
伏線で、スタッフが
シングルマザーになることを
決意する場面があります。
でも、そのためには風俗で働くと・・
国の補助(金銭補助)のくだりがあり
マナ(岡本玲さん)は、言います
「みんなで育てればいいじゃん」
この「みんな」とは、国民で!
と、いうことの比喩ですよね!
この映画のキーワードは
「みんなで、支える」
日本の国が
みんなで支え合って(人種、生い立ち、収入等など、すべて解き放つて)
生きていけるなら
(そこに国の予算を使えば)
少しは、まともな国になりそうです!
そこには、これまでの倫理や常識的は
不要ですね。
あと、万引き「半額のおにぎり」が
気になりました。
賞味期限切れ
年老いた女性 の比喩?かなと
でも、終盤でスタッフの1人が、
その、半額のおにぎりを、食べるシーンが
ワンカットはいってます。
「パリッと」と、
新鮮な海苔の音が耳に残ります。
(半額でも、まだまだ新鮮ですよ?)
終盤で、また半額のおにぎりが
出てきます。
松子さんの買い物袋の中に。
松子さんは、半額になったおにぎりに
哀れ、同情、してたのでしょうか?
人生、どんな時も
「パリッと」は、
残し、失わずに、持っていたいですね!
良い映画を見れました。
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